6月13日に続いて、秋田駒ヶ岳に行ってきました。
今日は、秋田側の8合目登山口からのスタートです。
秋田側からは、平日を含めて交通規制があり、車は、田沢湖高原温泉郷の”アルパこまくさ”に止めて、バスで、8合目登山口まで移動しなければなりません。
今日は、雲がかかって風も強く、視界がひらけたと思えば、また、雲がかかるというあいにくの天気でしたが、前回は見ることのできなかったコマクサに、ようやく出会うことができました。
秋田駒ヶ岳のコマクサは、横岳から岩手側の国見温泉登山口の方向に向かう大焼砂という場所の斜面一帯に見事に咲いています。
大焼砂からコマクサの群落が続き、ムーミン谷を見下ろす風景が絶景でした。
このコマクサ、何の栄養分もなさそうな礫地で強風に耐えて咲き誇る姿は、まさに”高山植物の女王”の名にふさわしいものだと、つくづく感心しました。
一方、ムーミン谷のチングルマがほとんど咲き終わっていたのは、とても残念でした。
1ヶ月前は、まだ雪がいっぱい残っていたムーミン谷なのに、この1ヶ月の間に、雪が溶け、チングルマが咲き終わっているとは・・・。
でも、ムーミン谷でも、遅くまで雪が残っていたと思われる場所では、まだ、きれいに咲くチングルマを何とか見ることもできました。
今、このムーミン谷で目立っていたのは、エゾツツジでした。
帰り道は、横岳から阿弥陀池避難小屋に下り、雪の上を少しだけ歩いて、浄土平の方から8合目登山口に降りてきました。
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