岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

中央区はひとり暮らしでも住み続けられますか?

2010年05月12日 | Weblog
 昨夜札幌市医師会館で札幌市中央区在宅ケア連絡会の研修会が開かれ、ぼくが講師として招かれました。
 在宅ケア連絡会には区内の医師、看護師、介護保険事業所職員など保健医療福祉の専門家約50名が集まりました。

 テーマは「この中央区で、ひとり暮らしでも安心して自宅で住み続け、死を迎えることは可能ですか?」。何とも重い課題ですが、最初に参加者に可能性の是非についてお聞きしたところ、可能と言う回答はゼロでした。

 そのテーマに含まれるのが「住まい」と「孤独死」という、少子高齢社会の課題として見えてきた内容です。

 具体的にどうすれば、ひとり暮らしでも安心して住み続けられるのか、本気で考えなければならない時期に来ており、解決策として地域の再生と仕組みづくりについて活発な意見交換が行われました。