翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

カップの中の春

2010-04-04 | おいしいもの好き
桜前線が北上中ですね。
東京の桜は、寒の戻りもあり、ゆっくりゆっくりと開いて、今、満開です。

不況だろうが、政界がガタガタしていようが、ちゃんと桜は咲く・・・
なんだか、その姿は「時は、どうやっても流れていくんだよ」と、語っているようにも思えます。


                    


私の事務所近くの大きなビルの庭園に、沢山の桜の樹があり、
毎年この時期だけ、幻のごとく、その空間が薄桃色の花で埋め尽くされるのですが、
その時は、ランチに出掛け、窓際の席に座って、ふんわりとした景色を楽しんでいます。

まぁ、暖かければ、公園に座り込んでのお花見もいいですが、だいたいこの時期は、
まだ寒いんですよね。
元来、軟弱者の翠としては、もうちよっとヤワなお花見がよいのです。


で、こんなものをみつけました。 ・・・(正確には、試飲につられました)



さくら茶です。
結婚式で出されるような、塩漬けのさくらではなく、少しラズベリーの味が加えられたジャム状のさくらです。
ほのかな甘み、ほのかな酸味で、カップに咲く八重のさくら・・・美味で大変気に入りました。
カップもさくら模様の華奢なものを出して、ちょっと気持ちも盛り上げて。


これ、セゾンファクトリーのものなので、比較的手に入りやすいかと。


                    


もうひとつ、頂き物で眠っていたバラの蕾みのお茶を、最近よく飲んでいます。
そのままよりは、プーアル茶やウーロン茶と合わせて飲むと、程よい味で飲みやすいです。

 
急須で入れていますが、カップにそのまま茶葉とバラを入れて、
蓋をずらしながら飲むと、中国流です。この日は、小龍包のお供に。


数年前、中国の雲南省のレストラン(と言うより、道端の食堂)で、香りのいいお茶が出て来たので、
何だろうと思って蓋を開けたら、バラの蕾みがいっぱい入っていました。
その優しい香りが気に入って、お茶用のバラの蕾みを買って来て、しばらく頂いていたのですが、
バラだけだともの足りず、やはりお茶とブレンドするのがおいしいなー・・・と思いました。
あくまでも主役はバラで、お茶は脇役。
5煎目位まで、おいしく頂けますよ。

余談ですが、中国茶の中で、カップの中で牡丹や菊の花の形に開く、
工芸茶というのがあり、私も何度かお土産に買いましたが、
知り合いの中国人曰く、そのままで飲むには美味しくないお茶が、工芸茶にされるそうで、
あまりおススメでないそうです。
まぁ、確かに、言われればそんな気がしましたが・・・



                    



同じように、カモミールも、そのまま飲むよりは、少量の紅茶を混ぜた方が
おいしいように思います。

以前の住まいで、プランターいっぱいカモミールを育て、花が咲いては摘んで、
陰干しして、同じく自宅で育てたミント(これも干す)も入れて、紅茶と共に楽しんでいました。

ただ、カモミールはアブラムシが付くので、これを取り除くのが大変で、
今は育てるのを止めてしまいましたが、売っている物とは比べ物にならない程、
甘くいい香りでした。


                    


こうして、すっかり花見をした気になっています。
また、来年も、桜を見られる事を祈りつつ・・・


オマケ
 
ただ今、ネイルも桜色。しかし、指、太っ!!       入浴剤も無印良品のさくら味(?)で、季節を楽しんでま~す!!



