早とちり

今年のお正月に実家に帰ったときのこと。
読売新聞を見ていると、たまたま「書初めコンクール」の入賞作品が
デカデカと載っていた。
子供達の伸びやかな素晴らしい作品に感動して、「今年はラオウも出す！」
と決めていた。
なのに、昨日まですっかり忘れていた私。
慌てて応募要項を検索・・・

「締切１１月３０日必着」

Σ(￣ロ￣lll)　ガビーン
あと半月しかない・・・そりゃそうだ・・・お正月に掲載されるんだから；；
しかもラオウは書いたことのない半切・・・（←めちゃでかい紙）

しばらく悩む・・・
時間が足りない、ということ以上に集中力がもつかが問題だ。
ただでさえ、月例課題と毎日学生展の２つをかけもちしてるのに。
あれもこれもと手を出して、どれも中途半端になってしまわないか・・・

まずは本人の意向を聞いてみる。
すると今でも泣きながら書いてるのに、意外にも「やる！」という返事。
（大きな紙に書く、ということに興味があったらしい）

よっしゃ～！
本人がその気なら半月で徹底的に書き込んで、やるだけのことはやろう！！
今日は朝から車を飛ばして（往復１時間）書道用品店へ紙を買いに行く。
これがまた高いんだな～
半紙だったらお清書用でも１枚４～５円程度なのに、半切は３０～４０円ほど。
とりあえず半月しかないので１００枚購入。
それに合わせて大きな作品用の大きな筆も購入。

よし！あとは課題を決めよう！
読売書初めコンクールは全て自由課題。何を書いてもいいってわけ。
まだ６歳だし、ひらがなで３～４文字くらいかな～
「書初め」だからね・・・それにふさわしいもの、お正月らしいものを・・・
と言ってラオウに意見を求めたのがバカだった・・・

「しにがみ」って・・・

あんた、正月からそれはないやろっ！！
（ってか、正月じゃなくてもないやろっ！！！）
「作品の返却はしません」でも返却されるわ！！

「え～じゃあ、らいとがいい」

「それがダメならキラがいい～～」

完全にデスノートの世界です・・・
先日テレビで観たのが面白かったらしい・・・


ふ　ざ　け　ん　な


その後もトキと話し合いながら（←不安要素）「ケチャップがいい」とか
「ノコギリがいい」とか・・・

どれもこれも却下～～！！！
正月や！ゆーてるやろっ！！

「もういい！ママが決めるから！！『きぼう』にしよう！それがいい！」

よし！課題も決まったことだし、夜のおけいこから猛特訓よ～～
早速お手本を書かねば・・・と、
いざ書こうと思ったら、なんか不安になってきた・・・
「本当にこんなでかいのに書くの？？」
確かに半切って書いてあったよね？
学年によって違うってこともなかったはず。
念のためもう１度応募要項を確認。

やっぱり半切だわ・・・間違いない・・・・・んん？？？

対象は小・中・高校生（！！？？）

慌てて夜の８時前だというのに電話で確認。（新聞社だから誰かおるやろ）
「あの・・・対象は小・中・高校生とありますけど、幼稚園児は・・・？」

「審査の対象になりません」


(￣Д￣;) がーん

私の朝からの苦労は・・・
紙代と筆代は・・・
課題決めでの疲労感は・・・

いいもん・・・来年があるもん・・・