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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

デジタル世界にも修身を!

東京都知事選挙を契機に、しばらく政治の話題に集中していましたが、ここいらで、最近のネットやSNSの功罪、、、特に「闇」の部分について、「日本人の気質」を再考してみたいと思います。(^。^)

ネットの最大の特徴は、その「匿名性」にあると言って過言ではないでしょう。(^-^)

ハンドルネームやアカウントはあれど、自分の真の素性が知れることはないから、誰もが無責任に好き勝手なことが言える訳です。(^_^)

今回の都知事選をめぐっても、様々な罵詈雑言が飛び交っていますよね、、、中には正気の沙汰ではないものもあり、まさに玉石混交です。( ; _ ; )/~~

これが、もしも、「記名投票」と言われるとおり、本名を晒して意見することになれば、そうはいかないでしょう。m(._.)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ふと、昔の日本人も、ネット環境やスマホなどのツールを与えれば、今と同じように堕落しただろうか?、と思いました。(^。^)

日本人の気質、、、その根本を辿ると、明治期以来の「修身」なる教育に行き着くのではないでしょうか?(°▽°)

以下、ネットより引用。

「修身」とは「身を修めること」を意味し、第二次世界大戦前の日本の小学校における科目のひとつでした。
明治23年の教育勅語発布から昭和20年の第二位世界大戦敗戦まで使われていて、個人主義や自由主義、物質主義の考えが増える中で不良少年少女を育てないようにという目的の教育でした。
「修身」という言葉の意味は「身を正しくおさめて、立派な行いをするように努めること」です。

ここで、一年生が使った修身の教科書の内容をご紹介したいと思います。

1. ヨク マナビ ヨク アソベ
2. ジコク ヲ マモレ
3. ナマケル ナ
4. トモダチ ハ タスケアへ
5. ケンクワ ヲ スルナ
6. ゲンキ ヨク アレ
7. タベモノ 二 キ ヲ ツケ ヨ
8. ギヤウギ ヲ ヨク セ ヨ
9. シマツ ヲ ヨク セ ヨ
10. モノ ヲ ソマツ ニ アツカフ ナ
11. オヤ ノ オン
12. オヤ ヲ タイセツ ニ セ ヨ
13. オヤ ノ イヒツケ ヲ マモレ

人として生きていくための最低限のこと、至極当たり前のことが書かれています。
強いて違和感をあげるとすれば「そう言われてもなかなかできないよね」という印象があるというところでしょうか。

教えている内容は現代の道徳となんら変わったところはないです。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

戦前、修身は他の教科より上位に位置し、最重要教科に位置付けられていましたが、終戦とその後の連合国総司令部(GHQ)の教育改革で、「修身・国史・地理に関する授業の停止」命令により廃止させられたそうです。廃止の理由は「日本の軍国主義を助長したから」とのこと。(≧∇≦)

しかし、平成30年度から小学校で、平成31年度からは中学校でも、「道徳科」の授業が完全実施されました。(^。^)

今から半世紀前、馬関が小学生の頃も、「道徳」の時間はあり、子供ながらに倫理観や生活規範のようなものを学びましたが、五年前から、再び「道徳」が復活していたのですね。(^-^)

今の子供たちにも、ぜひ「道徳心」を養ってもらって、デジタル社会においても、節度を持った態度でいてほしいですね。( ^_^)/~~~

「デジタルや我が身伏せをり蠅叩き」 祖谷馬関

(注)蠅叩きは夏の季語。蝿を打ち殺す道具である。棕櫚の葉や厚紙に竹の柄をつけたもの。金網のものやプラスチック製のものもある。現代は、薬剤や生活様式の改善によって蠅が少なくなり、使用されることが少なくなった。

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