甘くないなぁ・・・

2009-11-07 | おいしいもの好き
どうも消化器系の調子が良くない話は、何度かブログに書いて来ましたが、
処方された薬を飲み出したら、毎回キツかった食後の吐き気も無くなり、
おっかなびっくりながら、量も食べられるようになってきました。


原因はストレスかと、思い込んでおりましたが、色々とネットで調べていたら、
あちこちに共通して記載されていて、私自身が思い当たる事がありました。

   「食べてすぐ横になると、食べ物が逆流して炎症を起こす」

   「甘い物を食べ過ぎると、胃の動きが麻痺する」 

あー、たぶん、これだわ・・・・・

結局、原因は自分の怠惰な生活・・・・に間違いなさそう。
はっ、恥ずかしい。。。


いずれにしても、この先、改善はされず、とにかく養生あるのみとの事なので、
甘い物を自粛しなければと思った矢先に、漢方薬剤師のやくさんのブログに

   「甘い物が心身不良の原因になる

というような記事があり、こりゃあ本当にマズい事だと思い、スイーツ生活を心に誓いました。


でも、口寂しい、何か食べたい・・・・

これまで、喫煙者に対して、意地悪く禁煙を強いて来た私ですが、
吸えない苦しさに耐える彼らの気持ちが、少しだけわかったような・・・


とりあえず、甘くないおやつを置けば、チョコレートを買ってしまう事が防げるかも。
で、買ったもの。



おつまみにありがちなナッツ&煮干し。これは、塩気はあまり感じません。


 
食べ過ぎても身体にもよさそうな酢こんぶ。薄くてとろけてハマりました!


 
radgeneさんに教えて頂いたチーズ&トマト味のおかき。あっさりしていて、2-3個食べると満足!


なんと言うか、甘くないおやつって、こうしてみると、おつまみチックですやねぇ。


大昔に一世を風靡した「世にも美しいダイエット」には、
甘い物が欲しいと思う時、実は、身体が欲しているのは糖分ではなくアミノ酸だから、
お菓子ではなく、赤味のステーキを食べるといい・・・なんて書いてあったように記憶しているので、
おつまみ系というのは、まんざら悪くないのかもしれないですね。(あやふやな記憶です)
まぁ、塩分過多は、気にしなくてはいけませんけど。


他にも、砂糖抜きでレモンを効かせてものぐさ流アップルパイを作ったり、
おなじみのイチジクのドライフルーツをかじったり・・・・
料理の調味料やパンを発酵させる為の糖分は必要だし、まったく甘い物抜きには出来ませんが、
おやつという点では、心がけでなんとかなるものだと思いました。


そんなこんなで過ごしていたある日、夕食のお惣菜を求めて行った松屋のデパ地下。
ああ、魅惑のスイーツ売り場!

   ケーキはいけません・・・  ケーキはいけない!・・・  ケーキはダメだぁ~


心の中で、何度となえた事か・・・


そして魔の手が・・・


   まぁ、ケーキじゃなくて、プリンだから、いっか・・・


して、買って、しまいました・・・  




かつて何か特別な事があると、ボスにねだっては、六本木の町を買いに走っていた
キャンティのプリン」。
お店でデザートに供されているものを、カットしてもらって、テイクアウト出来たのですが、
卵の風味がしっかりして、堅さもそこそこあり、甘くない生クリームと、
香り高いラムレーズンが添えられており、永年にわたり、プリン好きの私の中でも、
王座を確保する程のお気に入りでありました。

松屋で買ったこのプリンは、昔のお店のとは違い、とろけるタイプで、舌触りがなめらか。
でも、カラメルソースの苦さだけは、あの頃のままのようで、嬉しかってです。


   うぇ~ん、おいしいよぉ~!!


こうして、禁スイーツを破ってしまうと、胃の調子が落ち着いて来た事もあり、
歯止めがゆるみ、「絶対においしいよなー、あれ・・・」と、内心思っていた
堂島ロール人気に乗じたと思われる、ローソンのプレミアム・ロールケーキ
プレミアム・シュークリームに、次々と手が伸びてしまいました。
偽物じゃない生クリームを使っているのは、やっぱり美味しい。
これを徒歩3分の場所で、24時間売っているなんて、罪なお店だわ。


そして今度は調子に乗って、カレーを作って食べたら、また胃が悲鳴。
うなるほど苦しく、寝不足になった程に。。。今度こそ自粛。。。。


やっぱり、スイーツを禁止しても、意志の弱い私が、自分を許してしまった時、
胃に負担がかかりすぎる位食べてしまいそうなので、「減」スイーツを心がけて、
うまくバランスとる事が、差し当たってはよさそうに思えました。


