帰ってきたジローもうひとつの旅 みんなに愛された奇跡の柴犬
綾野 まさる 著 ハート出版 / 2005.7
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主人の家を求めて70キロ、730日の孤独な旅の末、我が家に辿り着いた「奇跡の旅」から17年。
今度は「生涯の旅」を終えるまでの感動の日々。
小学生向きの大きな文字の本です。
17年前、柴犬ジローが2年をかけてご主人を探し出した旅のお話をご存知ですか?
実話ですよ、実話!!
それまで暮らしていた庭付き一戸建てからマンションに引っ越す為に、ジローを実家に預ける事にした飼い主さん。
ところが、預けられた家から脱走して、70キロを2年をかけて飼い主さんの居る我が家へ帰ったジロー。
あまりにも感動的な実話でした。
そのジローが今年、21歳11ヶ月の生涯を閉じたそうです。
2年の旅もさることながら、このほぼ22歳という大往生にまたまた感動しました。
晩年は目も耳も不自由になり、夜中の徘徊、おもらし等、ごくごく当たり前の老犬生活を過ごし、最期は静かに亡くなったそうです。
これは小学生向きの本になっているので、ぜひ子供たちに読んでもらいたいなぁと思い、ここでも紹介させて頂く事にしました。
本の中で、世話が大変になったから簡単に安楽死をさせる飼い主が少なくない事に触れています。
ジローの飼い主さんの深く大きな愛情、最期まで家族としてみんなに愛され続けたジロー、犬の聡明さや素晴らしさ、動物との関わり方や命の大切さが伝わると思います。
ただ、この安楽死について、私は全てを否定はしません。
ジローのように老犬生活に伴う安楽死は考えられませんが、もしも、もしも、うちのハナがガンなどを患い辛い闘病生活をおくる事になれば、もしかしたら選択肢の一つとして安楽死を考えると思います。
言い訳なのかもしれないけど、闘病で辛い毎日を過ごすハナを見ている事ができないと思うし、薬で延命される事をハナが望むのかどうか・・・。
もちろん、精一杯の事をしてからの話ですが。
そして、何より、その時になって初めて真剣に考える事なのだと思いますが。
ジローくん、頑張って我が家に帰れて良かったね。
みんなに愛されて幸せだったね。
最期は大好きな家族のもとで旅立つ事ができて良かったね。
ジローくん、キミの賢さ、健気さ、純粋さを忘れないよ。
同じ柴犬と暮らす者として、キミを誇りに思うよ。
長い間、お疲れ様。どうか安らかに。そして、ありがとう。
と、このように、犬本には一般小説では味わえない醍醐味があるんですよぉ~~~。
22歳というのは凄いよね。
前に、めざましテレビの『今日のわんこ』で、まだまだ元気いっぱいの20歳我らが柴犬をやっていましたよん。
その柴犬は毎日お豆腐一丁を食べているそうで、うちのハナも食べさせていたので思わず嬉しかったりして!
でも、ちと太り気味なのでお豆腐はやめっぴ。
小姐ちゃま、まだまだ元気でしょ~?ホント、少しでも長生きして欲しいよね。ガンバレ~~!!
よくある話ですが、22歳というのには
でございます。
私の実際知っている犬では、20歳まで生きた
マルチーズが最高記録かな?
この間、獣医さんで待合が一緒になったオジサンは
「前に買っていたシェパードは18歳まで生きた」
って言ってましたが、これもスゴイです。
大型犬は、だいたい10歳が目安だし・・・。
うちに小姐9歳半・・・
考えたくないけど、考えないと・・・。
コメントありがとうございます~~~。
あ~ん、kyousukeさんってとってもいい人だぁ~~~!!
嬉しいです~、この記事を読んで頂いただけでなく、こんな素敵なコメントまで頂けるなんてぇ~~。え~~ん。
そうでしたかぁ、黒柴くんを飼われていたんですね~。今も元気に暮らしてるんですね?
柴犬ってホントにいいですよね~。これからも元気に暮らして欲しいですね!!
kyousukeさんのお宅は猫ちゃん?あ~ん、猫ちゃんもかわいい~~~。私も猫が欲しい~って思うんだけど、うちの柴犬ハナが許してくれないと思いわれ断念です。
動物モノには超弱いです。
亡くなった両親が可愛がっていた黒柴君がいるのですが、今は兄の家で暮らしております。事情が許せば我が家で引き取りたかったなぁ~。うちには猫が2匹いるので断念しました。