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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『PS-羅生門-』 CASE5、CASE6

2006-08-15 14:02:48 | 『ドラマ本舗06’7月期ドラマ』
ーCASE5ー 
留美(木村佳乃)がコンビニで買い物をしていると、突然、一人の男(名倉潤)が
アルバイト店員の牧村あい(石田未来)と細川秀樹(近藤芳正)を人質にとり、
店内に立て篭る。
留美はすかさず携帯電話で田所巡査(飯田基祐)に連絡するが、男に見つかり
そのまま人質となってしまう。
留美の連絡を受け、駆けつける東都署メンバー。
黒田(舘ひろし)が犯人との交渉にあたるが、
男は「世の中いったいどうなってるんだ」とうわ言のように繰り返すばかり。
どうやらただの強盗ではなさそうだが、彼の要求はいったい何なのか。

うつろな表情で「世の中がヘンだと思ったことない?」と尋ねる男。
安全(遠藤章造)が見たところ、覚せい剤をやっているようには見えないが、
土橋(佐野史郎)によれば、その目は真剣そのもの。
弓坂(森本レオ)は強行策は危険と判断する。
しかし、そんな彼らの意思に反してマスコミや野次馬が現場に殺到。
駆けつけた機動隊員たちも次第にいらだちを見せ始める。
 
男の正体が分かった。名前は草間慎一、35歳、無職。
犯罪歴はないが、なんと半年前に妹のタキ子(井上佳子)をコンビニ強盗に
殺されていた。
しかも、犯人はまだ捕まっていない。
今にも突入しそうな勢いの機動隊員たちをどうにか制する黒田。
だが、突入はもはや時間の問題だ。
「妹さんを殺した犯人を必ず捕まえるから」。
留美は草間にそう約束するが、草間は事件後に訪れたコンビニで聞いた妹への
中傷に深く傷ついたことを話し出す。
「だったらこれぐらいいいんじゃないかなぁ」。
ふと細川が漏らす。
実は半年前に彼の妻は借金を苦に自殺していた。
さらに、あいも自分がホームレスだった過去を語り出す。
それぞれがそれぞれにやり切れない思いを抱えていたことを知り、
複雑な表情の留美。

土橋が説得のため草間の母親を連れてきた。
しかし、時すでに遅く、とうとうドアが蹴破られ数十人の機動隊員が
一斉になだれ込む。
騒然となる店内。抵抗もせず殴られる草間。
捕まえられ連行される草間に母親が優しい声をかける。
「ありがとね…タキ子の気持ちわかってくれてありがとね…
あの子の気持ち伝えてくれてありがとね…」。

「妹が妹なら兄貴も兄貴だぜ。バカ兄妹がよ」。一人の刑事が心ない言葉を吐く。
草間の気持ちを代弁するかのように、
黙ってその刑事の頬を平手で打つ留美だった…。

ーCASE6ー
銀行のATMが何者かによって破壊され、現金が奪われるという事件が発生する。
その徹底した壊しぶりに、銀行に怨みを持つ者の犯行と見た黒田(舘ひろし)と
留美(木村佳乃)は、被害を受けた銀行へと向かう。
そして、次長の竹岡(半海一晃)の話から、融資の返済で苦しんでいた
スミオカ製作所の経営者・住岡(前田吟)の名前が浮かび上がる。

一方、土橋(佐野史郎)は、勤務先の金を横領した罪で服役し、
つい最近出所したばかりの元銀行マン・川辺(甲本雅裕)をマークしていた。

工場の事務所で給料を仕分けする住岡。
その様子を不安な面持ちで見守る工員たち。
その頃、弓坂(森本レオ)とサチ(松本莉緒)は、製作所の裏庭に駐車していた
トラックの荷台にATMの残骸を発見する。
工員一人一人に手渡しで給料を配り終えた住岡は
「必ず生きて元気でいて下さい。その代わり、私もみなさんと約束します」
と告げる。
その表情にはどこか固い決意のようなものが…。

思い詰めた表情の川辺が電車に飛び込もうとする。
土橋の予想通り、横領した金を架空口座に振り込んだまま出所したのはいいが、
すべて引き出されていた後だったのだ。
必死に川辺を止める留美。
「金なんかで死ぬな、バカヤロウ! こんな死に方して、
生んでくれたお母さんに申し訳ないと思わないのか!」。

そんな折、署で待機していた黒田のもとに、一本の電話が入る。
それはなんと住岡からだった。
住岡が自首したという知らせを聞いて激昂する竹岡。
彼は情報を提供するふりをしながら警察を利用して住岡を追いつめ、
自殺に追いやることで自分たちの悪事と失態を闇に葬り去ろうとしていたのだ。
「お前らは外道だ」。厳しい表情で竹岡を一喝する黒田。

署に向かう車の中で住岡がつぶやく。
「まだ終わってませんから…。みんなと約束したんです。
生きてもう一度、やり直してみせるって…」。
その言葉を聞いて、ギュッと住岡の手を握りしめる留美。
無事、事件も解決し、吉見(伊東四朗)の屋台でくつろぐ一同。
そこへ田所巡査(飯田基祐)が飛び込んでくる。
なんと責任を押し付けられた竹岡が支店長を刺したのだ。
余韻に浸る間もなく、現場へと向かう留美たち。
そこにはすでに刑事として生きるそれぞれの顔があった…。