また昆布を齧って、口寂しさを紛らわせる生活に戻ったのですが、
そんな中、私の為に作ってくれたのではないかと思うスナックを、無印良品で発見致しました。



総菜スナック、卯の花と里芋の煮ころがし。

 
まぁ、カロリーも塩分もほどほど。で、お買い上げ! 他に肉じゃがも売っていました。

えーっと、どんなものかと申しますと・・・・

 フリーズドライの里芋煮 大小あわせて6個入

口に入れると、かさっとか、もろっとか、します。
しばらくすると、里芋かな!? っと言うねばりが、口の奥の方で感じられます。
噛むと言うか、溶かすと言うか、いつの間にか無くなっていると言うか・・・

多くを語るには、とても難しい食べ物です。
味は、里芋を煮た味、そのものなんですけどね。

個人的な好みとしては、卯の花はけっこう気に入りました。
甘くないおやつとしては、なかなか画期的な品ですかね。

問題は、いつまで販売され続けるか・・・と言う気がしないでもありませんけど。

禁スイーツも、いつまで続く事やら。でも、我が身の事ですからね。
とりあえずは、クリスマスには、ちょっとご褒美しちゃおうかなぁ・・・ん!?


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似ていて、安くて、美味しくて

2009-02-07 | おいしいもの好き
北海道に出張で出かけると、空港で出発を待つ間、つい土産物店に入ってしまいます。

あっちウロウロ、こっちウロウロ・・・
いつも似たようなラインナップなのに、毎回、目新しいものはないかと、チェック。

よく買うのが、ロイズの生チョコレート
もう15年位前でしょうか、初めて、頂き物で、これを食べた時、感動しましたよ。

お酒はあまり強くない私ですが、お酒の香りのするお菓子は大好き。
カカオ濃度が高くて、苦くて固いチョコレートは、胃が痛くなるけれど、ミルクチョコは大好き。

で、お土産物店をのぞくと、ありました! 季節限定商品!



色々食べたあげく、一番美味しいと定番で買うヘネシーの香り高い「ビター」、
そしてキャラメル風味好きの私の心をくすぐる限定商品「キャラメリゼ」。
「キャラメリゼ」の方は、バランタインの17年物の香りがします。



もちろんゴディバとか、おいしいチョコレートは沢山あるけれど、
トリュフ1個200円とか300円は、自分で買って食べるには、ちょっと贅沢すぎるような・・・
だって、1個じゃ、おさまらないんですもの。

国産メーカーのチョコは、値段のバランスで考えると、イマイチのような気がしますが、
個人的な好みとして、ロイズの生チョコは、ゴディバに引けを取らない美味しさだと思っています。
たぶん、生クリームの質がいいのではないでしょうか。



冷蔵庫から出して、少し室温に戻して食べると、とろけて、お酒の香りがふわんと口に広がります。
あぁ、至福のひと時。2個食べれば、気が済みます。


もう1つ、一度は食べてみたいと思っている、かの牧場の生キャラメル。
売り切れ続出との事ですが、空港では山積みで売られておりました。
まぁ、工場で大量生産されるようになったとの噂も聞きましたし、
結構、手に入りやすくなっているのかも。
12粒で850円だったかな!?・・・うーん・・・高くなーい??

これまでも、何度かみかけてはいたものの、どうもそのコストパフォーマンスで、
自らは手が出ませんでした。貰ったら、嬉しいですけどね。

代わりと言っては何ですが、数年前から大ファンになった酪恵舎の「ミルクジャム」を買いました。
いつも蟹を取り寄せるお店で、時々取り扱われているのですが、とりあえず空港でみつけて、即GET!!
実のところ、これぞ、生キャラメルって感じです。





グラニュー糖がキャラメル化した味と、やさしいミルクの味が、とてもうまくマッチしたものです。
かのフォションを始め、ミルクジャムは販売されていて、あれこれ試してみましたが、
酪恵舎の「ミルクジャム」が、群を抜いて美味しいと、私は思います。

