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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『喰いタン』 第3話 「テレビ局を食い荒らす!」

2006-02-01 12:57:22 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
あるアパートの一室で、男の死体が発見された・・・・。
留守電には、女の声で「あれは、計画通りに、、、」とメッセージが残されていた。
該者の部屋には、テレビの公開番組抽選の”当選ハガキ”があった。

司会が有名な川上逸郎(平泉成)の番組で、料理を扱ったクイズ番組。
緒方桃(京野ことみ)は早速「いが~らし~!」=五十嵐修稔(佐野史郎)と共に
公開録画のある、テレビ局に向う。

優勝賞金500万のその番組に涼介(森田剛)は勿論”賞金目当て”で応募。
そして見事当選!!聖也(東山紀之)をパートナーに京子(市川実日子)一(須賀健太)
を応援に従えて、テレビ局にやって来た。

ゲストで出演していた女優のマダム・ラン(銀粉蝶)は相変わらず、”派手なジュエリー”
を身につけて、自慢げ、サインや握手をせがむ、京子達を軽く無視、、、
感じ悪い印象、、、。
そこで、涼介は、学生時代の後輩森山瞳(須藤温子)がこの番組のフードコーディネーター
として、働いていると知り、俄然張り切りだした。(どうも、昔好きだったらしい!?)
クイズより、食べる事に貪欲な聖也のせいで、喰いタンなのに、、何故か上手く行かない
ホームズチーム。^^;

そんな中、司会の川上がいきなり、苦しみ出し倒れてしまう、、、。
どうやら、原因は蕎麦アレルギーで発作を起こしたらしい事が判明、、、
番組に捜査で張り込んでいた、桃や五十嵐も出て来て、収録は中断、川上にセクハラを
受けていたらしいという理由から、真っ先に瞳に疑いの目が、、、。


出される予定の料理を、片っ端から食べ、蕎麦粉が入っていないか確かめる聖也
最後の料理ステーキまで、出され蕎麦粉の混入はなし、、、、
そんな中、今度はマダム・ランのネックレスに付いていたダイヤが消えたと大騒ぎになる。

聖也は料理には蕎麦粉ははいっていませんでした。
しかし、最後のステーキのソースに入っている材料を言い始める
メイプルシロップを使う、、、瞳は味見してピンと来た。
この蜂蜜が曲者で、どうも蕎麦の花から採った物らしい、、、
瞳は仕事柄小さなメモ帳を持ち歩き、それには、アレルギーの事は勿論、出演者の好き嫌い等が
詳細に書き込まれていた。

その時、涼介がマダム・ランが薬を飲むからと出した、ドロッとした液体、そして
その時、胡椒のビンを落として割ってしまっていた事を思い出した。
瞳は胡椒を借りる為局の食堂に行き、蕎麦粉が入っていないか確かめてから借りて来ていた。

結局、事件は、番組を混乱させ、ダイヤを紛失、多額の保険金を受け取る為の、詐欺事件
だった。
しかも、ダイヤはただのガラス玉だった事も判明、、、
ガラスのダイヤは瞳が作った、”泡の消えないビール”(泡の部分がメレンゲ)の泡の
中から聖也が見つけ出し、ダイヤ特有の熱伝導率から、ガラスである事を悟った上で
聖也が、噛んで割ってしまった事で判明。

マダム・ランは最近出したレストランの経営が上手く行かず、困っていたとの事だった。
事件はめでたく解決、助けてもらったお礼にと、瞳が野菜をホームズ・エージェンシー
に差し入れてくれた、、
追いかけるが、直ぐ戻って来る涼介、、、
野菜を運んで来てくれたスタッフと、仲良く手を繋いで帰って行ったらしい、、、
「やっぱり、俺は京子ちゃん一筋~~!」
とか言っても、今更でしょ!?

公式ホームページ

結局、最初の死体は後半の事件とは何ら、関係なく、、
ただの、病死だったらしい、、”計画通り”とは、収録への待ち合わせの事だった
事が判明、、、。
桃ちゃん、五十嵐さん、ご苦労様!って感じ!?
桃ちゃんの「いが~らし~!!」と
「五十嵐、お前刑事何年やってる?」
はこれから定番なんでしょうね!?
「はい、緒方警部と同じ年であります!」とか
「はい、緒方警部が生まれた年であります!」
なんて、、、かな~り矛盾を感じる。”キャリア”ってそんなに偉いんだろうね、、
ノンキャリに比べたら、、、
昔から、たたき上げとキャリア官僚とか話になりますもんね、、。
でも、こんな小娘に言われたら、、私だったらブチ切れそうです。
まぁ、しかし、そんなテーマじゃないし、、、
かるーいノリで見れるドラマという事、、、で。

『時効警察』 第3話

2006-01-31 18:42:02 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
花屋で花を買うが、財布が見つからないしずか(麻生久美子)バックをゴソゴソ
「おや?おや?おやおやおや?」
「(やおや)八百屋はあっち!なんつって、、、」
若い男性店員にからかわれるしずか、、、思い出した様に、
「あはっあーーあたしってば!」
署内の廊下の花瓶に花を活けるしずかですが、誰も気付いてくれない。
又来(ふせえり)とサネイエ(江口のりこ)は何やら揉めている様子。
熊本(岩松了)諸沢(光石研)は勿論、霧山(オダギリジョー)までが完全無視状態
「こういうもの?世の中って!」憤慨するしずか。
ただ一人蜂須賀(緋田康人)だけが「無駄ではないよ!」と言い残し去って行く。

「ちょ、三日月くん?」戻って来る霧山ですが、
「あれっ!?えっ!何だっけ!?」言いたい事が思い出せない。
一生懸命花をアピールするしずかですが、、
「あー忘れちゃった、、いーや思い出したら言うね!」と花には一言も触れず
再び去って行く霧山

揉める又来とサネイエ、原因は昨夜一緒に食事をしたが、又来は楽しかったから
よかっと思っているが、サネイエは、もうお腹が一杯なのに誘われて、食事に付き合い
殆んど食べても飲んでもいないのに、割り勘は納得出来ないと、シュレッダーに怒りを
ぶつける様に資料を裁断して行く。
二人が大声で揉め出したので、時効の判子を押せずに、その場を逃げ出す熊本
黒板には、”昨日の時効 1件””STOPthe時効!”の文字

廊下で、十文字(豊原功輔)にこの花は十文字の為に活けられたと話す蜂須賀
そして、十文字も又、あー勘違いな人種の為、鵜呑みにして、照れるのでした。
自分の靴を”アンタッチャブル”でケビン・コスナーが履いていた奴だと自慢し、
靴紐を結び直しながら、署内を走る霧山を見て
「無駄に靴底減らす奴!」と呟く十文字。(お前がじゃー!!)

「財布ーー!!」手を出すしずか
「そう、財布!えっ!?」
「ありがとう!」
「俺が持ってる筈!?」
「でしょ!?」
「いやいやいやいや、、だって、、、」
ー再現ー
「これ、預かって!」食事に行った店で、霧山に財布を渡そうとするしずか
「何でぇー?」
「お手洗いに忘れて来たら大変だから、、」
「えっーー!?」
「忘れやすいのあーーいう所は、はい!」
仕方なく受け取る霧山、すると向かいの席で何か落とした”ガラガラガシャーン”
「あらあら、、」と席を立ち片付けを手伝う霧山、その時財布をコートのポケットに、、、
トイレから出て来たしずか、「どうしたの?」
「イヤイヤ、、今、、、」
太った店員が「どうもすいません、ありがとうございます」と頭を下げる、、、。
ー戻る、現在ー
「でも、ないよ!、だって昨日、、いやいやなかったよ」
「えーーどういう事?つうか私に何言いに来たの?」
二人のやり取りを窺う十文字
「いやいや、財布を、いや違うよ!僕ポケットに入れてないよ!」
ー再現ー
客が何か落とす”ガラガラガシャーン”近付く霧山太った店員に財布を預け、
「あーこれちょっと、持ってて」と渡す
ー戻る、現在ー
「えーー!?って事はあの太っちょの店員が持ってるって事?」
「そういう事になるね、」
「頷いて終わり?はぁ・・・」
「っていうかさぁ何で俺に財布なんか預けたのよ、そこが既にわかってないもん」
「説明したくありません!」
「あらっ?丁寧語になる訳?」
「どうしてくれるんですか?無くなってたら?」
「いや、それは後でお店に連絡入れるけど、、何?いくら位入ってたの?中身」
「中身!?中より外!!あの財布その物が高いんです!」
「あっそう、、、」
「私はそういう女です!」

「霧山頂けんなぁー署内で痴話ゲンカは、、」十文字
「そんなんじゃありません!」しずか
「とか、言ってるけど、、、」十文字
「はーーい」霧山
肩を軽くあげ両手を広げ、OhNoのポーズ!?
「それ、やめて下さいよ!」霧山
「とか言ってるけど、、、」十文字
「そっちでしょ、言ってんのは!」しずか
「俺なんか、玉突き状態になってない?二人の間で、、」十文字
駐禁の取り締まりに出る婦警に代わり出て行くしずか
「霧山落ち込むな、劣等性に反省は似合わないぞ」
「”大文字さん”かっこいいですね!」婦警
「十文字だよ!!」
霧山の資料をバッと取り、床に置いて、時効の判子を押す熊本
「これ、調べるんでしょう?」
「えっ!?」
ーセンター東駅における
丸閥商事社員轢死事件 事件発生 平成三年一月十八日
どうやら、霧山修一朗くんの時効を迎えた事件を捜査するこの趣味は署内で
認知された気配です

