14才で妊娠し、いくつもの障害を乗り越えて遂に出産した未希(志田未来)。
緊急手術で意識不明に陥った未希と未熟児として生まれてきた赤ちゃん…。
幼い母子の運命は?
『14才の母』公式HPより
未希は保育器の中の小さな我が子に”そら”と名付けた。
NICU担当医・土田(反町隆史)はいい名前だと言い、呼んであげる。
一方加奈子(田中美佐子)はご祝儀袋を渡して消えた静香(室井滋)が
気になってしょうがない。
忠彦(生瀬勝久)が病院に着くや、住まいを聞き出し向かう。
病室に来た忠彦は未希に出生届けを渡すと直ぐに帰れと言われ、意気消沈。
しかし、未希はそらに母乳を届ける為搾乳をしたかっただけなのです。
事情を察した忠彦は後ろ髪引かれる思いで病室を後にするのだった。
その頃加奈子は静香のアパートを訪れ、呆然とドアを開けた智志(三浦春馬)
を尻目に中へと入る、バスルームで薬を飲んで倒れている静香を発見し、
救急車を呼ぶ。
智志と共に救急車に乗り込んだ加奈子だったが、静香の目が覚める前に、
病室を出ようとすると、静香が声をかける。
どうして助けたのかと…。
智志を守る為にこれしか方法がなかったのだと話す静香に加奈子は、
未希が教えてくれたのだと話す。
父親のいない子を産むつもりかと問い質した時、智志も父親はいないが、
曲がっていないし、、、
あなたがいたから智志くんがいるんです!
私と未希と赤ちゃんからのお願いです。どうか生きてください!と。
智志は眠る母をはじめて見たと告白。
(もの凄く忙しい人だったんだな~。)
加奈子が去って、静香は涙を流すのだった。
(智志はきっと母の涙を見たのもはじめてですね。)
未希は一足先に退院が決まる。
しかし、そらの容態が急変、そこから離れられない。
加奈子に直ぐに来て欲しいとパニック。
今は見守るしか出来ない、そらちゃんは頑張っているんだと諭す土田。
未希はそらは自分の元に生まれたくなかったのではないかと
不安を口にする。
その時智志がやって来る。卒業証書を手にした智志は、ようやく自分の
進路を決めていた。
高校へは行かず、働き、子供に少しでもお金を送りたいと言い出したのだ。
驚く未希、しかし、智志の意思は固く、、、
ふたりはそらに会いに行く。
そして、未希たちがそらの傍を離れようとした時初めて泣き出したのだ。
感動する未希たち。
近所の主婦が一ノ瀬家に出て行けと言わんばかり…っつうか言ってたね。
世間の目は冷たいってホント静香の言うとおりの現実。
未希は香子(山口紗弥加)の復学の話を断り、公立への転校を希望した。
そらの出生届けを提出し、戸籍が独立する事をはじめて知ったと。
(私もはじめて知ったよ^^;)
もう、両親には甘えられないと、(充分甘えてるけどさ。)
香子はその事を学校に持ち帰り、校長や職員と話し合う。
今まで常に反対意見だった教頭が初めて優しい言葉を…。
決して賛成している訳ではないが、風当たりは厳しいと。
しかし、未希の考えを尊重したいと話す香子、校長は、教師は生徒を
信じることが一番大切だと話すのでした。
真由那(谷村美月)が未希を訪ねてやって来る。
自分は一度死んだのだと話す真由那、みんなが噂していた通りなのだと。
未希を見ていて、このまま此処で頑張ってみようと決心したのだと言う。
でも未希の事は馬鹿だと思っていることに変わりはないし
嫌いだからと笑う真由那だった。
落ち着いた静香が一ノ瀬家の門前に立つ。
すると近所の主婦がじっと見ている。
「何か!?」強い口調の静香。
未希、智志、忠彦、加奈子、そして静香。(ちょっと離れた所に健太^^;)
未希と智志が切り出す。
あと2年経って智志が18歳になったら結婚したいと提案するふたり。