公式HPより

CASE5、CASE6を2話まとめて感想アップします。
コンビニ強盗が発生した、犯人は従業員を人質に客を表に出した。
偶然店に居合わせた留美は羅生門に電話しているのを見られ、
刑事だとバレてしまい、そのまま人質にされてしまう。
犯人の要求は何もないまま、時間だけが過ぎて行く。
本庁の指揮の下、強行突破は必至の様相を呈する中、犯人のプロファイリングを
していた、弓坂が危険を察知する。
一方土橋は犯人・草間の家を訪ねていた。
草間は半年前、妹をコンビニ強盗に殺されていた。
しかも被害者であるはずの妹はあろう事か、警察からは共犯ではないかと
疑われていたらしい…。
人質にされていた、コンビニの従業員もそれぞれ事情をかかえる人物ばかりで、犯人は
少しずつ戸惑いを覚えていく…
名倉さんのセリフと心の動きは上手く表現出来ていなかったように思います…。
棒読みとかちょっと、、、心のアヤみたいなモノをもっと表現しないと
いくら発作的に起こした犯罪とはいえ、何だかなぁという感じです。
人質になった店員も、こんな偶然あるかい!?というようなエピソードを持った人
ばかりで、、、疑問。
一人、一人で見れば、ある事なのかも知れませんが、一同に集まるのはおかしすぎですーーー。

CASE6
銀行のATMが何者かによって壊され、中の現金が奪われた、機械は滅茶苦茶に
壊されていて 、強盗は勿論、銀行に怨みを持つ者の犯行ではないかとの見方が強まる
中、犯行に使われた凶器の特定が急がれた。
サチはあらゆる角度から、凶器を試すが、中々頑丈で現場のようには壊れない…
そんな時安全がもっと強力な機械を見たことがあると言い出した…。
被害銀行に聞き込みの行った黒田と留美だったが、支店長は何も話そうとしない、
しかし、次長の竹岡は帰ろうとする留美たちを引き止め、捜査協力を申し出るのだった。

同じ頃、土橋は横領事件の刑期を終え、出所して来た元銀行員の川辺の前に顔を出し、
見つかっていない金の在り処を尋ねるのだった…。
川辺は貸し金庫に預けてあった通帳を握り締め、元妻のところへ、
しかし、門前払いされてしまう。
仕方なく銀行に行った川辺だったが、通帳は既に現金が引き出され、解約されていた
慌てる川辺だったが、食い下がろうにも、出来ず、高架橋から飛び降りようとする所を
土橋といた留美に止められ、説教される。
そしてぼんやりと息子がサッカーの練習をしている公園に足を向けるのだった…。
土橋は、オカマバー!?のママを連れて川辺の前に現れる。
ママは川辺が銀行員時代に、どの銀行も断った、子供の学資金の融資を受けて
いたのだった、その事をまるで昨日の事のように話し、感謝するママ。
たった100万だと言うと、それが自分たちには大切だったのだと話すのでした。
そして、喜んで、川辺を引き受けることになるのでした。

一方、竹岡からATMの強盗犯はスミオカ製作所の社長、住岡が怪しいと聞き出した黒田は
弓岡やサチを現場に向かわせる。
その頃、従業員たちが心配する中、遅れた給料を今から払うと住岡社長が黒いカバンに
無造作に入った現金を数え始めた。
その様子を見ながら、新聞の記事を見つめ、不安げな従業員たち。
竹岡はあの社長なら、従業員の為ならどんな事でもすると豪語するのでした。

サチと弓岡は工場裏のトラックの荷台から、ATMの残骸と犯行に使われたと思われる
チェンソーを見つけるのだった。

住岡は従業員に給料袋を渡しながら、固い決意を持って、生きて下さいと訴えるのでした。
そして、署に住岡の自首を知らせる電話が、
何と竹岡は住岡が自殺すればいいと思って、捜査に協力する振りをして告発。
銀行の行為を隠したいが為の行動だったのです。
黒田に”外道”と叫ばれ、銀行に帰ると、支店長からミスを擦り付けられ、
転勤を仄めかされた竹岡の何かが崩れた…。
思わず支店長を刺してしまう竹岡…、そして事件を知らせる一報が羅生門に入るのだった…。


<キャスト>
紅谷留美(28)べにや るみ ・・・ 木村佳乃

安全豊(32)あんぜん ゆたか ・・・ 遠藤章造
土橋順一郎(48)どばし じゅんいちろう ・・・ 佐野史郎
江守サチ(22)えもり さち ・・・ 松本莉緒

野原常久(29)のはら つねひさ ・・・ 池田努
紅谷悟(27)べにや さとる ・・・ 斉藤祥太
田所雅明(38)たどころ まさあき ・・・ 飯田基祐
紅谷陽平(5)べにや ようへい ・・・ 小林翼

弓坂文雄(55)ゆみさか ふみお ・・・ 森本レオ
吉見武士(58)よしみ たけし ・・・ 伊東四朗

黒田勘太(50)くろだ かんた ・・・ 舘ひろし




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