ー百万人に無視されても、一人振りむいてくれれば人はしあわせ・・・じゃない?ー

今回私、霧山が趣味で捜査する事件、それは湾岸戦争勃発を知らせる朝刊が
駅の売店に並んだ日の事でした。
死亡したのは町田拓二(大西武志)前夜から会社内で不正献金問題のマスコミへの対応の為
の会議に追われた、徹夜明けで帰宅する途中の事だった。
町田と同じくホームで同じ電車を待っていた藤沢郁也(田中哲司)はその後の警察の調べで
不正そのものに係っていた疑いが持たれ、その事に勘付いた町田を殺意を持ってホームから
突き落したのではないかとの情報が流れた。
藤沢は警察の事情聴取を受けたが3日目になって聴取は急に打ち切られた。
不正は政治家の力で揉消された形になり、町田の死亡については誤ってホームから
落ちたのです。と証言する者が現れたからだった。
その目撃者とはその日駅の売店で働いていた、浜野道子(緒川たまき)という女性だった。
彼女は証言した。
「二人は始め売店の傍に立っていましたが、もうちょっと暖かい方へ行こうともう一人の人がいい
ホームを左の方へ遠ざかって行きました、亡くなった方は私が差し込んだ新聞を見ながら
素晴しい、と、湾岸戦争の記事っていうより差し込み全体を見ていたんだと思います
だってその人の目は文字を読むというより、私が差し込んだ新聞と周りとの調和を
見ている様な目でしたから、手をこんな風に翳して納得した様に頷いて、
何か呟いたのが見えました、その時その人の身体が傾いて、電車が入って来たんです」
「もう一人の人は?」
「もう一人の人は電車に乗る為にただ電車の方を見ていました。」


TVのインタビューのVTRを見ながら呟く霧山
「何だこの証言!?」しずかが来たので
「あっちょっとこれ見て!」VTRを見せる
「変じゃない!?」お腹が鳴るしずか
「奢って、お昼ごはん!」
署内食でいつもの素うどんの霧山、しずかはうどんに、てんぷら2皿卵は4、5個
「無理でしょ!それ?」
「ふんっ!」
「食べてあげようか?」
「ダメ!!」とお盆を手で隠すしずか
又来がサネイエを見つけ向かいに座る
サネイエは席を立ち、蜂須賀の斜め向かいに座る、はにかむ蜂須賀すると通りかかった男に
「しんせん!座れよ!」とサネイエ
「いいんですか?」
「座れよ!」男っぽいサネイエ
「すいません、着席!なんつって」笑う男
「はは、たまたまなんだよ!」と意味不明に言い訳する蜂須賀
「何がですか?」
「何がって、お前、、、」
又来が視線を送る、サネイエも見る。
「此処いい?」熊本が又来の向かいに来た、頷く又来
「えーー豪勢だねー!?」この言葉を合図に立ち上がる又来、蜂須賀の向かい、
つまり、サネイエのの隣に座り
「座っちゃった!へへへびっくりした、、ばぁーなんつって」
立ち上がりウロウロするサネイエ結局諸沢の向かいに座る。
びっくりする諸沢、、、しかし、うっすら笑顔の諸沢、サネイエ。

そんな事はお構い無しに、あの証言は変だとしずかに熱弁を振るう霧山
すると、後の方から、又来の声が、、、
「そういえば、あの婚姻届どうなった?」
ビクッとするしずか
「ほら~霧山くんが書いたあれ!?」
ヤバイ!と霧山を見るが気付いていない様子
「何!?」
「あのさぁ私の財布の事、もう忘れてる訳?」
「いや、忘れてないよ」
「普通その話すると思うんだよねぇー」
「だから、行くし、あのお店に、、、店先に水が撒かれるから~ふっ!」
笑う霧山  ??
「これ、食べないの?」と天ぷらに箸をつけ様とすると、
「シャー!!」と威嚇!!箸を引っ込める霧山
卵を取って、霧山のお盆の上に、一個置き、笑顔のしずか

しずかが活けた花をながめ、感慨にふける十文字
目撃者として証言した浜野道子が当時住んでいたマンションは
既になくなっていた。


霧山は、丸閥商事の藤沢を訪ねる。
事件当時の事を藤沢は、売店の新聞の差し込まれ方、そこに射す太陽の光、周囲との
調和が見事で、目を奪われたと証言、町田の美的センスも誉めていた。
すると。ロビーから、窓の外に手を振る藤沢、その相手は何と道子だったのだ。
現在は藤沢の妻だと言う、、、。驚く霧山。

財布をなくした店に行く霧山ですが、一足違いでしずかも来店していたらしい、
しかも、店員は財布は預かっていないという、、、いよいよ紛失か!?しずかの財布

諸沢の部屋で調べ物をする霧山、独身なのに何故家に帰らないのか?と聞く諸沢。
霧山は諸沢に、普通だったら、殺人を目撃されたかも知れない相手とは距離を置こうと
しますよね?と質問、そうだな、、と答える諸沢。
結婚なんて、、、と不思議そう。諸沢が、新しい財布を見つけからかう。

十文字に誘われそうになるが、「三日月さん、霧山さんが、、、」と声をかけられ
ホッとして、逃げる様に去って行くしずか、
「霧山が、、、何だ?」
「えっ!?霧山さんが探してました。」
「だったら、はっきりそう言え!!」邪魔され怒鳴る十文字

霧山に同じ財布を渡され、不満顔のしずか。
「見つからないから、取り合えずこうするしか、、、」
「じゃぁ!」と条件を出す、しずか。
「財布が見つかるまで、毎日晩御飯を奢る!」
「えーー!じゃぁ、毎日趣味に付き合う事になるよ?」
「終わるまで待ってる!」
「明日から?」
走り去る十文字のトレンチコートが見え、、、
「今夜から!!」と決めてしまうしずか

藤沢の自宅を訪ね、趣味での捜査の事を話す霧山、道子がお茶を運んで来た、
道子は自宅で生徒を集め活け花教室を開いているらしい。
藤沢に、あなたも刑事さん?と聞かれ、そうですと答えると、奥さんかと思いました
と言われ、嬉しくて仕方がないしずか、帰りも感じのいい人ねとべたぼめ、人を見る目がある!
すると、家の中から怒鳴り声、生徒を叱る道子
心がない、見ようと思って見るのではなく目を奪われる物なのよ!と、思わず身を潜める二人

翌日、署に道子が、部屋に飾ってあった活け花を持ってやって来た。
「三日月さんは?」
「三日月くんは、交通課ですがー?」
「交通課から、こちらだと伺って参りましたの」
そこに霧山。
「あーー」
「あら!霧山さん。」
「霧山君お知り合い?」
「えーーまぁちょっと、、」
「何かぁー」
「三日月さんにこれをお持ちしましたの。昨夜欲しいと言っていただけたらお渡ししましたのに」
「はぁ、、三日月君が!?」
「はい、」
蜂須賀が花に触ろうとすると
「触らないで!!」
「ガサツ、ガサツ、ガサツ!」と署内に響き渡る声で、、道子の周りは黒山の人だかり
「では、霧山さんにお願いしましたよ、」ささっと道をあける人山、、、
和服をなびかせ、帰って行く道子、しずかが活けた花の前でしばし足を止める

過剰なまでに美化された証言が不思議でならない霧山は、事件の起こった時間に駅に
行き、朝日との位置関係を確認する、すると、朝日は、道子が当時住んでいたマンション
が邪魔になり、売店まで光が届かない事が判明、、、。

活け花教室が終わるまで、近くの喫茶店で待つ霧山としずか、電話が鳴り、霧山は
出かけて行った
生徒さんと会う為だった、、、道子を性悪女と言い放つ生徒は、藤沢といい仲らしい
すると、一人残された喫茶店に藤沢夫婦が来てしまった。
どうも、例の生徒との関係を清算させようと説得しているらしい。
警察にもビクビクして!と言い放つ道子はよほど自己顕示欲の強い人間らしい、、。
気付かれない様こっそり店を出るしずか。

霧山としずかは藤沢家を訪ねるが、道子は郁也は不在だと言う。
道子に自分の仮説を話し始める霧山、、、。
自分が頑なに信じる美しい世界を追求する性分とその自己顕示欲ゆえに、自分の差し込んだ
新聞の美しさに目を奪われ、転落したと主張。
一方、殺人を犯してしまった藤沢は、この偶然とも言える証言にすがるしかなく、
最初は、道子の目的が何だかわからず、お金を持って行ったりしたが、その後、
成り行きで、一緒になった、、、。
否定する道子ですが、こっそり聞いていた藤沢があっさり罪を認めた。
会社の不正に係っていた藤沢は、気付いた町田を突き落した事を告白。
いつもの様に、「誰にも言いませんよ」カードに認めを押して、渡す霧山
「本当に、、、」
「はい、、」
「実は、ずっと誰かに真実を知って欲しかった、、」と話す藤沢。

