ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ザ・ダイバー

2009-08-13 | 映画 サ行


海軍のエリート、マスターダイバーのビリー・サンデーは、ダイバー養成所で“神”と呼ばれる男だった。ある日白人ばかりの養成所に、サンデーに憧れてダイバーを目指すカール・ブラシアという黒人兵士がやってきた。その日から鬼教官サンデーは彼に対し差別といえるほど厳しい訓練を開始。それに耐え抜いたカールは、ついに海軍史上初の黒人ダイバーとなった。だがそんな彼に言い渡された任務は、海に墜落した戦闘機から核弾頭を回収するという、最も危険なものだった!

ザ・ダイバー 2000年/米/ジョージ・ティルマン・Jr



人種差別の描写よりもカールの“ど根性”に目が行きました。
とにかく、カールがスゴイ!
子供の頃から思いやりのある真っ当な人格だったというのが垣間見られ、そんなカールだからこそ、やり抜くだろうなという気持ちで観られたのがよかったと思います。

本当は、当時の海軍の人種差別をドーンと受け止めたかったけれど、そんなことはハナクソ!とばかりに、カールの頑張りがストレートに伝わってきたのでした。
そんな頑張るカールだからこそ、最初はカールを虐めてきた白人兵士やサンデーはカールを認めたんだろうと思いますし、素敵なパートナーとも出会えたのでしょうね。

サンデーのアル中やサンデーの妻がちょっと理解不能でしたが、そこは脇役(ではないですが、なんてったってカールなので!)、ま~いっか・・といったところでした。

この記事についてブログを書く
« JUNO/ジュノ | トップ | モダンタイムス / 伊坂幸太郎 »

映画 サ行」カテゴリの最新記事