翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

よろこばしきコト

2010-11-23 | 女同士のナイショ話
先日買ったビニール温室はなかなか優秀で、晴れた日は水温も20℃を越えます。
同居させたクリスマス・カクタスも着々と開花に向かっています。


最近、リアルに幸せを感じる事があります。
なんだか良さげなホルモンが、脳内いっぱいにひろがっている様な感覚です。


特に、幸せを感じるのは、やはりメダカの存在で、
天気がよくて水温の上がった日に、水鉢の中を泳ぐメダカの影が底に映って、
その影がなんとも愛おしく感じます。

命の気配みたいなものなんでしょうか。

部屋にいても、ベランダにメダカがいて、ひっそりと夜を過ごしていると思うだけで、
とても心温まる思いがします。
メダカを飼って、本当によかった


                              
      


実は、夏の健康診断のマンモグラフィーで、胸に腫瘤が映っているとの結果が出て、
不安を抱えて出張に行き、その後やっと精密検査に大学病院へ。

再度マンモグラフィーと超音波の検査を受け、やはり腫瘍が確認され、
今度はその腫瘍の生検という事に。

ちょこっと針を刺して細胞を吸い上げるかと思いきや、
(一応、ネットで事前に勉強していました)
局部麻酔を3本も打たれ、結構ごつい器械が登場して、太い針を刺し入れ、
痛くはなかったものの、バツンバツンと衝撃と共に針3本分の腫瘍の組織を吸い上げたようでした。
で、看護士さんの持つガーゼを見たら、血だらけで、ええっ!?って感じでした。

予想外の展開にショックで、えっ!?えっ!?と、自分でも何が何だか混乱して、
思わず2駅先の病院から自宅迄、トボトボと歩いてしまいました。

その後、針を刺した跡からは翌日になっても出血し続けているし(10分もしたら止まると言っていたのに・・・)、
引き攣れた感じで、四六時中、イテテテテテテ・・となるし、
その上、2日後から針跡を中心に、かなり大きな痣が出現して、
これがどんどん濃く大きくなって行くので、さすがにマズイ事が起きていたら大変だと思い
病院に電話しました。

内出血だそうで (こうなるんだったら、先に言ってよね!!)、
薄くはなりましたが、2週間以上経った今でも、まだ痣は消えきりません。。。

で、やっとやっと、検査結果が出たのですが、結果は良性でした。

 はぁ~・・・よかったぁ~・・・

私のまわりには、乳癌経験者が沢山いるだけに、この恐怖は、とてもリアルなものでした。

しかし、最初に健康診断で要精密検査と出てから、2ヶ月半。
この不安期間、もうちょっと短縮できないものかと、思わないでも無く。

まぁ、月並みですが、こんなにちっぽけな存在の私でも、何か故あって生かされているんだなー、と
しみじみ思った出来事でした。


                            



左の2株が胡蝶蘭です。右は、すっかり育ったマンゴーです。去年は、胡蝶蘭と同じサイズの鉢に植わっていたのに・・・

さて、我が家には、胡蝶蘭が2株あるのですが、花を付けるのは1株だけ。
同じ環境で育てても、1株はどうしても花をつける茎が出てくれず、
しかも昨シーズンに至っては、2株共、茎がでず、花も見られませんでした。

しかし!
今年は、いつも花が付く方の茎が伸び始め、やったー!と喜んでいたら、
これ迄、まったく茎が出なかった方にも、小さな茎が出始めているではないですか!!


わかりずらいかもしれませんが、株元から指を立てたように、上に向かってちょこっと出ているのが茎です

 うぇ~ん、嬉しいよぉ~!!