しずかの財布は食事をした店の、花瓶の中から見つかったと連絡が、、、
財布を受け取り、複雑なしずか、、、、
トイレに入って、中から紙を取り出す、、、広げると何とあの婚姻届!!
「意味ないじゃん!!」悔しそうなしずか

そして、翌日、又花を活けようとすると花瓶の中に財布、白に、青い蝶のビーズの財布
又来が財布を捜している、霧山が、重いから手伝うよと花瓶を持とうと追いかけて来る
それを、双眼鏡で覗く十文字はまだ、活け花が自分の為に活けられていると勘違いしたまま
なのでした、、、。

今回の、テロップは
”二人でするのは”ツレション”ですが、、、この物語はフィクションです”でした。
あと残り何話だろう、、、、ちょっと苦しくなってきたか???
しかし、今クールのドラマのキャスティングのダブりは、凄いなぁ。
今回は「けものみち」では主人公民子に殺された夫寛次役田中哲司さんが
犯人役の藤沢さんでした。ゲスト出演だし、同じ朝日だから、いいのかも知れないけど、、、
それにしても、凄いなぁ。
変な所に感心するなって、、、。すみません。
今回は、熊本役の岩松さんの脚本・演出だった様で、熊本出演場面が少なかった様に
感じました。
ところで、霧山くんは三日月くんをどう思っているのでしょう?
三日月くんはわかり易い位わかりますが、、、霧山くんはどうなんでしょう?
その辺は書かずに進んでいくのでしょうね、、、きっと、、
勘違いや、鈍感を表現しつつ、、、
だって、来週は霧山くんが心を奪われる!?女性登場!?








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『けものみち』 第3話

2006-01-30 17:24:58 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
鬼頭家を出て、その存在の大きさに改めて怖ろしさを感じた民子(米倉涼子)はその足で
小滝(佐藤浩市)のオフィスを訪ねるのでした。
雨の中、濡れながら来た民子は小滝に抱きつき、その時、久恒(仲村トオル)が来るのでした。

民子の夫寛次(田中哲司)が放火事件で焼死した当夜、民子が小滝と「芳仙閣」
にいた事を、仲居の美代子(星野真里)から聞き出していた久恒は民子のアリバイ作りに
小滝が一枚噛んでいると考えていたのです。
濡れたソファに気付く久恒、、。
しかし、小滝は民子を知らないばかりか、事件当夜は「芳仙閣」にも行っていない
と、否定するのでした。

隣の部屋から聞き、驚く民子。
そして、民子が隠れる部屋を、此処は?と尋ねる久恒にドアを開け放ち、
この先は自分のプライベートルームなので、礼状を、、、と切り抜けるのでした。

アリバイを証言しなかった事で小滝を責める民子ですが、小滝はこの先、個人的な
接触は避けましょう、、、と冷たく言うのです。

数日後、民子のオフィスをうろつく久恒に民子の顧問弁護士である秦野(吹越満)が
もう一つ駄目押しの牽制をするのでした。
貰った名刺から、秦野のオフィスが小滝のホテルの一室だという事に目を留める久恒

そんな中、自殺した関東高速道路(株)の岡橋理事が自殺の直前、小滝のホテル
「ニュー・ローヤル・ホテル」のロビーで目撃されていた事が判明、しかもその後
自殺するまで見たものは居ないのだった。
いよいよ、謎を深める久恒だった。

岡崎の葬儀会場へ行った久恒は弔問客の中に秦野を見かけ、しかも、
秦野が挨拶した女(若村麻由美)に、大物らしき面々がみな挨拶して行くのでした。
不審に思った久恒は、すぐさま、記帳を確かめると”鬼頭洪太(代)”
と書かれていたのです

「芳仙閣」で落ち合う小滝と秦野、女将の初音(東ちづる)は金を無心したくせに
民子への嫉妬から、警察が来たが何も言わなかった、、でも民子は人殺しなんでしょう?
早く捕まって死刑になればいいのに!と笑い飛ばすのでした。

連続放火犯が捕まり、自供を待つばかりの警察だったが、久恒は独自の捜査で、
着々と民子への容疑を固めて行くのだった。
放火犯が捕まったのに、民子に捜査の手がのびない事が不満な奈々美(上原美佐)
そして偉そうにデザインの指導をする民子を見て「人殺しの癖に、、」と呟くのでした。

民子は鬼頭に3000万用意させ、業界なら必ず組みたい宝石業者「オラクル」の柏木と取引を計画した、、、。
しかし、柏木は金に物言わせる民子に、自分の取引相手は自分で見極めたいと、
安物の宝石を持って来て民子を試し、見破った民子ですが、、、
やんわりと取引を断るのでした。

鬼頭に3000万を返し、その経緯を話す民子に、洪太は自分が何とかしてやろうか?
と持ちかけるが、断る民子。

しかし、翌日、「オラクル」から、最高級の宝石と共に、末長いお付き合いを、、
と謝罪の手紙が届くのでした。
改めて鬼頭の力を知る民子ですが、自分の力ではない事への空しさは隠せないのでした

小滝のホテルのバーで飲む民子の前に現れる小滝、、、。
そこに「ビンゴ!」と久恒が現れる、自分の捜査の結果から、推理の範囲を拭えないが、
犯行状況を語る久恒、、、
何も答えない民子に代わり、小滝が実はあの夜「芳仙閣」で民子と一緒だったと告げ
自分には結婚を前提に付き合っている女性が居る為言えなかった、、、。と言い出したのです。
それは、このホテルの社長令嬢だと言う。
複雑な民子、、、。

鬼頭家に関東高速道路(株)の重役が来るが、約束の人物が来ないので、苛つく
秦野、、。
鬼頭の肩を揉む米子でしたが、洪太が「民子~」と呼ぶので、
「今日は呼んでおりません、それに、あの方はこの場にふさわしく、、、」
そこに、民子が和服姿で入って来る、、、
屈辱的な米子、、、。
そんな米子に運転手の黒谷(前川泰之)が声を掛ける。
民子の着替えを覗く黒谷、、、。
気付いている様子の民子。

民子を送る車中、民子にいやらしい言葉を投げつける黒谷、そんな黒谷に
「あんたには一生味わえない体よ!」と挑発的な民子
駐車場で降りた民子に襲い掛かってくる黒谷、そこに、車が飛び込んでくる。
車から降り、警察手帳を見せる久恒、、、
慌てて逃げ出す黒谷
すると、久恒はいきなり、民子を抱き寄せ、唇を重ねてくるのでした、、、。


一部公式ホームページより


どんな大きな力なのかわかりませんが、、
きっとあるのでしょう?この日本の何処かにも、、、
怖くて、いやだけど、覗きたい、、
自分に無いものって興味が湧くし、なってみたいと思うもの、、、
人間は欲深い生き物だから、、、
しかし、手に入ると空しく、、しかも実力ではないと知れば、
やはり、民子の様に空しさを感じるのでしょう
しかし、人一人死んでも「興味ない!」と言い放つ鬼頭はやはり、
人間としての心が麻痺、或いは、大切な何かが欠落しているのだと、、、。
米子の存在感が又怖ろしい!!
民子は欲しい物は欲しいと口に出し手に入れる。
米子は口には出さずに手に入れる。
潔さで言えば、民子だけど、、、
口に出さずに手に入れるテクニック、、、って怖ろしや米子。
とにかく、強かな女の多い事!
そして、男達の本当の目的は、、、?

『夜王』 第3話 「ホストを騙して三千里!」

2006-01-30 16:01:56 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
派閥を立ち上げたものの、太い客をなかなか掴む事が出来ない遼介(松岡昌宏)達
顧客になってくれそうな客も、聖也派の№2、蓮(須賀貴匡)3、大河(青木伸輔)
4、光(忍成修吾)に持って行かれ、改めて、派閥の恐ろしさを知る。
しかも、聖也(北村一輝)の上客及川宏美(中島史恵)を連係プレイでフォローし
派閥の存在感を圧倒させ、遼介達はなすすべもない。

そんな時、ロミオにクラリス(ベッキー)という客がふらりとやって来た。
いきなり、そこの”なすび”と遼介を指名するクラリス、ガンガン飲みまくるクラリス
を止めようとしますが、いう事を聞かず、目に付いた高いボトルを入れるクラリス
しかも、その殆んどを自分が飲んで、酔いつぶれてしまう。

いざ、お会計という段階で、お金はない!と発覚。
客の売り掛けは、月末指名ホストが支払うのが決まり、、、
売り上げも上げられないのに、借金になってしまう、、、№1どころか、絶体絶命
の遼介派。
売り上げ回収の為、修(要潤)夏輝(石垣佑磨)と3人、クラリスから目が離せない。
慎吾(荒川良々)のメシ屋に連れて来て、監視を頼む、ところが、ホストを毛嫌い
する祭(香里奈)と意気投合してしまう。
指にしていた大きな指輪もガラス球だった事がわかり、いよいよ、回収不可能!?

