どうもです。

ここ数年で自分のいる東海地方にも、駿河屋のFC店舗が次々と出店しています。というのも最近FCに参加しているのが地元の大型書店というのが特徴なんです。

数年前から三洋堂書店がFC展開始めたのをきっかけに精文館書店、さらになんと老舗の丸善書店が栄の本店の一部に駿河屋をオープンさせています。
郊外の大型書店は25年以上レンタルビデオCDを事業の柱としてきましたが、業界トップクラスのTSUTAYAを見ても分かる通り、近年ものすごい勢いでレンタル業が縮小してきてます。サブスクの動画や音楽配信が普及してゲームやCDの現物は使われなくなり、後何年かの内に再生プレーヤーが消えてしまうのではないかと予想されます。
こうした中での駿河屋店舗運営への参加は生き残りをかけて、拡大しているホビー系中古市場に活路を見い出した結果という訳です。
駿河屋店舗についてはFC展開のノウハウをかなり作り込んでいて参入障壁が低く、膨大なデータを丸ごと使用できるメリットがあるようです。また開店時には本部からスターター在庫も回してもらえるみたいですね。
さて、こちら側のユーザー目線では確かに沢山の店舗がオープンしてウインドウショッピングの選択肢が増えるのは魅力的です。一方で、駿河屋の中古販売価格相場については明らかに高いな、と感じるのは事実です。アニメグッズについてはまだしもホビー・ゲームやプラモデルは間違いなく他の同業店より高い相場になっています。(あくまで販売です。買取はまた別の話です。)
これをどう見るか、ですよね。よくYOUTUBEでゲームの福袋開封動画と言って駿河屋参考価格と比べて勝った負けたなんてやってるのを目にしますが、正直あの価格からして本当の価値に対する価格か疑問に思う所があります。
ちょっと飛躍した話になりますが、FC店舗が商売として少なくともかつてのレンタル事業と同じくらい継続していく為の売上を上げようとする中で、ユーザーが買いやすくまた持ち込みやすい納得いく価格で折り合ってやっていけるか現状では正直未知数です。
駿河屋の看板掲げている以上他店舗と足並み揃える事になる訳ですし、自力で売り場をコントロールできないのは実際分が悪いと思ってしまうのですが余計なお世話ですかね?
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