そして、智志も未希も高校へは行かず、働くと言い出したのだ。
忠彦は子供を産む事は認めたが、交際は認めていないと叫ぶ。
静香も反対だと言う。
加奈子は子供を育てる事は生易しいものではないとそらのためにも
今は勉強しなさいと説得する。
未希はそらに恥ずかしくないように生きたいと話し、後5年待って、
そらを幼稚園に預けられるようになってから学校へ行ってもいい、
それでも未だ19歳だし、まだまだやり直せると。
静香は好きなようにしなさい、頑固な娘だと、、、
加奈子は私の娘ですからと答える。
静香はそのまま帰って行く。
こうして、そらの退院の日がやって来た。
2580gになった我が子をようやく抱いた未希。
その重さをかみ締めるように…。
加奈子は思わず泣き出してしまう。
今は泣かせてあげなさい。と春子(高畑淳子)が言う。
土田やスタッフにお礼を言い、病院を後にする未希たち、車中で
そらが泣き出し、車を止め、ベンチに腰掛けるふたり。
そこにガラガラを持った波多野(北村一輝)が近付く。
陣痛の折り、送ってくれたのが記事を書いた本人波多野だと気付く未希。
これからもずっと見ている書き続けると言い残し去って行く波多野。
静香は保険の外交員をして歩いていた、その姿を見つめ深々と頭を下げる
元秘書の山崎(海東健)。
智志は運送屋で働いていた。
「未希?母になって見る空の色はどうですか?」
「綺麗だよ、お母さん。
気のせいかもしれないけど、
今日は特別。明日はどうかわからないけど。」
「明日はあなたの15才の誕生日。
長かったような、短かったような、
嵐のような一年間だったわね。
去年の誕生日にはこんな日が来るなんて、思ってもみなかった。」
「ごめんね、お母さん。
でも私にとっては大事な14才だったよ。
辛い事も苦しい事も一杯あったけし、
何もかもなくしたって思ったけど、、、
今、此処に”そら”がいるもん。」
「未希、いつか”そら”ちゃんに言えるといいわね、
何も失ってなんかいない、あなたは沢山のものをくれたよ。って」
「奇跡なんだね、お母さん。
”そら”が生まれたことも、私がお母さんの所に生まれたことも。
何万分、ううん、何億分の一の奇跡。命って奇跡なんだね。」
「明日からは戦争だから、一日早いけど、今、言っておくわ。
15才の誕生日おめでとう。」
「ありがとう。ありがとね、お母さん。」
帰宅した未希たちを迎える忠彦、健太。
近所の主婦の冷たい視線に気付き、忠彦がみんなで写真を撮ろうと言い出した。
タイマーをセットして、忠彦がはい5分後だからねとみんなを笑わせる。
「はい、ハンバーグ!」
波多野はいつものようにコーヒー一杯でファミレスに居座り、未希たちの原稿を
書いていた。
『彼女は、その朝、子供を抱いて笑った。
そして、』
いいのか、こんな終わり方で…。
納得全然していないけど、、、でもどうしたらいいのかは知りません。
その位、陳腐になっていたと思うから…。
<キャスト>
志田未来 … 一ノ瀬未希
田中美佐子 … 一ノ瀬加奈子
生瀬勝久 … 一ノ瀬忠彦
山口紗弥加 … 遠藤香子(未希の担任)
河本準一(次長課長)… 三井マコト(未希の叔父)
三浦春馬 … 桐野智志
谷村美月 … 柳沢真由那(未希の同級生、1年留年している)
北乃きい … 久保田恵(未希の親友)
高畑淳子 … 的場春子(的場クリニック院長)
海東健 … 山崎光陽(静香の秘書)
金子さやか … 三井ひな子(マコトの妻)
井坂俊哉 … 原口和明(香子の恋人)
北村一輝 … 波多野卓
室井滋 … 桐野静香
反町隆史 … 土田太郎(友情出演)NICU 担当・小児科医
緊急手術で意識不明に陥った未希と未熟児として生まれてきた赤ちゃん…。
幼い母子の運命は?