そんな時、ロミオに大学教授の坂下友美(黒田福美)が来店。
彼女は、ホストクラブで派閥同士を戦わせて楽しむ事で有名な客だった、、、。
早速、大河と遼介が呼ばれ、100万の束をテーブルに置き、これで私を楽しませて!
と注文を出した。
大河はお金を使った、豪遊プラン、しかも足りない分は先行投資として自分が持つと言い放った。
対して、遼介は、一万円でいいです!坂下様が、誰かに傍にいて欲しいと思う時
いつでも、呼んで下さい。一万円はその時の電車賃です。

すると、笑い飛ばした坂下は、束から数万円取り出し、遼介の胸ポケットに差し込んだ。
「気に入ったわ、おこずかいよ!」
唇を噛む大河。

クラリスから支払いを回収出来ないまま、数日が経っていた。
あるきっかけで、クラリスが、母を捜して、日本までやって来た事を知る遼介
自分を捨て、仕事を選んだ母が、ホスト遊びをしていると聞いて、歌舞伎町を
探し回っていたらしい、、、。
母に一目会いたい、”なすび”の漬物は、私の母の味なんだといいます。
だから、遼介を指名したときも”なすび”とか言ってたのね、、、。
そして、帰国の時間が刻一刻と迫っていたのです。

そんな時、遼介は電話で坂下から呼び出されます。
ホントに来てくれたんだ。と喜び寂しさを埋めるように体を要求する坂下に、
遼介は応えず。
一方、案の定、大河は応えるのでした。
そして、坂下が10年前に捨てた子供の事で悩んでいる事、そしてそれがクラリス
である事を突き止めた大河は、クラリスを呼び出し、お母さんは、会いたくない
、忘れたいのだと、、、嘘を伝え、坂下からクラリスを遠ざけようと企てます。

母を捜すのはやめる、このまま帰国する、と、告げるクラリス。
そして、これ支払い位にはなる筈だからと、、、あの指輪を渡すのでした。
なんとか支払いをし、ピンチを切り抜けた遼介派ですが、スッキリしない、、、。
すると、大河がクラリスが帰ると知り、良かったと本当の事を誇らしげに語りだすのでした。

坂下がクラリスの本当の母と知り、愕然とする遼介、そして店を出ようとすると、
オーナー(内藤剛志)が、ロミオの経営者としてお前を行かせる訳には行かないと
遼介を止めるのでした。

しかし、俺はそれは出来ませんと言い残し、修、夏輝と共に、店を後にするのでした。

坂下の講演先にクラリスを連れて行く遼介。
講演が終わり、最後に質問してもいいですか?と聞く遼介。
そして、クラリスに促すのでした。
一目見て、我が子と気付いた様子の坂下に、クラリスは、
10年前に自分の母は自分を捨て仕事を選んだ、今会いたいと思っているか
もう、忘れてしまっているかと聞くのでした。

坂下は涙をこらえ、子供を思わぬ親は居ない。
お母さんはきっとあなたの事を片時も忘れた事はないはずです。
”なすび”の漬物を作ってあげたいと思ってるはずですよ、、、。
そう言い、涙をこらえ、会場を後にするのでした。

クラリスは帰国しますが、数日後、坂下が、この間の娘の分も一緒にと、沢山の客を
連れて来店します。
そして、今日から、遼介を指名します!と宣言するのでした。

麗美(かたせ梨乃)の言う通り、自分のやり方で客を獲得した遼介、、、
嬉しそうな麗美。

クラリスからのエアメールが届き、最後に”ホスト最高”の文字を見て、憤慨する祭。

一方聖也は独立といっても、店を辞めるのではなく、どうもロミオの乗っ取りを
考えている様子、、、。

公式ホームページ


聖也の髪の跳ねが回を追う毎に激しさを増している、派閥争いの様に、、、、(笑)
聖也は凄い人、、そして光もプロという目で見れば流石!?なのか、、、?
しかし、№2蓮は身体が資本!?みたいだし、、、
№3に至っては、頭悪そうで、、、ホストとしてはどうかな?と、、、
あれが№3なら、聖也派も大した事ないよ~~ってなもんです。
役だから仕方ないけど、、
力任せで、やっぱり元ボクサーだからかな!?
お頭は弱そう、、、^^;
ホストってお金使わせる訳だから、ホント頭も使う商売だと思うんですよね、、、
法外な金払う訳だし、、、当たり前な事してちゃ、ダメですよね、、。
それが、あの派閥には感じられないです。はい。
まぁドラマだから、、、って事で、、^^

『白夜行』 第3話 「さよならの光」

2006-01-28 17:47:46 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
1998年 12月
ーもう一回太陽の下、亮くんと歩くんだよー
川原でハサミを片手に考え込む亮司(山田孝之)
「桐原亮司が君を犯人に仕立て上げる為に暴行事件を仕組んだっていうのか?」
「それ以外考えられねぇんだよ」菊池(田中圭)
「そんな事して桐原亮司に何のメリットがあるんだよ?」
「知るかよそんな事まで、とにかく俺はあいつにはめられたんだんだよ!」
キラリと光る笹垣(武田鉄矢)の目
図書館で見つけた時効の日の切り絵を見ながら爪を噛む雪穂(綾瀬はるか)

森之宮署に菊池の事件の資料を調べに行く笹垣と古賀(田中幸太朗)
第一発見者の中に唐沢雪穂の名前を発見、古賀は数年前に雪穂を引き取った母だと
名乗る人の名前が確か唐沢だったと覚えていた。
「唐沢雪穂は西本雪穂で間違いないですね。」
「唐沢雪穂と桐原亮司が同じ事件に絡んでるやなんて、こんなアホな偶然ある訳ないやん」
ー全然開かなかった気がするー
「お前等逃がさへんぞ!」
幼い頃、父を殺し、母を殺した俺達は過去の事件を蒸し返そうとする人間の口を塞ぎ、
時効の日まで共に生き延びる事を決めた。
だけど、それまでの8年間俺は自分がそれまでの間、何処で何をしていたか
全くイメージが湧かなかった、、、

図書館で谷口(余貴美子)に卒業したらどうするのか聞かれるが、何も思いつかない
亮司、「じゃぁ小さかった頃なりたかったものは?」
「海賊、、」

藤本都子を自宅まで送る江利子(大塚ちひろ)しかし、都子の家の前で笹垣が
入って行くのが見えて、凍りつく雪穂

いつもの様に、松浦のアパートに集まる、男子生徒、今回は新顔で携帯代が払えないから
バイトがしたいと来た園村友彦(小出恵介)
「何するかわかってるの?」
「わかってる、、、」言いかけたので
「”バイト”って言ってね!」釘をさす亮司
大都銀行西口奈美江(奥貫薫)は場に居辛くなって、早々に部屋を出て行った。
その時、名刺入れを忘れて行った。
「あーあー、亮ちゃんがちゃんと相手しないから帰っちゃったー」
他の女性に冷やかされる亮司
友彦と何だかやばそうな女、、は早速別室に、、、

こっそり家を抜け出す雪穂
なぁ雪穂あの頃の俺は何一つわかっちゃいなかったよな
これからの自分にどんな明日が待ってるかなんて、、、
あなたがどんな思い出今日まで生きて来たかなんて、、
これっぽっちもわかっちゃいなかった、、

誰も居なくなった部屋でぼんやりしているとチャイムが鳴る覗き穴から見る
慌ててドアを開けるとスルリと入って来る雪穂

「昔のアリバイをネタに松浦って人に売春を強要されてるって解釈でいいのかな?」
「怒ってるよね、、、」
「はぁーー亮くん」
「はい」
「藤村都子の写真ってまだある?」
「ある、、けど、、」
「頂戴!」
「俺、状況がよく読めないんだけど」
「笹垣が藤村都子の事件、立件しようとしているの、、」
「えっ!?」
「被害届け出させて、7年前の事件まで蒸し返すつもりなんだと思う」
「マズイよね、、」
「だから、これは私が持っていた方が動きやすいかなと思って」
「動きやすいって、、又何かするの?」
「だって何とかしないと捕まるでしょ!?」
「それって又この間みたいな事?もうホラ罪に罪重ねるっていうのもね、、
出来れば穏やかに行きたいじゃない時効まで、出来るだけもう、、」
「いいよ、じゃ私が何とかしとく、ごめんねやりたくもない事させて」
「そんな怒る事!?」
「ほっといたら、何とかなるなんて、よくそんな自分に都合のいい事ばかり
考えられるわね?」
「だって昔だって何とか治まっってそれから7年は何もなかった訳だしさぁ」
「亮くんにとってはそういう7年だったんだろうね?」
「えっ!?」
「とにかく、笹垣がいつ此処に来てもおかしくないんだから!
それだけは自覚して下さい!!」
「・・・・」
「あなたがコケたら私も終わりなんで、、、」
出て行く雪穂

弥生子(麻生裕未)の帰宅をアパートの前で待つ笹垣
殆んど此処には帰って来ないと弥生子
帆船の切り絵を見つける笹垣、何で家出なんかしているのか聞くと、、、
隣の部屋で布団に寝ている人影、、
「わかるでしょ?それ位」

松浦(渡部篤郎)に笹垣が嗅ぎ回っているからバイトをやめたいと持ちかける亮司
しかし、逆に痛めつけられただけ、、、。

ーあなたがコケたら私も終わりなんでー
バカげた感傷だとわかっていた、証拠を捨てない犯人なんて愚かしいにも程がある
だけど、俺はまだ人間でいたかった犯した罪の痛みを感じていたかった
せめて、一つずつ良心を捨てて行く様な気がした、、、