思わず、葉を撫でて、何度も胡蝶蘭に向かって、「えらいねぇ、ありがとうねぇ」とつぶやきました。

この胡蝶蘭は、母が亡くなった時に、知り合いのレイコさんから枕花として頂いたのですが、
切り花のように毎日の手入れの必要もなく、49日の頃迄咲き続け、
本当にありがたい贈り物でした。

お子さんがいなくて、私が子供の頃からずっと可愛がってくれたレイコさん。
この胡蝶蘭が咲くと、それはレイコさんが咲かせてくれるのだと、思えてなりません。
残念ながら、レイコさんは、2年前に亡くなってしまいましたが、
彼女の冥福を祈って、私も胡蝶蘭の鉢植えを枕花に贈らせて頂きました。


                          


さて、他にも、着々と春に向けて、球根がニョコニョコと顔を出し、楽しみを増やしてくれています。



太いのが水仙で、細いのがムスカリです。また、植え過ぎ状態の気がしないでもないですが・・・




前シーズンの失敗として改善しなければと思っていたのが、チューリップと水仙を一緒に植えた事でした。
掘り上げた球根が似ているので、選別できないんですよね。

で、今年は、チューリップだけを植えたつもりなのですが、どうも葉の形を見ると、
ムスカリが混じっているような・・・




これは、サラダ用のベビーリーフです。
色んな種がミックスされているのですが、ズボラで花を咲かせてしまった
サンチュの二の舞いにしてはいけないと、せっせと間引いては、サラダにしています。


                          




もう1つ喜びのオマケ!

実は、少し前に誕生日を迎え、勝手に自分に御祝いをしちゃいました。
エステに行って、前から一度食べてみたいと思っていた堂島ロールの和風版の
「瑠璃」のお抹茶ロールケーキのハーフサイズを購入。

これね、結構甘いんじゃないかとか、あんこが重いんじゃないかとか、
ちょっと心配していたのですが、さすが堂島ロール!
抹茶のほろ苦さが絶妙で、甘さも控えめ、くどさもまったく感じず、
感激ものの美味しさでした!

何より、銀座三越の堂島ロールは、大行列しているけれど、ここ(瑠璃)はまったく並ばずに買えました!
あっ、これ、教えたくなかったなー・・・・


まぁ、幸せは独り占めしちゃ、いけませんよね!


                          


実は昨夜、もう1つ、嬉しいニュースが飛び込んで来ました。
これは、またそのうち報告しますね! ヒントは・・・です。





鏡の中のワタシ

2010-03-20 | 女同士のナイショ話
実のところ、ワタクシ、色んな事が気になる「お年頃」でございます


いつも行く美容室・・・カラーリングとカットで最初から仕上がり迄、
シャンプーされている時間を除けば約2時間、ずーっと鏡に向かっているわけで、
おのずと我が顔を見ざるを得ないのですが、これが、直視できない程、くたびれて映るんです。

私って、こんなにタレ目だっけ、とか、
あれ、ホウレイ線が出ているわ、とか、
頬のラインが下がって来たなぁ、とか・・・

毎朝メイクをする自宅の鏡に映る顔とは、随分違うんです。

なんでこの鏡、こんなにいじわるなのよ!!

と、どこにも当たる場所のない怒りを、鏡の中の自分にぶつけてみたものの、
これは魔法の鏡じゃなくて、正真正銘の鏡なのだから、
きっとそこに映っているのが、本物の私なのでしょう。。。とほ。


自分でも、心当たりがなきにしもあらずで、同級生達との昨年の新年会で撮った写真が、
まさに、これ! なーんかダレた顔してる。。。
なんとかしなくちゃなー・・・・と思う事、1年近く。


                      


奇しくも、年末から、ここのところめっきりなかった結婚式に、続いて出席する事になり、
結婚式と言えば、付き物は「写真」であり、ずーっと各所で見られるものだから、
ダレた顔のオバはんで保存されたら、悲し過ぎる・・・
これはなんとかせねばと、一念発起。


まず、写真に映る時は、顎をちょっと引き気味にする事。
これで頬のダレは、ちょっとシャープになります。

それから、顔の小さい人、誰が見ても美人という人の横に並ばない事。
これで度々失敗しております。


それから、目ヂカラUPをと、しっかりと入るアイラインを使ってみようと思いました。
とは言っても、どこ迄が目だかわからないような、イマドキの渋谷のお嬢さん方や
キム・ヨナ選手のような、巾5mmもあるようなはアイラインは、さすがにはばかられ、
「細く・しっかり」を目指してみました。