スプーンですくって、まずはひとなめ。。
パンに付けても、アイスクリームにたらしても、
コーヒーや紅茶で、キャラメルマキアートのようにしてもよいのですが、
私が密かに好きなのは、チーズにかけて食べる事です。



生のモッツァレラ・チーズに、たらりとミルクジャム・・・

こうして、お手軽にGETしたスイーツを前に、1人ほくそ笑んでいる私なのでした。
結局、自分で食べるのだから、自分が美味しけりゃ、いいのよね。


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知らぬは損、おいしいもん!

2009-02-03 | おいしいもの好き
                           この日、マイナス10℃でした・・・


みなさまは、北海道のおいしいもの、と言えば、何を思い浮かべますでしょうか?

蟹? じゃがいも? どうもろこし? 塩ラーメン? 牛乳?

東京育ちの私が、長年イメージしていた事は、こんな感じでございました。

    蟹は、茹でた身を、ほじくりだして、黙々と食べる。
    じゃがいもは、ふかした熱々を、バターをたっぷりのっけて食べる。
    とうもろこしは、焼いたヤツを、歯に挟まるのも省みず、ひたすらかぶり付く。
    ラーメンには、バターを落とし、からめながらズルズルといただく。
    牛乳は、腰に手を当て、ごくごく飲む。時にアイスクリーム!

いえいえ、北海道の食の底力は、もっと凄いものがあります!


実のところ、先週、所用があり、北海道へ行って参りました。

折しも、この冬一番の冷え込みだという、マイナス10℃の朝、5時起きで外へ。
体中にカイロを貼付け、重装備で行ったものの、靴底からの冷えは、ハンパではありませんでした。ぶるっ!!


さて、滞在中の食事・・・お寿司屋さん・炉端焼き・お蕎麦屋さん・・・

お寿司は、東京より大きめなので、沢山の種類を食べられないのが残念なのですが、
北海道に行ったら是非! と思われるネタをいくつか。

基本、私は貝好きです。できれば、レモンちょっびっとと、塩で食べたいところ。

「つぶ貝」・・・・コリコリ・シコシコです。これ、絶対にアワビより、美味しいと思うんですけど。

「ホッキ貝」・・・今が旬です。東京で食べるものより、ずっと味がしっかりして、甘い感じがしました。

「たんたか」・・・ヒラメの一種らしいのですが、初めて聞いた名前でした。
         他にも、オヒョウヒラメも寿司ネタにありました。
         (脂の乗りがイマイチだというので、今回は、縞鯵に変更。)

「ぼたん海老」・・ぷりぷりしたのを生で。季節によっては、ぶどう海老というのも美味しいです。

「うに」・・・・・東京で食べたら、腰をぬかしそうな値段のバフンウニも、北海道なら心置きなく頂けます。
         紫ウニより、バフンウニです。まぁ、値段も違うけど。ついでに言えば、ご馳走になったけど。

「ヤリイカ」・・・軟弱でないイカが好きです。新鮮さを物語る甘さでした。

もちろん、イクラや、帆立も外せません!


今回は食べませんでしたが、夏に行くと食べるものは・・・

「さんま」・・・・三陸に南下して脂が抜ける前の一番いい状態は、北海道ならでは。

「とき」・・・・ 「時知らず」といわれる、秋でなく初夏に上がる、とても脂の乗った鮭です。

仕事先の人が一緒だったので、写真を撮るのははばかられまして、すみませんです。


                    


夜は炉端やさんに連れて行って頂きまして、またもや北の幸を堪能。

丁度、たち(真鱈の白子)の旬でありまして、
お刺身と、軽く焼いたものにポン酢餡がかかった物を頂きまして、
そりゃあもう、悩殺的においしゅうございました。
見た目で食わず嫌いの方も多いと思いますが、くさみはまったくありませんし、
人生の大きな楽しみを一つ取り逃がしていると言っても過言ではありません!
夏のウニと冬の白子、あぁ、北の誘惑でございます。

