神様が見てる

光市母子殺害事件。

今日の判決をずっと注目していた。

死刑判決が出た瞬間、涙が出た。


事件当時、被害者夫妻とそう歳が変わらないということと、幼い子供までが
犠牲になったということで、他人事とは思えず胸が痛かった。

それから、この事件に関してはいろんな記事を読んできた。

感情的だなんだという人がいるが、被告少年を許せないと思うのは当然だと
思う。


ドラえもんだの復活の儀式だの、侮辱としか思えない新供述の数々。

裁判長はこの荒唐無稽な弁解を「不自然、不合理」と一蹴した。


弁護団をここで批判することはしないが、国民が冷たい目で見ていることは
確かだろう。

上告したとしても棄却される可能性が高いと思われるが、万が一にも
最高裁の自判で「無期懲役」となるようなことがあったら、被害者遺族は
報われない。

もう上告などしないでほしいが、弁護団は上告する方針だという。


今日の判決を見ていて、以前他の事件で裁判長が被告人に言った言葉を
思い出した。

「悪いことをするとね、神様が見てるんですよ。」


９年という歳月。

本村さん、長かったね・・・。