もともと、リキッド状のアイラインが苦手で、必ずボテッと出てしまい、
東南アジア某国のオカマが、びっくりした時のような顔になってしまうので、
鉛筆タイプか、繰り出しタイプを愛用しておりました。ただ、力強くは行きません。

雑誌をみたりして、割と色々な人が、使いやすくて、思い通りの細さに描けるという
ジェルライナーを買ってみました。
墨壺に堅めの筆で、ちょいちょいと墨を取り、つつーっとラインを引くという感じでしょうか。
これね、思ったより、ずーっと簡単でした、オカマ・メイクにもならず・・・


左がジェルライナーで、上がその筆です。
右下は、もう5本は使い倒しているクリニークのブルーのマスカラです。
かなり明るいブルーですが、まつ毛に乗せるとほとんど黒で、
光に透けたときだけ青く見えて、目元すっきりという感じになり、大変お気に入りです。



さて目ヂカラの、もう1つ、大きな悩みは眉の形です。
もともと、眉間が離れた南方系の顔立ちの為、眉を描かないと、本当にマヌケな顔なのです。
しかし、切ったり、削ったりして、アイブロウで描いても、骨格の問題もあり、
どうも左右が綺麗に揃わない・・・

そんな時、ふと生協のカタログにこんな物が載っていたのを思い出し、
ちょっとバカにしていたのですが、試しに買ってみました。


これ何だかわかります?

眉の定規です。
これを自分の眉に当ててみると、随分とバランスがよくなかった事がよくわかり、
この中を、アイブローで描き潰してみました。・・もちろん仕上げにブラシでぼかしましたよ。

おお~!  

なんか自分の顔が、しっかりした気がしました。

それから毎朝、定規でお絵描き。
鏡を見ると、今迄とは違った自分が映っていて、なんだか新鮮。


そしてあちこち出掛けていたのですが、なんとなく心に引っかかるものがありました。
とあるデパートの鏡に映し出された私の顔・・・・

この顔、どこかで見た事あるよなぁ・・・


                       


あっ、この顔、あの人みたいだわ・・・ Click 「あの人」


やり過ぎたぁ~!!


たぶん、私にしては、眉間があまりに寄り過ぎなんです。

しかし、うちに遊びに来た友人に、眉定規を当ててみた所、ほとんどこの形でしたので、
通常のお顔の方は、大丈夫なのだと思います。

結局、この定規で描き潰した部分から、はみ出した眉毛を伐採し、
あとは日々、残った眉毛に沿って、アイブロウを乗せれば、なかなかいい感じに整うようになりました。
まっ、無駄に終わらなくて、よかったわ、眉定規。


こうして、なんとか写真に映るときだけは、マイナス5歳のサバを読む事に成功した感じで、
親戚の結婚式で、かなり酔っぱらった叔父も、

「いゃあ、××(翠)ちゃんは、若いねぇ、女優さんみたいだ」

なーんて、言って、写真をいっぱい撮ってくれました。えへへ。


男性諸氏は、まったく無駄な努力だと思われるかもしませんが、
普段から、5分に1度は、写真を撮られる時の「にっ」と言う口角を上げた顔をすると、
顔の筋肉が衰えず、老化が防げるのだそうです。
まぁ、会社とかで誰かに見られると、ちょっとした噂が立つかも知れませんが・・・


結局、自分の家の鏡で見る顔は、意識して見るので、表情を自分で作っているんですよね。
だから、見るとも無しに目に入る、美容室の鏡やショーウィンドウに映るのが、
普段、まわりの人が見ている私の顔なんだと思います。
まぁ、口角を上げて、がんばってみましょうかね!



今、我が家のベランダガーデンは、ムスカリとアネモネが満開です!