キッチンの下のダンボールから証拠品を出し、川や、河口に、カメラ等転々と捨てて行く
亮司。だが、あのハサミだけはお尻のポケットに入ったまま、、、

一方、藤村都子は、笹垣から再三に亘って被害届けの提出を求められていたが、
踏ん切りがつかず悩んでいた江利子と雪穂に
「犯人は罪に罪を重ねている可能性があるって、、、」

松浦のアパートの階段を上っていると、路上から声がした、見ると笹垣、目が合う
亮司、、笹垣が「桐原、、、」気付いて
追いかけてくる笹垣を振り切り逃げる亮司、足が縺れて転倒する笹垣
「あらあら、、」松浦が見ていた

管理人に開けて貰い、部屋に入る笹垣。売春の噂があると心配する管理人
「じゃぁ部屋は松浦という奴が借りてるんですな?」
『風と共に去りぬ』の本を見つける笹垣、すると
「ちょっと、酷いじゃないですかぁ、善良な市民つかまえてこれは、、」
「おー松浦、久しぶりやのぉー、聞きたい事、仰山あんねん!」
「ほっ何でしょう?」

雪穂に電話して逃げた事を言うと、かけ直すと電話が切れる
半場の様な所で電話を受ける亮司
「何で逃げたのよ?何かあるって言ってるようなもんじゃない!」
「ごめん、どうしよう、松浦さんもあの場所たまに来るんだよな、、」
「直ぐ松浦に連絡とって!」
「でも、もう全部しゃべってたらどうする?」
「もう、何でもかんでも私に聞かないでよ、明日、同じ頃又電話する」
苛立ち公衆電話を叩く雪穂

翌日都子の下駄箱に例の写真を入れ、怖くなって帰ると言い出した都子に被害届けは
出さない方がいいと説得する雪穂。
自宅に送り届けると、丁度笹垣が訪ねて来た、一礼して帰る雪穂、都子の母が
「ありがとう、唐沢さん、、」
ハッとする笹垣
しかも、都子が、被害届けは出さない、どうせ捕まっても直ぐ出て来て、逆恨み
されても、警察は守ってくれないと取り乱す。
雪穂を追いかける笹垣
「お前、何かやったんやろあの子に!」
「何ですか?」
「ボケとったらあかんぞ!」
「笹垣さんですか?」
呆れた表情笹垣
「大きゅうなったのぅー西本雪穂!」
「お元気ですか?」
「桐原亮司は元気にしとんのか?」
「桐原ってあの被害者の、、」とぼける雪穂
「スカーレットとしては何も興味ないんか?」
「興味も何も知らない方なんで、、」
「お前といや、君と同じ本好きやったみたいやでぇー」
「ふっ皮肉な話ですね、被害者の息子と加害者の娘が同じ本好きだったなんて、、
すいません、学校があるんで、、、」
「・・・親鸞は父、母、供養の為一遍のにても、念仏そうられず、、」

松浦に会う亮司、
何も言っていないと松浦
「お前、鬱陶しいんだよ」
「お前、人殺しなんだよ、しかも自首もしない様な奴なんだよ、もうそろそろ
善人顔しないで、、、、認めろ!」
その時松浦の携帯が鳴った、友彦から、亮司に代わる松浦
すると、例の女が死んだらしい、、、。
駆けつけると、女は行為の最中の病死らしい、しかし、売春がバレるとマズイ。
松浦は、履歴は残すなって言っただろ!と携帯の履歴を消去して、
「亮ちゃんの責任だから、お前が何とかしろよ!」
と行ってしまった。
オロオロ怯える友彦に俺が何とかするから、お前は帰れ!と一人残る亮司

「要は警察じゃなくてこの人の旦那を撒けばいいって解釈でいいのかな、、、
会ってたのは園村って人じゃないって事にすればいいんだよね」
爪を噛む雪穂
「もう、、一緒に自首しない?、、、」
「・・・・」
「こんな事続けた後、8年持つ訳ないしさぁ、ちゃんと罪を償って出直すって方法もあるし、、」
「ねぇその人と亮くんって血液型一緒?違う?」
「違うけど、、、」
「だったら、完全に別の人と会ってたって事に出来るよね?」
「えっ、、俺に死体でやれって?あのさぁ俺の事何だと思ってんだよ!
何でそこまでしなきゃなんねぇんだよ!」
「逃げ切る為に決まってるじゃない!」
「此処でやめなきゃキリねぇだろそんな事!」
「じゃぁ何で私はお母さん殺したのよ?何の為に藤村都子を襲ったのよ?
此処でやめたら、何の意味もなくなるでしょ!」
「同じ事だっつってんだよ、バカ女!
一緒に太陽の下とか言うけど、、それが幸せとか言うけど、、
んな事続けて逃げ切った所でんなもん幸せな訳ねぇだろ!」
出て行こうとする亮司、振り向くと
「わかった、一緒に行く」

イルミネーションの街を歩く二人
「私ねぇ同じ事言われたの、笹垣にも、お母さんにも、過去を隠して生きる幸せなんて
ありえないって、、
亮くんに言われたらもう、終わりだよ、その通りだって認めるしかない、、
ねぇ私達普通のカップルに見えるかな?、、」
手を自分の服で拭きながら、差し出す亮司、笑う雪穂
「笑う事?」
「だって、昔と全然変わってないんだもん、、ははは、、」
手を繋ぐ二人
「亮くん私さぁ最後にやりたい事あるんだけど」

教会に来て、チョークで落書きする、”求めよ、、、”教えに対して、”アリエナイ”
”嘘ばっかり”など書く
「結婚して!とか言うと思った?私の居た施設ってこっち系だったからさぁ
毎日お祈りしてたんだよ、、、
でもこの人に(キリストの絵)媚売ったって全然幸せになんかなれない」
マリアの像を睨みながら
「この人の目の前で施設のおっさんに悪戯されそうになっただけ、、、
私も結構な嘘つきだけどさ、この人もたいがいだよ!
神の前にはみな平等とか、、信ずる者は救われるとか、、、
求めよ、されば得られんとか、、嘘ばっか、、
嘘ばっか言ってんじゃないわよ!!」
十字架を倒す
「何やってんだよ!」止める亮司
「頼んだ?私が生まれたいって言ったのは誰よ!」
キャンドルを倒す、ステンドグラスを割る、泣きながら暴れる雪穂
「生かしてくれって頼んだ!?何であの時終わりにしてくれなかったのよー」
無理心中を企てたが自分だけ生き残ったあの日病院の屋上で空を見上げ
涙をこぼした雪穂(福田麻由子)
ー亮くんにとってはそういう7年だったんだろうね。ー
死に損なって7年雪穂その手で
本当は誰よりも悔い改め、祈り続けたんじゃないだろうか?
だけど、誰も救ってなどくれなかった誰も守ってなどくれないのだと知った
その日から雪穂はたった一人で築き上げて来たんじゃないだろうか?
神経を張り詰めながら、嘘をめぐらせ、誰にも心を許さず
唐沢雪穂という人生を、、、
俺一体、好きな女に何させてんだろう?

うなだれる亮司
「はあーースッキリした、、、ごめんね、付き合せちゃって」
「俺さ、強くなるよこんなの二度と見たくないからさ」
両手で雪穂の手を包み込み
「ごめんな、今まで一人で頑張らせて、俺頑張るから、雪穂がもう二度とこんな事
しなくてもいい様に、、もう二度と手を汚さなくてもいい様に俺頑張るから」
「後悔するよ、取り消すなら今だよ」
「誓う」
「何に?」
「唐沢雪穂に」
警官と神父が入って来る
「何やってんだお前等!」
手を取り逃げ出す二人
その日俺は最後の良心を捨てたんだ
死んだ女の中に、、、
全てをゼロに、、、


行為中の事故死ですね、事件性は無いと考えていいですよ」
「刑事さん、誰といたかは調べて貰えないんですか?」

都子の家の前をウロウロする笹垣、古賀が車で来て窓を開ける
「こちらのお宅から通報がありました!」

上司にこんな偶然はないと直談判する笹垣だが、暫く休めと言われてしまう。

岸壁に座り込む亮司
「どうよ、自分が死ぬ船を見送る気分は?」
「生まれる前ってこんな感じだったのかな?まだ名前もなくて、何者でもなくて
不安と期待が半分ずつで、、、」
「なぁ生んだ人には会ってけよ、あれで結構さお前の事心配してんのよー」
頭をポンポン叩く松浦
「知ってるよ、、」

雪穂の部屋に来た江利子が壁掛けを見る、太陽の切り絵を隠す様に赤いキルトが
入れてあります。
そして、机の上に、作りかけの刺繍、R&Y
Rは母礼子(八千草薫)のRだと説明する雪穂
卒業式の次の日の夕方位にあげたい物があると連絡する亮司

