ただの映画好き日記

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7番房の奇跡

2020-06-19 | 映画 ナ行
軍司令官の子供を殺害した罪で投獄され、愛する娘と離ればなれになった知的障害を持つ男。死刑判決を受けながらも、ひたすら無実を訴え続けるが...。

7番房の奇跡 2019年/トルコ/メフメト・エイダ・エズテキン




序盤、娘のオヴァを迎えに来た知的障害を持つ父親のメモを馬鹿にするオヴァの同級生たちを、オヴァの先生が、「ダメでしょ!」ではなく、「恥ずかしいことをしないで!」と注意するシーンに共感を持ちました。

その後、メモが投獄され、同じ房の男たちの襲撃を受けますが、メモが入って来た時点で、知的障害に気付かないのが不思議でした。
頭のおかしな奴で済むかなー?トルコでは知的障害という病気の認識がないのかなー?と不思議に思いました。
ただ、事件後の精神鑑定で健常と判断されたということもあるのかな?と思いました。

ラストですが、ありえないです。
でも、オープニング(オヴァの結婚当日、古びたケースを見つめるシーン)がよかったので、これもありなのかな?と納得させました。
正直なところ、障害のある人を主人公に置き、お涙頂戴のお話は、障害のある人を利用しているようであまり好きではありませんが、でも、やはり、房の人たちが徐々に優しくなってくれる姿には感動しました。

韓国映画のリメイクだそうです。
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