『14才の母』公式HPより
未希は保育器の中の小さな我が子に”そら”と名付けた。
NICU担当医・土田(反町隆史)はいい名前だと言い、呼んであげる。
一方加奈子(田中美佐子)はご祝儀袋を渡して消えた静香(室井滋)が
気になってしょうがない。
忠彦(生瀬勝久)が病院に着くや、住まいを聞き出し向かう。
病室に来た忠彦は未希に出生届けを渡すと直ぐに帰れと言われ、意気消沈。
しかし、未希はそらに母乳を届ける為搾乳をしたかっただけなのです。
事情を察した忠彦は後ろ髪引かれる思いで病室を後にするのだった。
その頃加奈子は静香のアパートを訪れ、呆然とドアを開けた智志(三浦春馬)
を尻目に中へと入る、バスルームで薬を飲んで倒れている静香を発見し、
救急車を呼ぶ。
智志と共に救急車に乗り込んだ加奈子だったが、静香の目が覚める前に、
病室を出ようとすると、静香が声をかける。
どうして助けたのかと…。
智志を守る為にこれしか方法がなかったのだと話す静香に加奈子は、
未希が教えてくれたのだと話す。
父親のいない子を産むつもりかと問い質した時、智志も父親はいないが、
曲がっていないし、、、
あなたがいたから智志くんがいるんです!
私と未希と赤ちゃんからのお願いです。どうか生きてください!と。
智志は眠る母をはじめて見たと告白。
(もの凄く忙しい人だったんだな~。)
加奈子が去って、静香は涙を流すのだった。
(智志はきっと母の涙を見たのもはじめてですね。)
未希は一足先に退院が決まる。
しかし、そらの容態が急変、そこから離れられない。
加奈子に直ぐに来て欲しいとパニック。
今は見守るしか出来ない、そらちゃんは頑張っているんだと諭す土田。
未希はそらは自分の元に生まれたくなかったのではないかと
不安を口にする。
その時智志がやって来る。卒業証書を手にした智志は、ようやく自分の
進路を決めていた。
高校へは行かず、働き、子供に少しでもお金を送りたいと言い出したのだ。
驚く未希、しかし、智志の意思は固く、、、
ふたりはそらに会いに行く。
そして、未希たちがそらの傍を離れようとした時初めて泣き出したのだ。
感動する未希たち。
近所の主婦が一ノ瀬家に出て行けと言わんばかり…っつうか言ってたね。
世間の目は冷たいってホント静香の言うとおりの現実。
未希は香子(山口紗弥加)の復学の話を断り、公立への転校を希望した。
そらの出生届けを提出し、戸籍が独立する事をはじめて知ったと。
(私もはじめて知ったよ^^;)
もう、両親には甘えられないと、(充分甘えてるけどさ。)
香子はその事を学校に持ち帰り、校長や職員と話し合う。
今まで常に反対意見だった教頭が初めて優しい言葉を…。
決して賛成している訳ではないが、風当たりは厳しいと。
しかし、未希の考えを尊重したいと話す香子、校長は、教師は生徒を
信じることが一番大切だと話すのでした。
真由那(谷村美月)が未希を訪ねてやって来る。
自分は一度死んだのだと話す真由那、みんなが噂していた通りなのだと。
未希を見ていて、このまま此処で頑張ってみようと決心したのだと言う。
でも未希の事は馬鹿だと思っていることに変わりはないし
嫌いだからと笑う真由那だった。
落ち着いた静香が一ノ瀬家の門前に立つ。
すると近所の主婦がじっと見ている。
「何か!?」強い口調の静香。
未希、智志、忠彦、加奈子、そして静香。(ちょっと離れた所に健太^^;)
未希と智志が切り出す。
あと2年経って智志が18歳になったら結婚したいと提案するふたり。
そして、智志も未希も高校へは行かず、働くと言い出したのだ。
忠彦は子供を産む事は認めたが、交際は認めていないと叫ぶ。
静香も反対だと言う。
加奈子は子供を育てる事は生易しいものではないとそらのためにも
今は勉強しなさいと説得する。
未希はそらに恥ずかしくないように生きたいと話し、後5年待って、
そらを幼稚園に預けられるようになってから学校へ行ってもいい、
それでも未だ19歳だし、まだまだやり直せると。
静香は好きなようにしなさい、頑固な娘だと、、、