1999年 3月
校門を卒業証書を持って一人で出て来る弥生子
少し離れた場所から見ている笹垣
店でぼんやりしていると亮司、、スナックの電気が消え、自宅へ
卒業証書を渡す弥生子
「行ったんだ、、」
「恥ずかしかったわよ、、親だけなんて、、、」
帆船の切り絵を見る
「もう一人子供でも生めば?」
「えっ!?」
「一人しかいない息子がこれじゃぁ浮かばれないでしょ?」
「何言ってるの?」
「風呂入って来るよ」
不審に思って、ジャケットを探ると、ポケットに”死亡届”が入っていた、、、
ピンと来る弥生子
夜中、出て行こうとする亮司に
「亮司!」
「・・・・」
「あんた昔、大きくなったら海賊になりたいって言った事覚えてる?
お父さん、海賊はダメだ、せめて船乗りになってくれって言ってた。
そういう事でいいんだよね?あんた船乗りになって死んだって
そういう事でいいんだよね?」
泣きながら話す弥生子
「ああ、ありがとう母さん、、」

図書館に谷口を訪ね卒業証書を渡し、これから遠い所に行く、世話になったからと
別れを告げる亮司

店に笹垣が来た、飾ってある帆船の切り絵を見て、何で、急に飾ったのか聞かれ
「死んだの、、、これが送られて来た、、、」
と死亡届の書類を見せる
「そんなアホな、、」
「もう二度と会えない、、、」弥生子

図書館に一足違いで来た雪穂、早速『風共』の本を探す、すると中から、手紙と死亡届が
雪穂へ
俺ね夢が見つかったよ笑われるかも知れないけど、俺レッドバトラー
みたいに生きてみようと思う
知恵を使って世間を出し抜いて、金を儲けてその金であなたを思いっきり
甘やかしたい、例えばレッドがスカーレットにした様に
逃げ延びる為の馬車をあげたい、悪趣味なほど大きな宝石をあげたい
そしていつか安らかな夜と、心浮き立つような朝をあげたい
不公平なあの人が、あなたにくれなかった物も何もかんもあげたい
それが俺の夢
実はこの話にはおまけがあってさ、俺小さい頃海賊になりたかったんだよ
バトラー船長は海賊みたいなものだから、幼い頃の夢を追えるなんて
なかなか素敵な人生だと思わない?
夢を叶える為に死ねるなんて

ホームで電車を待つ亮司、乗り込もうとすると、あの日と逆に雪穂に引き戻される
亮司抱き合いキスする二人
とてもとても幸せな事だと思わない?
「ありがとう、最高の卒業祝いだよ、亮はいるから、、
いるじゃない、此処に、亮がいる事、ずっと、ずっと知ってるから」
「良かった、、」
俺達は18才だった


今回は、どうなんだろう??
あの時自首するべきだった??とか思いました。
雪穂の辛い7年もわかるけど、、、これ以上、、、っていう気持ちが少しずつ
芽生えました、、、
普通だったら怖くてもうとっくに、諦めている筈、、、
だけど、雪穂はやっぱり過酷過ぎた時間に鍛えられたのか、麻痺したのか
何処までも罪を重ね、隠そうとして行きます。
そんな雪穂に反発しながらも、雪穂の7年を思い、結局雪穂が望んだ以上の
結果を出した亮司、、、。
でも、死亡届が最高の卒業祝いだなんて、ちょっとあんまり
なセリフじゃないですか?
もう、この世に存在しない人としてこれからの人生を生きていくんだよ?
そんな人生に対してあなたは良心痛まないの?
とちょっと疑問???






『神はサイコロを振らない』 第2話

2006-01-27 18:17:25 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
私が会社に入ったのは1991年昭和から平成へと改元された翌年の事だった。
巷では、渋カジやキュロットスカートが流行り、
私はランニング姿で歌う人が気にかかる、、、(”たま”ですね。)
入社式の事はあまり記憶にないが、その後の飲み会で
多少なりともはじけた事は覚えてる
若かったーー!!
そして、2006年

ー402便!?ー
私はとんでもない出来事に遭遇した
かつて、忽然と消息を絶ち墜落したとされていた東洋航空402便が10年前の姿のまま

ー東洋航空402便が再び姿を現した翌日ー
帰還会見場に入って来る哲也(山本太郎)
遺族会代表として会見に出席する予定だった会長の甲斐(尾美としのり)だが
坂倉(升毅)が上からの指示で変更になったと伝えると、怒っている様子
哲也に気付き坂倉が近寄って来る。
再び姿を現した402便にはあの人がいた、、、
所謂私の彼、但し10年前の
10年前の姿のままの彼、、、元の姿のままの彼、、、
まさに、元カレ?
つまり私は、、、お恥ずかしい事に、、元カノ


ー十年前に、愛していた人を
  今でも、変わらず愛していますか?ー

大屋本部長(岸部一徳)と坂倉に例の手紙の件を報告する哲也、どういう事なのか
見当がつかない哲也に悪戯だろうと坂倉
気になるならこちらで調べてみますと本部長

一方、帰還した乗客と亜紀(ともさかりえ)はホテルの一室でこの10年間の勉強
をしていた。資料を片手に流行っていた物、人など、昨夜勉強したから何でも聞いて
と亜紀
瑠璃子(成海璃子)が見ている雑誌を見て「これ”モーむすめ”って言うんだって」
すると、神蔵夫妻が(ベンガル・大川栄子)が
「98年に改正された学習指導要領の総合的学習時間の詳細について教えてくれますか?」
「・・・・」
「教師だったもので、、」と奥さん恐縮そう。
「わ、わかりました、学習、、資料取り寄せる様に言って置きます」
「はい!モーむすめって芸人?お笑いじゃないよね?」昇子(明星真由美)
「あっお笑いは今、、、こんなのが流行ってます!」
と広い場所に移動し、
「行きます!”フォー”!!」と両手を挙げて広げた!!
「・・・・」一同静まり返る
芸人を目指す昇子でさえ引いている。
航星(中村友也)の会見が始まりますよ。の声で収まる場の空気

甲斐は会見を見ながら憤慨していた。10年前と一緒だ!まるでこっちがタイムスリップ
している様だ。同じセリフばかりだとそして、唯一黛さんだけが我々の味方になって
くれたと話す、驚く哲也

コーヒーをすするヤス子(小林聡美)猛ダッシュで走る哲也
神様はこのとんでもない出来事をどう見ているのだろう
時空を越えてた人々の切なくも美しい感動のストーリーを
思い描いていたのでございましょうか?
だとすると私は失格だな
私はもう

掃除機をかけていると玄関のチャイムが鳴る
出ると「ヤス子!?」哲也が立っていた、慌てて閉めるヤス子

菊介(武田真治)がいつもの様に川を渡り帰って来る
人間万事塞翁が馬、事実は小説より奇なり、六本木ヒルズは54階建て・・・
家の前に着く菊介、、哲也が家の前でウロウロしているので不審、、
目が合う二人、、、
「・・・」
「・・・」
家に入ろうと歩き出す菊介、そしてドアを開けて振り返ると哲也が物凄い形相で
睨んでいる。慌てて中に入ろうとすると、追いかけて来てドアに手をかけた
「入れて!」
「何で?」
「寒いから」
「寒いのは僕のせいじゃありません」
「話は中で聞こう!」
と力任せにドアを開けた引っ張られた勢いで外に放り出される菊介
「ちょっと誰なんですか?あなた勝手に入んないでよ」
「君こそ誰?」
「僕はこの家の人ですよ!」
「この家?この家に住んでんの?」
「そうですよ!」
急に力が抜けた、ドアから手を離し、中に上がり込む哲也
「ちょっとーー」と追いかけて入って行く菊介

「どうなってんだよー?」
洗濯物をたたむヤス子、哲也が入って来たので背を向ける
「そういう事か?いやそうじゃないだろ?、、いや、、そうか10年もあれば
結婚したり、離婚したり、又結婚したり、えーー!!そうなの?そうなのか?
そうなの?」
交互にヤス子と菊介を見る
「そうなのかよー!?」菊介に掴みかかる哲也
「誰なのーこの人ー!?」困り果てる菊介
「座ればぁー」
「座れよ!」哲也
はぁー!?の表情菊介
菊介が椅子に座ると、その上に哲也が座った
「何処座ってんだよー!」哲也
「誰なんだよーこいつ!?」ハモル二人。
ヤス子を中心に前に菊介、後に哲也、なのでまるで菊介に話す様に哲也に説明するヤス子

