今週のパフォーマンスは、前週末比▲1.20%とマイナスとなりました。先週の上昇(+1.12%)が帳消しとなる下落率となっています。
また、インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)は▲0.21%のマイナスでした。
そのため、リスクを抑制したインデックス投資の場合と比べて、▲0.99%とアンダーパフォームしました。
なお、今週水曜日(2018/8/1)の日次リターン▲0.85%は、1日の中では過去最悪の下落率となっています(従来は、2018年2月6日の▲0.64%)。
足元では(4~6月期決算の発表時期)、過去の平均的な水準に比べて、ボラタイルな動きが見られるようになっていると言えそうです。
今年5月の連休明け以降の時もそうでしたが、決算期にパフォーマンスが“不安定”になる傾向が強まっているようにも見え(個別銘柄戦略に問題?)、
モデルの今後の有効性について問題ないと言えるのか再検証を行って、結果をきちんと説明して欲しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
もしも、顧客本位の運用を行っていると言うのであれば、当然すべき検証のようにも思います(せめて、高い手数料に見合うだけの、アフターフォローは欲しい所です)。
この結果、設定来のパフォーマンスは以下のようになりました:
- AI日本株式オープン:▲4.98%(購入時手数料:2.16%)
- 購入時手数料考慮前:▲2.82%
- インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%):+5.33% (購入時手数料:0.0%)
- 超過リターン:▲10.31%のアンダーパフォーム
参考資料
三菱UFJ国際投信:『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』
https://www.am.mufg.jp/fund/252629.html
※ 週次モニタリングでは、『基準価額(分配金再投資)』の日次データ(時系列)は、三菱UFJ国際投信のサイトに掲載されている値(丸め処理にバグ有)を使用しています。
データチェックのための比較対象がないことから、このような対応にしています。なお、これによって、設定来のパフォーマンスには若干の誤差が生じる場合があります。
☞ 三菱UFJ国際投信のサイトで『基準価額(分配金再投資)』(日次データ)を取得する場合の注意点
cf. 投信の「基準価額(分配金再投資後)」の値、SBI証券と三菱UFJ国際投信でちょっと違うのはなぜ? / 三菱UFJ国際投信の基準価額チャートのバグについての補足:他のネット証券の場合は?