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ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

乳頭山の紅葉(2009.9.21)

2009年09月21日 | 秋田駒ケ岳

今日の乳頭山は、紅葉がとても見事でした。

八幡平エリアの山の紅葉は、今週末か来週が見頃かなと思っていたのですが、今年の紅葉は、思った以上に早いようです。

乳頭山は初めてでしたが、この山からは、秋田駒ケ岳、岩手山、八幡平、森吉山などなどの名山が一望でき、それらの山々を紅葉と一緒にみれるのが、何ともいえません。

また、田沢湖を見下ろす景色も、とても美しいです。

さらに、頂上から秋田駒ケ岳へ向かう縦走路が、特にきれいで、時間があれば、もっともっと歩き回ってみたい風景でした。

登山道のそばの木々も、とても綺麗に色づいていて、歩く疲れを感じさせない一日でした。

黒湯温泉の方向に下山中に、ふっと振り返ると、これまた、尾根伝いの紅葉が目に入り、思わず引き返して、写真を撮ったりまでしてしまいました。

今日は、赤の色づきが特に綺麗に感じました。


乳頭山(2009.9.21)

2009年09月21日 | 秋田駒ケ岳

乳頭山は、岩手と秋田の県境にまたがる山です。

今日は、秋田県側の田沢湖高原の乳頭温泉郷から登りました。

ここからの登山口は、黒湯温泉と孫六温泉の2か所にありますが、登りやすい孫六温泉の方を選択しました。

2つの登山口はすぐ近くにあるのですが、孫六温泉の登山口への表示がないためにわかりにくく、孫六温泉の受付で教えてもらいました。

登山口から1時間くらい歩くと、急に視界がひらけて、少し進むと八幡平方面に向かう道との分岐点に到着しました。

少しだけ、そっちの方向に進んでみると、たぶん大白森だと思いますが、縦走路がきれいに見えました。

再び、乳頭山の頂上を目指す道に戻ると、ほどなく田代平山荘に辿りつき、ここから頂上までは30分程度です。

頂上のすぐ手前まで来て目にする切り立つ急崖の頂上は、すごく迫力がありました。

乳頭山の標高は、1477.5メートル。登山口から頂上までは2時間くらいでした。

今日の山頂は、風もなく、とても穏やかで、そして、何よりも、紅葉の美しさに大満足でした。

正直、紅葉はまだだろうと思ってやってきたのですが、見事に見ごろを向えていた感じでした。

頂上は、まさに360度のパノラマで、秋田駒ケ岳がきれいに聳え、その向こうに、はっきりと鳥海山の姿も見ることができました。

下りは、黒湯温泉の方のルートを歩きましたが、確かに木段とかも多くて、登りにはきつそうな感じがしました。

ひたすら下り続けて、徐々に硫黄の匂いを感じはじめると、登山道のすぐ横に温泉が現れました。

たぶん一本松温泉という名前だと思います。

せめて足湯でもと思いましたが、ここで、登山靴を脱ぐと、もう歩きたくなくなるような気がして、思いとどまりました。

ちょっと熱めかもしれませんが、水も引いているので調整は可能のようです。

ここから、1kmくらいで黒湯温泉に無事到着いたしました。


秋田駒ヶ岳のコマクサ(2009.7.12)

2009年07月12日 | 秋田駒ケ岳

6月13日に続いて、秋田駒ヶ岳に行ってきました。
今日は、秋田側の8合目登山口からのスタートです。

秋田側からは、平日を含めて交通規制があり、車は、田沢湖高原温泉郷の”アルパこまくさ”に止めて、バスで、8合目登山口まで移動しなければなりません。

今日は、雲がかかって風も強く、視界がひらけたと思えば、また、雲がかかるというあいにくの天気でしたが、前回は見ることのできなかったコマクサに、ようやく出会うことができました。

