日展

昨日福岡市美術館へ日展を見に行ってきました。

間違いなく日本最高峰の権威ある展覧会です。

もちろん書が目的ですが、まず最初に入った展示室で見た工芸美術・・・

もうあふれんばかりの美・美・美！！

工芸美術には陶器・漆・染色・織物・彫金などなどがあるのですが、
その色彩美と造形美に自分でも驚くほど感動しました。

それからお目当ての書を見て、彫刻・日本画・洋画を見て回って、
全部見るのには結構時間かかりました。

本当にどれも素晴らしかった！
本物をたくさん見て、目を養うのもいい勉強です。

でもやっぱり白黒の世界の書は他に比べると地味なのかな。
お隣にいた年配のご夫婦は「何て書いてあるのか全然読めない」とも言ってたし。

うーん、確かに。
芸術って理解しがたい部分もあるよねぇ・・・

普通の人に読めないのはわかる。
書に携わっている人間でも会派が違えば読めないこともある。

でも読めなくても、1枚の絵を見るようにして「なんかいい！」と思ってもらえれば。
そんな作品をいつか自分で生み出せたらなぁ・・・と思いながら帰りました。