アラウンド50の抵抗

2009-01-15 | 女同士のナイショ話
たしなみ 【嗜み】

     〔動詞「たしなむ(嗜)」の連用形から〕
      (1)好み。趣味。
      (2)平常の心がけ。用意。
      (3)つつしみ。節制。
      (4)物事に対する心得。特に、芸事・武道などの心得。
  
                      (goo辞書より抜粋)





先日の連休中、仲良しのiちゃんと連れ立って、横浜に行ってきました。
時は、ウィンターバーゲンの火ぶたが切って落とされた日!

中華街でご飯を食べる前に、セール見たさに元町を右往左往。
ハイティーンの頃に、ハマトラ流行りし時代を過ごした私たち40代は、
元町特有の、コンサバティブな品の良さというのは、どこかほっとするものがあります。

しかし、ウィンドウをのぞいて良さげな店も、入ってみると「あれっ!?」と思う事が、
何度かありました。

    ここは、私たちより、おばさん向けの店だわ・・・

なんというか、全体的に緩い感じのシルエットと微妙な丈。

すっきり見えるワンピース ⇒ でも、もっと後になっても着られる ⇒ 今着ると、老けて見える!?

そして、ちょっと複雑な心境で、苦笑いをしながら、その店を出るのでした。


40代半ばを過ぎて、自分たちが世間的に見て、“おばさん”というカテゴリーに入るのは、
致し方ない事と認識しています。
体型だって、いささかおばさん化しているのも認めます。
しかし、自分たちが幼い頃にイメージしていた“おばさん”と、自分たちは違うと思えてならないのです。

特にスタイルが良く、美人で、オシャレにいつも気を配っているiちゃんに至っては、
どこの誰がおばさん扱い出来ましょうか!


    ばかに若い訳じゃない、でもどっぷりおばさんでもない !

おそらく40代~50代は、着る服が難しい年代なのではないでしょうか。


               


私は、おばさん化防止の一環として(?)、「marisol」という
働くアラフォーをターゲットにした雑誌を購読しているのですが、
2月号に衝撃的なコピーを冠した特集がありました。

 どひゃ!!

アラフォーを過ぎた身としては、“くびれ”は、泣き所!
痛いところを、“たしなみ”なんていう、大人の女性が弱いワードで攻めて来られた感じで、
ちょっと言葉を失いました。


                 


さて、元町~中華街を回った私たちは、帰りがてら横浜駅で下車。

 「ちょっと、デパートのぞいて行こうか?」「あっ、そう思ってたのよ!」

40オンナの胸の内は、どんなラブラブカップルよりも、心が通じ合っているのです。

エスカレーターで上へ、婦人服の戦場へ!
目の前の売り場に突撃し、iちゃんはスカートを試着。

私もウロウロと、キルティング・コートを物色。

実は、私の持っている、白のダウンコートは、
以前、寒さのあまり、神田のスポーツ用品店に飛び込んで買った超安物で、
ウエストをベルトで絞っても、歩行中、ウインドウに映る姿は、布団の簀巻き状態。
その上、羽も抜けるので、濃い色の服の上には着られなくて困っていました。
Tちゃんには、毎回、ラグビー観戦に行くの!? と、笑われておりますし。。。

もうすぐ雪国に出張だしなぁ・・・

オーバーも持っているのですが、これも重くてほとんど着なくなっておりました。
(・・・こういうところは、すっかりおばさん)


つらつらと見て回るものの、どうも“これ”と言った色形が無く、
あらいいわ!と近づいてみれば、先日別のデパートで見たバーバリーの細身のキルティングコート16万円也。
首回りの毛皮はいらないから、もうちょっと安くならないものか・・・



      

えー、女性の方ならお判りかと思いますが、デパートの婦人服売り場は、
超高級ブランドを除いて、大抵は2フロアに分かれております。

OLさん向けと、おばさま向け。

私たちが当初見ていたのは、OLさん向けのフロアですが、
もう一つ上のフロアにも、意外と若向け(?)のブランドがはいっている事を案内板で見つけ、
移動する事となりました。

