発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

明けましておめでとうございます。

2007年01月01日 | Weblog
明けましておめでとうございます。障害者自立支援法案がスタートし1年が経過しました、何事も経験を生かし、よいよい障害者・障害児をとりまく環境整備へ
向けて、情報交換、情報提供が益々必要となります。今年もよろしくお願い致します。富山県の話題では、昨年、SO富山が熊本の全国大会へ参加したこと、富山大でのADHDの治験が無事開始できたこと、富山県とは直接関係ありませんが、草なぎ君
主演のドラマが素晴らしい出来で、巷で評判だったことなどがありました。

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2 コメント

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特別支援教育について (kairi)
2007-01-12 23:28:23
はじめまして。
三重県で訪問での作業療法を行っている者です。 0歳児からお年寄りまで、様々な年齢や障害の方の所に訪問させて頂き、日々勉強させて頂いております。
訪問している子供たちの役に少しでも立ちたいと色々と検索している中、先生のホームページにたどり着きました。
過去の記事を見ている中で、特別支援教育のことが書かれていたので、この場をかりて、最近私が担当した方のケースについてお伝えしたいと思い、コメントさせて頂きました。

事故による中途障害の子供さんで、現在は機能的には回復が著しく、殆ど麻痺はないくらいに改善されたのですが、高次脳機能障害を伴ってしまい、今現在もリハビリを続けながら頑張っている所です。
私も訪問での支援を通しながら、何とかその子が元の学校に復学できる様になればと、学校側と連携を図っていました。学校の校長先生もかなり理解のある方で、早速県の教育委員会にも掛け合ってくださり、学校との連携を図り始めてわずか2ヶ月余りで、あっという間にその子の復学に向けた特別支援体制が整い、3学期からの復学が可能となったのです。1学期終わりの夏休みの事故から、わずか半年足らずのことでした。
支援体制も、その子専任の教師が教育委員会より派遣され、教科によって個別対応が必要となる為、その教室を新たに作ることやトイレも和式から洋式に変更する等の環境配慮まで全て整えて頂きました。
正直、これまでの経験から、県との交渉には時間も制約も多くかかると思っており、これからの特別支援教育にも余り期待はしておりませんでしたが、今回のケースを通し、少しは期待の持てるものになるかと感じました。
実践はこれからですので、まだまだ多くの問題は生じてくるかと思いますが、一つの突破口になってくれるのではないかと感じています。
この事例も踏まえ、他の障害を持った子供さんでも、養護学校にこだわらず、地域の学校に近所の子供たちと一緒に通学できる、そんな世の中になってくれればと思っています。
それは、その子だけでなく、その子と関わる多くの子供や大人達にとっても、学ぶべき事が多く、お互いを思いやる心が作れて行くのではないかと思っています。
現に、私が訪問している子供さんが復学された学校では、周囲の子供たちや先生達の様子も少しずつ変わってきている事も、感じています。
初めての書き込みで、多くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
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バリアフリ- (管理人)
2007-01-15 13:08:07
コメントありがとうございます。バリアフリ-になり、さらに、それを支える支援スタッフが増えてくることが
重要ですね!。教育現場の先生方も手一杯ですね、
父兄の方々も積極的にボランティア活動などへ参加できる
ような体制ができればよいですね。もっとも、まずは、我が子なのでしょうが。
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