大空を翔けた雄志

大好きなあの紺碧の大空に、今日も想いを馳せる。

合言葉はただ一つ。
Cleared for take-off.

長野県警ヘリ 旧やまびこ号

2010-08-19 20:09:01 | 日記

昭和55年に創設された長野県警警察航空隊

信州は多くの観光産業が散在している。中でも日本の屋根である本県にとては登山というレジャー分野は欠かすことのできない観光資源である。その反面、ヘリコプターによる遭難者の山岳救助への必要性は増す一方でだ。

そんな航空隊に最初に導入されたベル・テキストロン社製222型機(アメリカ)は私にとっても思い出深いヘリコプターである。老朽化と更なる高速救助が要求され平成14年に引退。その後、長野県小諸市の懐古園にて保存展示されていると聞き先日訪問してきた。
余談だが、大町教習所の横山所長(警察OB)も創設当時、たまたま、ヘリの選定に携わっていたそうだ。当時の思い出なんかも教えてくれた。

長野県警航空隊 Bell222 主な職歴

登録・昭和56年 JA9553 愛称 やまびこ
災害・昭和57年 飯山水害救援
   ・昭和59年 長野県西部地震救援
   ・昭和60年 御巣鷹山日航機墜落現場にて初めての生存者を発見
   ・昭和63年 血管病の2歳児を東京へ空路搬送。人命確保に積極運用
   ・       創設7年目。総救助者100名へ。
   ・平成10年 長野オリンピック警備
   ・平成14年 松本市山火事にて消火活動
   ・平成14年 新型やまびこ に世代交代。引退。


現役時代の「やまびこ」 自宅の裏のエプソン緊急へリポートにて。ヘリの音がするとすぐ飛んで行ってみたものだ♡♡(-c_,-` )  中学3年春。


21世紀(2001・1・1)の元旦最初の松本空港離陸機もBell222やまびこだった!
県ヶ丘1年


ここからは懐古園で撮った写真! 速度を測るピトー管 後ろに愛称が!


今もJAナンバーは健在だ。航空無線で「ジュリエット・アルファ・ナイナー・ファイヴ・ファイヴ・スリー」と言っていたのが今も脳裏に蘇る。

  かっこよかった垂直尾翼


尾灯。ビーコン。


メカニックなところも魅力の一つ。テールローターハウジングを見る。
非常に繊細な作りとなっている。

  これは?? メインローターの断面です。でかいな!

  やまびこを支えたヘリ心臓部。今では考えられないごっつさだ。こんなぶっとい回転翼使うヘリはもうコブラ以外には見かけない。


触れるものはすべて触る。それが私流。エンジンルームを勝手に開閉!
燃料をエンジンに噴射するブースターポンプが見えた(-^▽^-)↑↑


コクピット!


ランディングギア! そうだ。スキットではなくタイヤでタキシングするヘリという点でも当時はかっこよく見えたものだ!


今は県警のマスコット、「ライポ君」のイラストに置き換えられているが、以前は警察の徽章が塗装されていた。


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