「映画とかテレビでも全然似てない俳優同士が親子だったり兄弟だったりするの
見た事あるでしょう?」
頷く菊介
「それと同じ様に、全然似てないんだけど私達兄弟なの、、、」
「兄弟!?」
「そっ、、、」
洗濯物を持って立ち上がる菊介、ヤス子も追いかける
「正真正銘、血の繋がった兄弟だから!」
「あっ!弟がいるって、、聞いた事がある。あっでも学生だって、、」
「ほら、もう、10年経ってるからさぁ」
「っていうか姉ちゃん、何処見てしゃべってんだよ!?」
「あーーそうか、弟かぁ、、」取り合えずホッとする哲也
「っていうか、誰この人?」菊介だけが未だ状況飲み込めず。
「あー5年程前から弟と暮らしてるの」
「あーじゃーそのー結婚したり離婚したりまた結婚したりっていうのは、、、?」
「あっそういう忙しい目には遭ってないかなぁー」
「あ、そう、、そうか!あーそうだったんだぁ」今度こそホッとする哲也
「あっ何か取り乱したみたいで済まなかった」
「ううん、いいけど、、、」
「こんな事初めてだからさぁ」(そりゃぁ)
「私も、、」(当たり前じゃ)
「10年経ってるって頭ではわかってるつもりなんだけど」
「ねぇ中々実感湧かないよねぇー」
「いつまで背中向けてんの?」
一瞬止まる一同
「こっち向けよ、顔見せろよ」
二コッと笑って立ち上がる菊介
「いやお前じゃなくて、、、いや君じゃなくて、、」
真顔になって席を移動する菊介
「いや、顔合わせたくないならそのままでいいや、そのままでいいから聞いてくれ
俺まだ事情聴取ってのが残っててこの後直ぐ行かなきゃなんないんだ、だから
凄い、手短に話すけど、遺族会会長の甲斐さんが君を呼んでる!じゃぁ」
「えっえー!それだけ?」
「言ったろう、パイロットクルーの事情聴取がまだ残ってるんだよ、途中で抜けて来た
から急いでるんだ!」
「そんなら、電話で済ませば良かったのに、番号前と変わってないし
わざわざ来る事ないのに、、、」
「会いたかったんだよ!お前に、、、会いたかったんだよ!」
と振り向くと菊介、驚く哲也、笑う菊介
「遺族会会長の甲斐さん知ってるだろ?早急に連絡!わかったな!じゃぁ」
去って行く哲也

甲斐の元を訪ねるヤス子
問題を抱える乗客もいるので早急に手配しないとと早速仕事の話を聞かされるが
自分は対策室の人間ではないので、協力は出来ないと断るヤス子
甲斐は、「木内さんから何も聞いていないんですか?」と驚いた様子
「残された時間は後9日!402便の乗員乗客は再び同じ現象によって
消えてしまうんですよ!」
「はぁ?」状況が飲み込めないヤス子
「この事は僕と木内さん以外はまだ誰も知りません」

乗客に402便に起きた状況を一生懸命説明する亜紀
時間軸のねじれにすいこまれた、、、上手く説明出来ないその時
「飛行機が何らかの理由で光の速度に限りなく近い速さまで加速すれば、
飛行機の中で1時間経つ間に飛行機の外では10年経つっていうのは説明つくんじゃ
ないかなぁー」
感心して見つめる一同
「あっいや、専攻が物理学なんです。」
地球を横切るマイクロブラックホールが時間軸のねじれを引き起こしたのではないかと
話す航星

「つまり、もう1度時間がめくられ、引き戻されるという現象が起き、姿を現して
10日後、既に昨日1日経過していますから後9日、、、」
「・・・・」
「わかりますか?9日後消えるんですよ!」
「・・・それは、、消えない様に各自が何かに摑まっていればいいんじゃない、、」
「そういう事じゃないんですよ、黛さん!」
「いやーあまりにもありえない話だから、、」
「実際ありえない話が起きたじゃないですか!?時空を越えて現れた彼等を黛さんも
その目で見たでしょ!?」
「・・・・」
「僕は遺族会会長として彼等の時間が限られた物であるならかけがえのない時を
過ごして欲しいと思ってるだけです。
黛さんもう一度ありえない話が起きるんです、、、。」
「・・・・」
「起きてしまってからでは遅いんです。時間がないんです。
彼等は消えてしまうんですよ!」
「・・・・」

甲斐の作った402便生還乗客名簿を持ち帰るヤス子
途中黒木亮(10才)と」サッカーをする亜紀と航星を見かける
家に帰れと勧めるヤス子にお客様を無事にお届けするのが仕事だからと言い切る亜紀
亮の両親は離婚していて、未だ連絡が取れていないのだった。

402便対策支援室に入るヤス子、板倉は対応に負われていた。
「何故公開捜査に踏み切らないのかと、、」
「マズイだろ、、、」
「誰か居なくなったんですか?」
「日向啓太と霧島藍、、」
「消えてしまったんですか?」
「何言ってんだよーって何やってんだよ此処で!?」
「消えるのは9日後って、、、」
「何で知ってるんだそれを、、、」
「ご存知なんですか?」
「いや、そういう噂だ、噂、君には関係ない、今回の事には係わるなと言われた
筈だろう!?」
「課長、二人が立ち寄ると思われる場所は他にないんですか?」
「それを調べるのがお前の仕事だろう!!」
坂倉のデスクのパソコンのサイトに目が釘付けになるヤス子、慌てて閉じる坂倉

自宅に戻りパソコンで検索するが中々見つけられない、、そこに哲也から電話
「甲斐さんに会ったよ、残された時間の話聞いた、良く理解出来なかったけど、、」
「加藤教授は!?」
墜落したとの世間の風潮を気にせず再び戻ると宣言していた加藤教授が自分達が
戻った10日後に又消えると言っていたらしい。
哲也との電話からヒントを得て長崎に集結せよ!のキーワードで例のサイトに辿り
着くヤス子
「もしもし、もしもし、、信じられないかも知れないけど402便の乗客乗員
31名は消えるかも知れない、、、」

電話を切り、手紙などの資料を持って慌てて家を出るヤス子、菊介とぶつかり手紙を
一通落として行く。
天才ピアニスト後藤瑠璃子の母杏子(高橋恵子)からの手紙だった。
杏子は瑠璃子の死後、追悼アルバムを出したり、近く追悼コンサートの計画もしていた
スタッフからコンサートについて聞かれると
「やるわよ、勿論、追悼ではなく、402便奇跡の生還コンサートと題してね、、」
瑠璃子はホテルでアルバムを見て、私の嫌いな曲ばっかり、、、と呟くのでした。

対策室では、乗客の家族への引渡しが遅々として進まず本部長も怒っていた、、、。
そこに、ヤス子が制服姿で資料を持って現れた
「失礼します。私の机まだありますか?」
「あーあ、、、、」思わず指差す坂倉
「おい君、、君、、」
「行方のわからなくなった日向さんと霧島さの件ですが、私はお二人のご友人より
何度か手紙を頂いています。5年程前の物ですがこれを辿れば何か手掛りが
見つかるんじゃないかと、、
それから、チャイルドケアの坊やの、お名前はご存知だと思いますが、黒木亮君と
いいます。
長崎の離島にある、母方の実家に遊びに行った帰り事故に遭いました。
夏休みにたった一人でおじいちゃん、おばあちゃんの所に会いに行く
初めての大冒険の帰りです。おじいちゃんおばあちゃんは既にお亡くなりになり
ご両親は離婚されました。ご存知だとは思いますが、一人息子の亮君を
失ったのが離婚の原因だと言われました。お母様は3年前海外に移住されて、
確か葉書きが、、、」
「渡して下さい、、、その資料全て彼に渡して下さい」
「私が調べます。」
「それは、あなたの仕事ではありません、あなたは担当ではありません!」
対策室の前で哲也と駆けつけた亜紀が聞いています
「私が会社に入ったのは1990年です」
「おい!」
「その翌年にジュリアナ東京がオープンしました」
「・・・??」
「当時ウォーターフロントと呼ばれていた港区芝浦に倉庫を改造した大型ディスコ
です、これはご存知ないですよね、、、」
「知ってます!」
「本部長!?」
「羽根付きの扇子を振り回しつつこうして踊る所でしょう?」と手を振りかざし回りながら踊ってみせる本部長
「本部長!?」
「一説には盆踊りが進化した物だと言われたものです」
「本部長!」
「お立ち台と呼ばれるステージの上で若い女性達が競い合うように踊っていた物です」
「本部長!」笑う坂倉
「仕事を終えて、羽田から帰る途中、ジュリアナ東京までの道のりをボディコンを着た
女性達がゾロゾロ歩いて行く姿を良く見かけました」
「あー今にして思えばその光景が最後のバブルの象徴だったのかも知れない、、、
それがどうかしましたか?」
「入社当時の私の思い出です、、私はジュリアナ東京には行きませんでした。
会社に入ったばかりで仕事を覚えるの事に一生懸命で、、、
私、会社に入った当時は一生懸命だったんです」
「昔の自分に戻りたいという事ですか?」
「昔の自分には戻れません、、」
「しかし、そういう事でしょ?」
「私の仕事は地上勤務です。空港でお客様の誘導や航空券の販売、カウンターでの
チェックイン、乗り継ぎ客のケアやクレーム処理、その殆んどが単純で地味な作業です
口の悪い人に言わせると航空会社の末端で働いている人間です
でも入社当時一生懸命だった私は思いました。
東洋航空の飛行機が無事に運航する為に自分達の仕事があるんだと、、、
操縦士の様に操縦桿を握る事はないけど、、
客室乗務員の様にお客様と一緒に飛行機に乗る事はないけど、、、
私の仕事が彼等を支えているんだと、、、
私は地上勤務の末端で働く人間でありますが東洋虚空の一社員として402便に
ご搭乗なさったお客様を放って置くことは出来ません。
原因究明や責任の所在がまだはっきりしていない事もわかっていますが
私は出来る限りの事はしたいと思ってます、いえさせて頂きます。
私達東洋航空はお客様を無事に確実に目的地にお届けする責任がありますから」
「・・・・」
「聞かなかった事にします、、、今の話聞かなかった事にしましょう」
立ち上がり出て行く本部長
資料を見直し始めるヤス子
「おい!あれは、今のあれは聞かなかった事にするから何もするなっていう意味だからな!」
本部長を追いかける坂倉、坂倉を追いかける部下達

