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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「月影や四門四宗も只一」 芭蕉

ヤクルト・スワローズの主砲「村上宗隆」選手が、昨晩、55号ホームランを放ち、ついに王貞治さんに並びました。(^。^)

ファンなどからは「村神様」と呼ばれているそうで、かつての「神様、仏様、稲尾様」なるフレーズを思い起こしました。(^-^)

記憶が曖昧だったこともあり、ネットで調べてみると、馬関の生誕以前のことで、これまたビックリ!!(◎_◎;)

神様、仏様、稲尾様とは、1958年の日本シリーズにおいて西鉄ライオンズに所属していた稲尾和久が見せた快投に対する最大級の賛辞である。

このほか、コマーシャルなどを見ても、兎角、日本人は「神」を使いたがるのが分かりますね。(^_^)

スマホ関連では「神アプリ」、Uber eatsでは、マットが松嶋菜々子のサイドカーに乗って「松嶋さん、神〜」、ラーメンは「麺神」、ビールまで「神泡」、、、(°▽°)

そう言えば、インタビューなどでも、「神対応」なんて使われてますよね。( ^_^)/~~~

さて、「更科紀行」より、今日の一句。

月影や四門四宗も只一」 芭蕉

この句は、以前に何処で巡り逢ったような、、、確か善光寺のことを詠んでいたやに記憶しています。(^。^)

(句意)
善光寺は4つの仏教宗派の垣根を越えた寺院。「更科紀行」は「善光寺詣で」の旅路。目的地である善光寺で4門4宗が月光の中に寄り添うように一つにまとまって見えることを称えた句。
四門は有門(うもん)、空門(くうもん)、亦有空門(やくうくうもん)、非有空門(ひうくうもん)、四宗は天台、真言、禅、律というが、よく分からない。
( ; _ ; )/~~~

やっぱりンゴ!🍎

善光寺は、特定の宗派に属さない無宗派の寺であり、全ての人々を受け入れる寺として全国に知られ、創建以来約千四百年の長きに亘り、民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ています、
御本尊の一光三尊阿弥陀如来は、インドから朝鮮半島百済国へとお渡りになり、欽明天皇十三年(552)、仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像といわれております。
この仏像は、仏教という新しい宗教を受け入れるか否かを巡る崇仏・廃仏論争の最中、廃仏派の物部氏によって難波の堀江へと打ち捨てられました。
その後、信濃国国司の従者として都に上った本田善光が信濃の国へとお連れし、はじめは今の長野県飯田市でお祀りされ、後に皇極天皇元年(642)現在の地に遷座されました。皇極天皇三年(644)には勅願により伽藍が造営され、本田善光の名を取って「善光寺」と名付けられました。(^。^)

善光寺には、以前訪ねたことがありますが、その折の目当ては、同寺の東側に立地する長野県立美術館の本館「東山魁夷館」に展示される名作絵画の鑑賞でした。(^_^)

もちろん善光寺にもお詣りしましたが、とにかく参道から大勢の人の波に揉まれながら、やっとの思いで参詣した記憶しか残っていないのです。いや、もったいない!!(◎_◎;)

では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「無花果の皮剥かず食ふ新しさ」 祖谷馬関


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