エスカレーターで上がると、にっこりと微笑む篠原涼子ちゃんのポスター。
ああ、ここは私たち位も大丈夫ね、と、iちゃん。

しかし、騙されてはいけません!
広告のイメージキャラクターは、ターゲットより5歳から10歳は若い人をキャンティングするのが、
広告業界の常識。


そのフロアで見つけたダウンコートを試着してみるけれど、なんか違う。。。

  形・・・・確かにウエストは締まって、そこそこシルエットはよろしい。
  色・・・・ベージュとカーキーを着てみた・・・こういうおばさん、スーパーでよくみるよなぁ・・・
  フード・・これがあると暖かくていいけど、そこからアノラックのような紐が出ているのが・・・
  値段・・・そんなに高くはないけれど、セールの時期に定価で買うのは、悔しいなぁ・・・

散々着たあげく、ごめんなさいをして、売り場を後にしました。


そして、また階下へ。
あれこれ見て来るとイメージもまとまり、そこに目についたシャンパン色のダウンジャケットと、
シルバーのダウンコート。
とりあえず色に惹かれて試着。

     あーー・・・ やっぱ、この感じだわ


顔が小ぶりに見えるヘチマ襟、色味の品の良さ、生地とダウンの柔らかさ、ウエストのくびれ具合・・・・
もちろんセール値段!
本当は長目のが欲しかったのですが、シャンパン色は腰丈しかなく、散々迷ったあげく、
ダウン・ジャケットにいたしました。





   おばさんだけど、おばさんっぽくなりたくないの


この40代後半女性の悲哀、おわかりいただけますでしょうか?

なんとか、わずかに残る(?)くびれを、どうにかしたい。
まだ間にあうかもしれない・・・抵抗すれば、なんとかなりそうな微妙なお年頃。

竹内まりあさんだって、ユーミンだって、私より年上だけど、おばさんじゃないでしょ!?

実は、同級生にモデルになった友人がおり、彼女の出ている雑誌が、自分の着るべき服の指針と
思っていたのですが、以前は「STORY」で見かけた彼女も、最近は「e'crat」に登場しております。
そう考えると、もう「marisol」の世代じゃないんですよね、私。
アラフォー向けの記事を見てショックを受けても、まぁ、当たり前か!?

いえいえ、頑張りますよ!
ビーチリゾートで、ばっちりビキニが着られるように!!
(いささか、ハードルが高すぎるかしら??)


まずは腰ひねりのストレッチを!
「たしなみ」の意味を、意識に刻みつけてね!



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          イラストはアンディ・ウォーホール画集「ANGELS, ANGELS,ANGELS」より引用させて頂きました。


心と身体が離れゆく時

2008-10-30 | 女同士のナイショ話
昨日は、優雅な1日でありました。

午前中、ちょこちょこと仕事を片付け、ランチ・ミーティングへ。
ミーティングと言っても、9割が四方山話。

汐留の高層ビルの最上階、ちょっとガスった東京湾と汐留ビル群のシルエットを眺めながら、
和食をコースで頂いて、残しちゃいけないと、鮭の炊き込みご飯も目一杯かき込んで、
別腹のデザートもしっかり頂いて、あぁ満腹。。。
で、仕事の話は、最後の10分で終了。

あまりにうっとりした気分になり、そのまま事務所に帰るのも惜しくなり、
電話で取り急ぎの用を片付けて、銀座へいざ出陣!!


中央通りを8丁目から4丁目へ。
大好物の資生堂パーラーのチーズケーキの写真を横目で物ほしげに眺め、
噂のH&Mは、見たいけれど、まだ長蛇の列。

松坂屋から外に行列が出来ていて、何かと思えば、最近よく見るバームクーヘン屋さん。
うぇ~ん! おいしそうだよぉ~!

工事中の和光をちらりと見て、4丁目の交差点を渡り、
三越の地下の強力な誘惑堂島ロールをぐっとこらえ、足はとあるデパートへ!


実のところ、最近あまりに太って、冬物のパンツがキツくなってしまい、
何かよさげな物はないかと、物色に行ったのでした・・・


2フロアに渡って、あちこちチェック。
目は爛々! 戦闘意欲が沸いてきます!

