岩手町の”道の駅石神の丘”から北上し、
北上川の源流に向かいました。
テレビの”田舎に泊まろう”で見たことはありましたが、
実際に訪れるのは、私は初めてであり、
妻も相当に久しぶりとのことでした。
御堂観音というお寺の中に、しっかりと北上川の源泉がありました。
”弓弭(ゆはず)の清水”というらしいですが、私には難しい漢字です。
北上川は、全国でも5本の指には入る長い川のはずであり、
その最初の1滴が、ここからはじまるのかと、
少しだけ感慨に浸りました。
さて、戻ろうかと思っていたら、助手席から、
もう少し進んでみようとの一言です。
どうやら、この道が昔の奥州街道であり、
なにやら、この先に明治天皇が歩いた記念碑があるらしいのです。
そんなことで、さらに北上すると、馬羽松(まはまつ)一里塚がありました。
看板によれば、盛岡から10番目の一里塚のようです。
ちょうど40km北上したかと思いながら、明治天皇の記念碑を目指しましたが、
途中で道を見失い、それでもしばらく進み、大志田ダムに出てきました。
多分、記念碑は山道の方だったのか?
いずれ、初めてのみちを不安ながらに西へと向かうと
また、”新奥の細道”の看板に出会い、
無事に、小繋駅の真ん前の国道4号線に出てきました。
映画”待合室”の舞台となった、まさに駅の待合室には、
10冊目になったらしい、”命のノート”が置いてありました。
この駅は、国道4号線のすぐ横であり、
車で立ち寄る人も多いようです。
駅前のお店で、串餅(80円也)をいただき、
17時30分に盛岡に無事に到着いたしました。
知らない道に入り込んで迷ったわりには、
早く帰宅できたし、楽しむこともできた半日でした。