加奈子は私の娘ですからと答える。
静香はそのまま帰って行く。
こうして、そらの退院の日がやって来た。
2580gになった我が子をようやく抱いた未希。
その重さをかみ締めるように…。
加奈子は思わず泣き出してしまう。
今は泣かせてあげなさい。と春子(高畑淳子)が言う。
土田やスタッフにお礼を言い、病院を後にする未希たち、車中で
そらが泣き出し、車を止め、ベンチに腰掛けるふたり。
そこにガラガラを持った波多野(北村一輝)が近付く。
陣痛の折り、送ってくれたのが記事を書いた本人波多野だと気付く未希。
これからもずっと見ている書き続けると言い残し去って行く波多野。
静香は保険の外交員をして歩いていた、その姿を見つめ深々と頭を下げる
元秘書の山崎(海東健)。
智志は運送屋で働いていた。
「未希?母になって見る空の色はどうですか?」
「綺麗だよ、お母さん。
気のせいかもしれないけど、
今日は特別。明日はどうかわからないけど。」
「明日はあなたの15才の誕生日。
長かったような、短かったような、
嵐のような一年間だったわね。
去年の誕生日にはこんな日が来るなんて、思ってもみなかった。」
「ごめんね、お母さん。
でも私にとっては大事な14才だったよ。
辛い事も苦しい事も一杯あったけし、
何もかもなくしたって思ったけど、、、
今、此処に”そら”がいるもん。」
「未希、いつか”そら”ちゃんに言えるといいわね、
何も失ってなんかいない、あなたは沢山のものをくれたよ。って」
「奇跡なんだね、お母さん。
”そら”が生まれたことも、私がお母さんの所に生まれたことも。
何万分、ううん、何億分の一の奇跡。命って奇跡なんだね。」
「明日からは戦争だから、一日早いけど、今、言っておくわ。
15才の誕生日おめでとう。」
「ありがとう。ありがとね、お母さん。」
帰宅した未希たちを迎える忠彦、健太。
近所の主婦の冷たい視線に気付き、忠彦がみんなで写真を撮ろうと言い出した。
タイマーをセットして、忠彦がはい5分後だからねとみんなを笑わせる。
「はい、ハンバーグ!」
波多野はいつものようにコーヒー一杯でファミレスに居座り、未希たちの原稿を
書いていた。
『彼女は、その朝、子供を抱いて笑った。
そして、』
いいのか、こんな終わり方で…。
納得全然していないけど、、、でもどうしたらいいのかは知りません。
その位、陳腐になっていたと思うから…。
<キャスト>
志田未来 … 一ノ瀬未希
田中美佐子 … 一ノ瀬加奈子
生瀬勝久 … 一ノ瀬忠彦
山口紗弥加 … 遠藤香子(未希の担任)
河本準一(次長課長)… 三井マコト(未希の叔父)
三浦春馬 … 桐野智志
谷村美月 … 柳沢真由那(未希の同級生、1年留年している)
北乃きい … 久保田恵(未希の親友)
高畑淳子 … 的場春子(的場クリニック院長)
海東健 … 山崎光陽(静香の秘書)
金子さやか … 三井ひな子(マコトの妻)
井坂俊哉 … 原口和明(香子の恋人)
北村一輝 … 波多野卓
室井滋 … 桐野静香
反町隆史 … 土田太郎(友情出演)NICU 担当・小児科医
でもテレビドラマだと、これが限界なのあな~と
思ったりもします。
テーマは「命」だと思うんですが、
それが「14才の出産」というもので、表現しなければ
ならなかったのか、そこが疑問として残りましたね。
そうですよね、だから逆に「14才の出産」は余計だったかも…^^;
そちらにばかり視線や興味が広がって、「命」が置き去りになってしまいました。
残念(;;)。
*未来ちゃんの陣痛演技にはSHINGOさん同様、とっても感心しました!
生まれてしまえばどうにでもなるというのが見え見えでした。
その衝撃の強さに最後まで振り回された脚本?なのかなぁ~。みんなの意見に流された感が否めません。作り手はもっと信念を持つべきだと思いました。「女王の教室」のような波は来ませんでしたね。見る方も辛いけど、とことん行ってくれ!と思いましたし、もう少し、深さもあったように感じます。
今回はタイトルは深そうなのに実は浅い川って感じですかね…