パンツをみようと入ったコム・デ・ギャルソンでみつけた、チェックのジャケット、15-6万・・・
あら、ステキと、歩いている途中で飛びついたキルティングのジャンバー、バーバリーで15-6万・・・

戦意消失・・・・

くぅ・・ どうして、こうも気に入った服は、とてつもなく高いのか・・・


がっくり肩を落として、化粧品のフロアーへ。
まったり歩いていたせいか、クリニークのお姉さんに、
新製品を試しませんか、試供品もありますよ、と声をかけられ、
試・供・品 の3文字によろめき、まんまと捕獲されました。


ちなみに私の使っている化粧品の大半はクリニークです。
アレルギーでかぶれやすいので、色々と浮気もしてみましたが、結局いつもクリニークに戻ります。

クリニークをデパートで買うと、ちとお高めの気がしますが、
どれも大容量なので、案外、コストパフォーマンスは悪くないのです。

何と言っても、アメリカの免税で買うと、ぶっちぎりで安いというのが、
長年使い続けている最大の理由でしょうか。


沢山の人が行き過ぎる中、あれやこれやを塗りまくられ、
それでも試供品欲しさに、薄気味悪く微笑み続けておりました。

で、勧められもしないのに、次の2つをお買い上げ!


いつも使っているクレンジング・オイル



以前はフォーム状の物を使っておりましたが、各社、オイルが主流になったので、
色々と試しましてみましたが、どうもベタついて、よろしくありませんでした。
そんな時、試供品で貰ったクリニークのオイルを使ったら、大感激!!

するっと落ちるのに、べたつかなくて、その後も突っ張らない。
あなたにずっと付いて行くわ! という位、惚れ込んでおります。


前々から気になっていたチーク



花の模様というだけで、欲しい度がUPするのは、やはりオトメゴコロというものでしょうか。
このチーク、今日、早速使ってみましたが、濃い部分とハイライトを使い分けると、
こんな私の扁平顔でも、立体度が10%位アップした感じで、これにはかなりたまげました!!


そして頂いた  試・供・品 



SP ディフェンス モイスチャライザー 25 というもので、ストレスに立ち向かい、
老け顔になりにくくするらしいです。

老け顔防止?? くぅーーー、それで私は捕獲されたのかーーー!?

でも、この秋はすでに突っ張り感が出ているので、プラスαのクリームが欲しかったのよね。
これ、マトモに買ったら6300円もするけれど、この試供品(正規品の1/3の量)で冬は乗り切っちゃうもんね~!

なんとか、さらしモノになっても、耐えた甲斐があったってものだわ!



                      


さて、その後、ただでは通れぬ関門、デパ地下へ 

2周しました・・・

でも、あまりお腹が空いていなかったので、飛びつくような事はしませんでした。
エラいねぇ・・自分で自分を褒めてあげました。


一角に、私の好きなパン屋さんメゾン・カイザーの出店を発見致しまして、朝食用にひとつ買おうと思いました。

ここは、クロワッサンが世界一美味しい(?)と評判のお店ですが、
噛めば噛む程味が出るバケットも美味しゅうございます。
私は、もうちょと皮の面積が少ないの(一番上の写真)が、好みなんですがね。

で、お金を払う台の下に目をやると・・・

プリンさんがにっこり微笑んでいらっしゃいました・・・


    あっ! それも!


心と身体がひとつにならないというのは、こういう事を言うのでしょうか・・・
頭では、甘い物は買うまいと思っているのに・・・




持ち帰って、晩ご飯代わりに食べました。
しかし、これはプリンじゃなくて、カスタードタルトでした。
おいしいのだけど、求めているものと違っている時の、なんとなく切ない思い、
おわかりになりますでしょうか・・・