あと、いつも〆に頂くのは、イモ団子です。
じゃがいもを、グルテン分が出るまで、ひたすらつぶして固めたものらしいのですが、
これを炉端で焼いてもらって、バターを載っけるか、砂糖醤油をちょっと付けて、
“あっちっち”のところを頂きます。



これは、空港でバックに入ったイモ団子を買って、自宅でバター焼きにしたものでございます。
残念ながら、北海道で食べた物とは、比べ物にならない位、おいしくなかったです。
なんとか、自分で作れないものでしょうか・・・


えっと、時々、イモ団子ではなく、ふかしたジャガイモを頂く事もあります。
その時のお供は、バターじゃなくて、イカの塩辛です。
これが、熱々ねっとり、ほのかな甘みのあるジャガイモに、合うのなんのって!
これまで、お芋類は、どうも“もったり”してツマミにならないと思い込んでいましたが、
結構イケてしまいます。
ぜひ、お試しあれ!です。

それから、高級魚の「めんめ(きんき)」も北海道で獲れるそうで、
鯛の代わりに、おめでたい時に食べる「湯煮」というのを、以前、頂きましたが、
これまたとんでもなく美味しいものでございました。
ただ、湯に少し塩を入れて煮るだけとの事ですが、ものすごく脂が乗っているので、
それが湯でほどよく緩和され、身は柔らかく、大根おろしと醤油を少々かけると、
まぁ、絶品でございます。
どうしてこんなに美味しいものが、東京で見かけた事がなかったのか・・・
仕事仲間のどんなグルメな人に話しても、知っている人はいませんでした。


                    


聞く所によると、北海道はお蕎麦の産地だそうで、圧倒的にウドンより蕎麦を食べるらしいです。
今や、蕎麦粉はカナダ産に圧倒されていると思われるのですが、
やはり北海道の蕎麦屋さんは、北海道の蕎麦粉をちゃんと使用しているらしいので、
気分的にも美味しい気がしてきます。

そして最初に出てくるのが、「ぬき」です!



これも、なぜ、他の地で見ないのか不思議なのですが、かけ蕎麦の、蕎麦をぬいたお汁だけのものを、
まずズズっと、いただくのが、北海道流との事。
東京で、鴨セイロを頼むと出て来るつけ汁より、もうちょっと飲みやすい塩加減という感じ。
親鶏をじっくに煮込んでいるというスープは、実にいい出汁が出ており、
とにかくあったまるところが、北海道のニーズに合っているような。

一応、江戸っ子なもので(祖父は東京生まれじゃないけど)、基本、どんなに寒いときでも、
蕎麦は冷たく締めたものと、心に決めております。
で、「ぬき」で胃を温めた後は、天セイロを頼みました。



なぜかはわかりませんが、どこへ行っても、この界隈、お蕎麦が緑色なんです・・・
以前の記事にも、ちょっと書きましたが、抹茶でもなく、昆布でもなく、入っているのはクロレラです。
蕎麦の味以外は、妙な香りも食感もなく、食べると至極普通に
蕎麦粉の香りのしっかりした、おいしいお蕎麦。

クロレラって、子供の頃に流行った記憶がありますが,元々何なのでしょうか?
まぁ、健康にはよさそうですよね。


日本全国、情報も食べ物も、行き交っている気がしますけれど、
まだまだ知らないおいしいもの、きっと沢山あるんだろうなー・・・と、
北海道で食べた美味しいものを、一人うっとりと思い出しながら、
まだ見ぬ美味に、心をときめかせるのでした。


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※北海道の皆さんがご覧になると、ちょっと違うと思う事もあるかも知れませんが、
 これは道東の方で、私が体験した事です。どうか、ご容赦下さいませ。


美味にとろけっぱなし

2008-12-21 | おいしいもの好き
土曜の昼、最愛の方が、ワタクシのもとに、いらっしゃいました・・・

 こんなお姿で。


最愛の方をお迎えするべく、先週末は、お休みになる部屋を一生懸命お掃除したのですが、
ちょっと予定より、お太りになられたようで、お通しすると窮屈そうになさっていました。

