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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

桜守と日本人の感性

今年の桜は長く楽しめましたね。(^。^)

暖かく開花が進んだことに加え、大きな天気の崩れがなかったことが要因かと思います。(^-^)

関西では、遅咲きの吉野山も琵琶湖畔の海津大崎もすでに葉桜となり、大阪造幣局の通り抜けも明日で終了です。( ; _ ; )/~~~

以前も書きましたが、桜に対する思いには日本人の感性がよく表れていると言われています。(^-^)

哲学者の佐々木健一氏の著書「日本的感性」において、詳しく解説されています。(^。^)

「バラの花を愛でる文化を有する西洋人が、こと桜の花に対しては、咲いていることすら気が付かない。西洋では、花を客体として対峙するような感性である。」

「これに対し、日本人は桜を一番のように愛で、花に包まれるといった独特の感性をもっており、この違いこそ文化の違いと言える。」

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

京都では、桜守と言われる庭師が活躍しています。(^-^)

有名な桜守「佐野藤右衛門」は、庭師の名跡で、京都・嵯峨野にある造園業「植藤」の当主が襲名しています。
藤右衛門は、天保3年より代々、仁和寺御室御所の造園を担ってきた。第14代からサクラの育成を手掛け、第15代、第16代の3代にわたって「桜守」として知られています。

京都、円山公園には、国内外から多くの花見客が集まりますが、一番のお目当ては、祇園しだれ桜。

この桜を守り続けている、16代目の桜守・佐野藤右衛門氏にとっては、兄弟同然の掛けがえのない桜です。
夜桜の美しさは古くから有名で、「祇園の夜桜」とも呼ばれてきました。
満開から数日後、桜は花びらを落とし始めます。桜が散るこの時期、佐野さんは新しい息吹を感じるといいます。
小さく顔を出している緑の若葉。来年へ向けた新たな営みの始まりです。

「時を超え生命を紡ぐ桜守」 祖谷馬関

(注)桜守は春の季語。花守ともいう。寺や庭園、山野等の桜の木の手入れをしたり、番をしたりする人。和歌から派生した季語である。
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