そして、デブった為に履けるパンツがなくて、探しに行った筈なのに、
どうしていつの間にか、まったく違う行動をとっているのでしょうか・・・

あぁ、何だか情けない・・・


仕方ないので、今朝は、きついパンツを無理矢理履いて、今日は1日過ごしましたとさ。

はぁ~~・・・




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銀座というと、いつもこの曲のはな歌が出てしまいます


元彼という存在

2008-09-20 | 女同士のナイショ話
ここ2-3日、昔の写真を物色しておりました。

そこで発見した、10年位前に河口湖で撮った秋のひとコマ。

実は、20代前半の頃につき合っていた元彼に、
十数年の時を経て、ドライブに連れて行ってもらった時のものであります・・・(照)


その昔、新規プロジェクトの立ち上げの為に、地方に出向になった彼、
3ヶ月で帰れる筈が、後任が決まらずに戻れなくなり、夜な夜な電話をしあっていましたが、
遠距離恋愛を続けるには、若くもあり、寂し過ぎて、The END・・・
結局、彼が東京に戻ったのは3年後でしたが、お互いに別の相手との結婚が決まっていました。



            

1980年代。若者がみんな片岡義男に傾倒していた時代。
阿佐ヶ谷の彼のアパートの本棚にも、角川文庫の赤い背表紙がずらっと並んでいて、
その中に「一日じゅう、空を見ていた」という小説がありました。

小説の中身は、ある女性の誕生日に、男性がオープンカーでドライブをプレゼントするというもの。
女性は、助手席をリクライニングにして、ドライブしながら、空を眺め続ける・・・
かなりイカしているでしょ!? 

その小説のようなドライブに連れて行ってあげるね、と言われたまま実現せずに別れたのですが、
十数年の間、彼は覚えていてくれました。

そして、ドライブのお誘い。
オープンカーではないけれど、デートでもなく彼の仕事のついでだけど、
4WDの仕事用の色気の無い車で、秋晴れの河口湖へ、私を連れ出してくれました。

彼の打ち合わせの間、私はカメラを片手に、湖畔を散策・・・・





当然の事ながら、この時、彼には妻子がいました。
私は離婚後で、Tちゃん(現在のパートナー)と出会う前のフリー状態。

もちろんの事ながら、色気のある事は、まったく起こりません。

ただ、河口湖へドライブし、彼は打ち合わせに行き、私は湖畔を散策し、
落ち会ってスパゲティかなんかを食べて、共通の知り合いの消息を噂し合い、
夕方には都内に帰り着きました。

その後も、この彼とは、時々メールの行き来もし、
他の仲間も含めてですが、年に1度位は会う機会があります。





こういうのって、マズイでしょうか・・・? 

良い所も、嫌な所も知り尽くして、もう恋愛の対象にならない元彼。
ある意味、一番気楽な存在だったりもします。

この彼に限らず、昔つきあっていた人や男友達から、時々電話やメールがあります。
たまには飲みに行く事もあるけれど、ホントに単なる男友達。
たぶん、あちらも女の頭勘定に、私は入っていないのだと思います。

ほどよい距離の、色気の無い、気楽ないい関係・・・

でも、その人の奥さんにしてみたら、懐疑心を持つだろうなと思うし、
まったく妬かないTちゃんだって、いい気はしないだろうと思います。


           


逆の立場だったらどうだろう・・・
Tちゃんが、元彼女や元妻と、仲間みんなで会うならいいけれど、2人で会われたら、嫌かなぁ・・・
たまになら、いいのかなぁ・・・
でも私は、落ち着かずに、帰りを待つのに違いありません。


           


男友達としては最高な、20数年前の元彼。
でも、やっぱり会うだけでも、許されないのかもね。

今のパートナーが不愉快に思う事、しちゃいけないよね・・・と、頭では思っています・・・一応。

どう思います?




そりゃあ私にだって、浮いた話の一つくらいありますのよ、おほほのほ にほんブログ村 その他日記ブログ 40代 日々のできごとへ 



この曲を聞くと、遠距離恋愛が壊れる時の、ヒリヒリした気持ちが甦ります・・・



この彼、若き日の緒方拳さんに、ちと似ています。えへへのへ

※ ※ 注 意 ※ ※

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