 

お部屋は引き出し2段に分かれていますが、先にいらしていたクリスマス用のチキン様もなかなか恰幅のよい方で、
まぁ、入り切らなかったわけです。

で、お正月にこっそりデートしようと思っていた最愛の方を、
少しだけ、その夜いただいちゃう事にいたしました。 でへっ




こちらが最愛の蟹しゃぶサマ、ちなみにお得なMサイズでございます。




んで、半分位解凍させたら、お鍋に「しゃぶ」っと潜らせて、ちょっと早いかなと思う位で引き上げると・・・




     甘~い!! ほわほわ~!! やわらか~い!!


実のところ、ワタクシ、以前、グルメ本の監修のような事を、ちょこっとお手伝いでした事がありまして、
これまでの人生、人一倍、美味しいものを頂いてきたと思うのですが、
数年前にここの蟹しゃぶと出会って以来、「美味しい」という概念がすっかり覆されました。
それまで食べた蟹と全く違ったのです!


世の中に美味しいものは沢山あるけれど、感動する程美味しいものは、そうそうない!!


そう思わせてくれた逸品です。
この写真の「ボケ加減」が全てを物語っておりますです、ハイ!


ちなみに、この蟹しゃぶに付いて来るタレが、また美味しくて、甘みを一層引き立ててくれます。

蟹を一尾丸々というのも豪華でいいですが、蟹しゃぶだと、殻から取り出す手間がかかりませんし、
熱々は、茹でたてを食べているのと同じような感じなので、私としては、とてもお得感を感じるのです。


先日から「ひとこと」で、私がこの蟹しゃぶの話しをしたら、お正月用に注文された方が何人かいらっしゃいまして、
びっくりすると共に、ちょっと責任を感じないでもありません。

この蟹しゃぶのコツは、必ず“半解凍”で鍋にくぐらせる事です。
凍ったまま入れると、中まで温まる迄に時間がかかり、旨味が逃げてしまいます。
苦節、何年!? 太いのやら、細いのやら、ズワイやら、タラバやら、色々と取り寄せて
食べてみたあげく、ポイントはここだと思った次第です。

こうして食べれば、とろける美味しさ間違いなしですよ~!!


                 


本来、クリスマスが過ぎた頃に、お越し頂けばよかったのですが、この日に届けてもらう事にしたのは、
もう1つの絶品が、年内最後の配達日だったからです。




厚岸の生牡蠣でございます。
ワタクシ、牡蠣が大好物で、殻付きのものを年に何度かリピート買いしているのですが、
今回は牡蠣フライを作りたかったので、むき身の物を注文しました。

しかし!

     むき身なのに、甘ーい!!

いわゆる牡蠣臭さはあまりないのですが(殻付きでもそう)、旨味と甘みと柔らかさと、
もうとろけます~!

リピしてから知ったのですが、これは牡蠣の養殖で名人とされる中嶋さんという方が
育てているそうで、なかなか手に入らない逸品だと、某和食店の方がおっしゃってました。

そりゃ、美味しいわけです。




いつも決死の覚悟でやっている、窓とベランダのフェンスのガラス掃除を、
タイミングよくやってきたTちゃんが手伝ってくれたお陰で、早々に終わったので、
とっておきの頂き物のワインを開けちゃいました。(いや、開けさせられました)


     くぅ~、これもとろける~!!


                 


で、今日のお昼は、念願のカキフライ~!



これまた、じゅわっと、とろけました~!!


     はぁ~~、シアワセだわ~・・・


世の中の全ての物や、人や、その他諸々に、感謝したくなるような美味しさ。

贅沢と言えば、贅沢かも知れませんが、豪華なクリスマスディナーにも行きませんし、
お正月にひっそりと1人でほくそ笑んで食べる位は、お許しいただけないでしょうか。

最愛の方は、まだ冷凍庫に沢山眠っています。
また、お目覚めになられたら、ちょっとご紹介させていただきますね。くふふ。



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