発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

自閉症と漢方薬の話題について

2010年03月10日 | Weblog
小児科診療という医学雑誌があります。(大きな書店の医学雑誌をあつかっているところなら、あると思います) 2010年の3月号が、小児の漢方薬特集です。
この内容の一部に、発達障害児への処方例がまとめてあります。
参考になるかと思います~。

自閉症や発達障害児への漢方薬処方は、あくまでも、対症療法への位置づけですが、
小生の経験では、睡眠障害、癇癪、自傷行為などへ、有効なお子さんがおられます。
ただし、わらおもすがる思いで、治療を希望されるご家族の場合、処方をした
ことで、安心感がうまれ、それだけて、なんとなく、気分的におちつき(親も子も)
改善してくることもあります。

したがって、医学的な評価に加えて、気分的な評価が混在した形で、有効であったと
考えておく必要もあります~。

(コメントによる問い合わせが多かったので、まとめて、返答をここで記載しました)

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