主に、認知機能障害や行動の問題(多動や、注意散漫)の治療は、その診断からはじまるわけですが、診断した後、その経過を
長いこと観察して、振り返ることで、適当な回答がみつかるわけです。そう、考えると、案外、親御さんにいろいろ聞くほうが、
参考になることが多く、そこから、治療につながった!!ということが多々ありますね。
経過中にジレンマに陥り、医療サイドとご家族の間で、高原現象とも呼べる、にっちもさ . . . 本文を読む
年齢とともに、改善していくお子さんが、案外多いです。
では何が改善していくのか?ということですが、周囲との意思の疎通はできている、が、それがまわりには理解されていないので、本人が混乱している場合が多いようです。
ここのところろ、周りが理解すると、治療に必要な工夫がたくさんあります。
オウム返しという、反響言語の一種、あなたにくれる、ぼくにあげる、などなど、これも実は、ことばの訓練のなかで、習得 . . . 本文を読む
日本の乳児健診システムはすばらしいのですが、軽度の発達障害や、認知機能障害のお子さんの診断には、時間的な余裕がなく、
健診では不可能なのです。一番よいのは、かかりつけ医を持ち、
その先生の紹介で、信頼できる専門医、また、経験のある小児科医に出会うことです。そこで、診断するのに適切な時期?は、
これが、実は大変大事なのです。これについては、ゆっくりと、
解説していく予定です・・・。 . . . 本文を読む
発達障害のお子さん方を観察していると、なぜか、左利きのお子さんに出会うことが多いです(日本では)。それを、皆さん右利きになおしたいと思うようです。多分生活しやすいようにするためかと思いますが、実は昔から、ぎっちょ、などと区別されていた頃のいやな思い出があるのかなあ、と、思います。
一方、運動選手の左利きは、サウスポーと呼ばれ、結構重宝されていますね。そう考えると、発達障害のお子さんたちにみられ . . . 本文を読む