秋田駒ヶ岳のコマクサは、横岳から岩手側の国見温泉登山口の方向に向かう大焼砂という場所の斜面一帯に見事に咲いています。

大焼砂からコマクサの群落が続き、ムーミン谷を見下ろす風景が絶景でした。

このコマクサ、何の栄養分もなさそうな礫地で強風に耐えて咲き誇る姿は、まさに”高山植物の女王”の名にふさわしいものだと、つくづく感心しました。

一方、ムーミン谷のチングルマがほとんど咲き終わっていたのは、とても残念でした。

1ヶ月前は、まだ雪がいっぱい残っていたムーミン谷なのに、この1ヶ月の間に、雪が溶け、チングルマが咲き終わっているとは・・・。

でも、ムーミン谷でも、遅くまで雪が残っていたと思われる場所では、まだ、きれいに咲くチングルマを何とか見ることもできました。

今、このムーミン谷で目立っていたのは、エゾツツジでした。

帰り道は、横岳から阿弥陀池避難小屋に下り、雪の上を少しだけ歩いて、浄土平の方から8合目登山口に降りてきました。


国見温泉の森山荘

2009年06月14日 | 秋田駒ケ岳

秋田駒ヶ岳からの下山後、登山口にある森山荘(もりさんそう)で汗を流させていただきました。

この国見温泉は緑のお湯で有名ですが、実際に入浴するのは初めてでした。

露天風呂の方に向かっていくと、ペット専用の露天風呂?もありました。
さらに、ここの旅館は、ペットと一緒に食事もできるようです。
http://www.morisansou.com/

人が入る方の露天風呂は、ホントに緑色がかっていて、疲れた足にしみこんでいく感じがたまりません。

旅館の前のでっかい登山靴も印象的でした。(最初、何かと思ったら、イスでありました。)


秋田駒ヶ岳の花(2009.6.13)

2009年06月13日 | 秋田駒ケ岳

秋田駒ケ岳は、何といっても、花で有名な山です。
まだ、時期的に少し早かったとはいえ、いろんな花を目にすることができました。

ムーミン谷では、チングルマを目にすることができました。

コマクサは、まだでしたが、このコマクサでピンク色に染まった頃に、是非、もう一度訪れたいと思いました。

イワカガミは、国見温泉の登山口から、すぐに両脇に咲いていましたが、横岳付近が一番きれいでした。

ミヤマキンバイもいっぱい咲き誇って、群落をなしていました。

このミヤマキンバイは、火山原の辺りにも群落をなしており、
どうやって、水分をとっているのか不思議でした。

シラネアオイは、男岳付近の群生が見事でした。

ちなみに、山の花々で、私が一番最初に覚えたのがシラネアオイでした。

まだ咲いていませんが、これは、タカネスミレのようです。
葉っぱに特徴があります。

このほかにも、ショウジョウバカマやオオバキスミレなどなどの花々が咲いていました。


秋田駒ヶ岳(2009.6.13)

2009年06月13日 | 秋田駒ケ岳

秋田駒ヶ岳には、岩手県側と秋田県側の両方から登ることができます。

今日は、5人で岩手県側からの登山です。
登山口は国見温泉の温泉旅館のそばからのスタートになります。

1時間ほど歩いて、横長根という場所で尾根に出ます。ここで、休憩です。

そして、ここからは緩やかな道になるのですが、この時期、登山道の両側はタケノコ(姫竹)の群生地帯、宝庫であり、タケノコ採りに夢中になって、なかなか前に進むことができませんでした。

やっと、タケノコ地帯を抜けだして、ムーミン谷と呼ばれる方向に進みます。

ムーミン谷は、コマクサやミヤマキンバイなどの花の群生で有名な場所ですが、
この時期は、ミヤマキンバイは咲いていますが、コマクサには早く、まだ残雪がいっぱいで、歩くのも一苦労です。

このムーミン谷、上の方から見るとこんな感じで、誰が名付けたのか、素晴らしいネーミングです。

噴火口の跡もはっきりと見えています。

ムーミン谷から横岳の方向に向って、急な岩場を進み、
今日の目標である男岳(おだけ)の頂上に向かいます。

男岳を目指しながら振り返ると、阿弥陀池が綺麗です。

ほどなく、男岳の頂上、1623mに到着です。

秋田駒ヶ岳には、この男岳のほかに、男女岳や横岳などの頂上がありますが、今日の男岳からは、田沢湖が目に鮮やかでした。

ここから、阿弥陀池の山荘に下って、午後1時ごろから遅めの昼食。
もちろん、採ってきたタケノコも焼いていただきました。

昼食後、阿弥陀池から横岳に登り、この大焼砂を通っての下山です。

午前中は、曇り空でしたが、だんだんに天気が良くなり、
最後は、素晴らしい青空となっていた一日でした。