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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「龍門の花や上戸の土産(つと)にせん」 芭蕉

今日は「終戦記念日」、、、正午には、戦没者追悼式において、天皇・皇后両陛下をはじめ、英霊に哀悼の誠を捧げる「黙祷」が行われました。m(__)m

同様に、甲子園球場にもサイレンが鳴り渡り、夏の高校野球の試合を止めて、球児たちや観客らも一分間の黙祷を捧げました。(^。^)

お盆休みと重なることもあり、テレビ番組では、戦争をテーマにした特集やドラマが多いですよね。(^-^)

そんな中で、NHKテレビの特集「ガダルカナル島の戦い」、「死闘のインパール作戦」が印象的でした。(^_^)

どちらも、軍幹部の驕りや思い込みが先行した作戦ミスだと指摘されています。( ; _ ; )/~~~

詰めの甘い判断により、軍の命令が下されると、兵隊や師団は、逆らうことはできず、無謀な作戦を履行するしかないのでした。(T . T)

このような不条理な体制や仕組み、また、古い価値観や慣習が、現代にも残っていないか、と自問すると、全否定する自信はありません。(°▽°)

例えば、霞ヶ関の高級官僚をめざす東大など最高学府の学生が激減しており、採用された若き官僚も数年で辞職していくと、危機的状況が報じられていましたが、この事象の要因として、あの戦争時代の悪しき日本文化が横たわっていないか、心配になります。(^_-)

さて、「笈の小文」より、今日の一句。

「龍門の花や上戸の土産(つと)にせん」 芭蕉

こりゃ難しい、、、上戸(じょうご)、土産(つと)なんて、入って来た時点で、ギブアップ!!(◎_◎;)

(解説)
「龍門」との前詞がある。吉野郡龍門嶽の南麓にある滝で、歌枕である。
酒仙で知られる唐の詩人、李白が滝を愛した故事を踏まえ、滝の花は酒飲みの友にふさわしかろうとの心で興じた句である。

(句意)
吉野と言えば桜だが、美しい龍門の滝を覆うて咲き誇る、この見事な桜の花を、酒飲みの友への土産にしよう。

へぇー、天皇へぇー、、、やめとこ!🤡

芭蕉翁のみならず、俳諧師たちは、漢文や中国文化に通じていたようで、このように句の下敷きに使ったりすることがよくありますね。(^_^)

では、馬関より終戦記念日をテーマに、謹んで返句献上申し上げます。(^-^)

 「終戦日茶髪イヤフォン黙祷す」 祖谷馬関



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