入って来る哲也と亜紀
手伝うと哲也
「ヤッチ!」
「それこそヤッチ!それでこそヤッチだよー!」後から抱きつく亜紀
「もう腐った干物みたいな女に何が出来るかわかんないけどね」
「何が出来るかじゃなくて、何をしたかでしょう!」
「もう、屁理屈こねてるしー」
「もう、又泣いてるしー」
私も手伝うという亜紀に哲也は家に帰れと言う
はっとして気が付かなくてごめんチャイと去って行く亜紀
「言うなよ亜紀には、、自分が消えるかも知れないって事言わない方がいいな、、」
「あんたも帰ればー家帰ってないんでしょ?」
「あー家!?99年のノストラダムスの大予言の通り消滅してたよ」
「してないよーお父さんもお母さんも元気だよ、西伊豆に引っ越して新しいお家に
住んでる」
「良く知ってんなぁ」
「お線香あげに行ったから、2階が亡くなったあなたの部屋で、私の写真飾ってあった
入社式の後の飲み会で、私とアッチのふざけた写真」
「あーーあれなぁ!亜紀がくれた」
「へへ、やっぱり!」
「そうか、おふくろお前の写真飾ってくれてたかぁ、紹介しといて良かったー
結婚しようとかって言って、、、」
「あっあのさぁあのー頭でわかってるって言ってたけどやっぱり昨日まで28才
だった彼女が、一晩たったら38才ってかなりショッキングだと思うのよー」
「そんな事ないだろー」
近付いて来て、隣のデスクに座る
「いやーあるある!」と椅子を後向き回す
「私の顔まだ見てないから、思い切って見るといいわ、だけどショックを
や、わらげる為!?に60っていうのはどうかと思うの、、」
「あの、10年経ってるって所を60年と思う、ナイスアイデア!?」
「何処がアイデア!しかもナイスって何?」
「いやだから私60年後の私と思って振り向いてみて」
「60年後っていくつだよ?」
「88!?」
「そんなの生きてないよー」振り向き叩かれる哲也
「いやー生きてるの!生きてるから88の私を想像してみて!」
「んーー」
「想像した!?88じゃよ」
「じゃよって、、」
「88だからのー」
「ふっはいはい」
「いや真面目にね」
「88ね」
「88」
「88」振り向く哲也
哲也の顔が見れず、伏目がちに目が泳ぐヤス子
「若!?ふぇーあほか!?何バカな事言ってんだよ本当にしょうがねぇなぁー」と
頭をポンポン撫でながら覗き込み立ち上がる哲也
「ちゃんと航空券の手配しろよ、亮君のお母さんロスからだったら明日には到着
するだろ?俺居なくなった二人の友達あたるから」
出て行く哲也

私の好きなタイプは品良く知的で全てに於いて効率良く
決して物事に動じず、決してわめいたり叫んだりせず、クールに年を重ね
淡々と穏やかな老後を過ごす、
そういう相手を私は望んでいた、、、それなのに

意気消沈して帰って来る哲也、、、
哲也を会社のロビーで待つヤス子
私は10年前、惚れてしまったのだ
10年前、私は自分の好きなタイプとは全く別の男に惚れ
何よりも愛しいと思っていた

笑顔で立っている哲也の元にツカツカ歩いて来て
「見つかったの?」
「惜しいとこまでいったんだけどね」
「いってないでしょう?」
「そんなアナログな探し方してどうすんのー」
色々アドバイスして帰りかけるヤス子
「帰っちゃうの?」
「あっこれ、豚マン!」渡してかえるヤス子
笑って見送る哲也

東京タワーをバックに写真を撮る駆け落ちカップル(丸山智己・矢沢心)

残された時間は・・・・・
・・・・・あと8日

甲斐が加藤教授に弟航星が撮った写真があるから東京に来る様電話する

昇子に会う為長崎の家を出る柚子(市川実和子)
目覚めて置手紙を見て、パジャマのまま表に出る娘桃子6才(佐々木麻緒)
「お母ちゃん!お母ちゃん!」


公式ホームページ



絶対いい!俄然良くなってきた!
1話は突拍子もなくて、どういうドラマなのか様子見みたいな感じだったけど
凄く良くなった!見ていて結構引き込まれたし、少しずつ、話が
飲み込める様になって来た。(ヤス子の様に、、、^^)
そしたら、楽しめました!
先週は消えるのか?10才年取るのか?とかいろんな事推測したけど
やっぱり、消えるみたいですね、、、
>それは消えない様に何かに摑まるとか、、
シリアスな場面なのに、、笑ってしまいました。
こういうセリフは小林さん流石!ですねもう安心して見れる感じ!?
哲也が菊介を彼か旦那と誤解してたくだりもサイコー!でした。
こういう風に色んな要素を沢山込めてる所が(日テレ水10枠)なのかな、、
前回もそうだったし、、
とにかく来週も楽しみです!









『時効警察』 第2話

2006-01-26 17:10:55 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
人間疲れると甘い物が食べたくなる、テーブルの上にチョコ発見!「ラッキー!」
よし、お風呂上りに食べよう、と思って楽しみにしてたのに、お風呂から出て
よく見たらボタンでがっかり、、何だそりゃ!?
(by三日月)

「で、三日月君は風呂上りにコンビにまでチョコ買いに行って湯冷めしたらしいです」
「ふーん」サネイエ(江口のりこ)
「へぇー」又来(ふせえり)
「盛り上がる話じゃないですね」霧山(オダギリジョー)
「トップニュース!トップニュース!」蜂須賀(緋田康人)
「何、どうした?」
「見て下さいよ!」
「熊本と三日月じゃない?」
「あーーしかも、後に写ってるのはラブホテルのワカメじゃないですか?」
「何?ワカメって?」
「ほらっ車が出て来る所にぶら下がってる緑色の奴」
「どう!?何だかビックリ?」
「あの熊本さんがねぇ三日月もあんな人の何処がいいんだろ?」
「何だかがっかりだな!」
「これで、熊本さんを”強請りますよ!”」(おいおい、お前刑事だろ!?)

そこへ、仲良く登場
「やだー熊本さんそれを言うなら猿飛びサスケですよ~」三日月(麻生久美子)
「あーそうか、猿飛びサスケかぁー」熊本(岩松了)
「あーおかしいーー何!どうしたの?」
ニヤケて二人を見る4人
「熊本さん、この写真8千円で買ってくれます!?」(まだ言うか!?)
「俺だ!」
「私だ!」
「ふっ!!」笑う又来
「ちょ、ちょっと待てよ、違うよ、これはあれよラブホテルの前で三日月君と偶然
会ったんだっけ?」
「そうですよ、私は駐禁の取り締まりしてたんですー」
「この道は検察に行く時通るんだよ、なぁ霧山君だって通るだろ?」
「ふっ!」笑う霧山
「ふっ!」笑う又来
「何なんだよそれは!」
問題は、二人がどうして、ラブホテルの中から出て来たか!だと蜂須賀、連写の中には
確かに仲良く出て来る様子が、、しかし、三日月は制服制帽姿ですよ!?考えれば
わかりそうですが・・・。
何でも、携帯に付けていた、日光東照宮のメダルが取れて、転がりラブホの中へ
それで、二人で追いかけて、出て来た所らしい、、、
がっかりして戻る蜂須賀
そもそも、東照宮のメダル付けてるような人と不倫はしないと、しずか。
「あらあらそれは失礼だろー?」
「誰にです?」
「東照宮にですよね?」
「違うよ、徳川家康!」
「どっちでもいいですよ」

「失礼します!」ダンボールを抱えた女性が2名
「何それ?」
「何じゃないですよー資料課の人達が時効管理課が取りに来ないから持ってってくれって」
「資料課は酷いねぇ」
「取りに行かない方が酷いでしょう?」
「今日の担当は霧山さんですよ」
「あっごめん!」
「ごめんで済めば警察要らないですよ!」二人で「がぁーー!」と動物が鳴いてる様に
そして去って行く
「警察要らないなら、我々はどうやって生活するんだよ、シャー!!」鳴き真似
「税金泥棒でもやるか?ガァーガァー!」
「あー無理してやらなくていいですよー」
「あのですね、今だって限りなくそれに近いですよ」
「おっ何か凄いなぁーこれ!?」
「おっ!何の事件?」
「オリンピック選手とコーチの不倫、無理心中?何か面白そうな事件ですよねぇ~」
「ちょっと、又変な事に興味持ってるでしょ」
「いや別に、ガァ~」
「又趣味で調べるつもりなんじゃないのガァ~」
「だから、無理してやんなくていいって」
そして、資料に”時効”の印を押す熊本!

ー「偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ!」ー
食パンをかじる霧山
「ねぇバターとかジャムとか塗らないの?」
「うん」
「何で塗らないの?」
「だって、パンの味がしなくなるだろ~」
「まぁそうだけど」
「で、本題は何?」
「えっ!?」
「そんな事言いに来た訳じゃなさそうだから」
「あのさぁ、又余計な事に首突っ込もうとしてるでしょ?」
「してる~」

死体が発見されたのは15年前の1月15日の早朝、第一発見者は
優勝じじいと呼ばれるホームレス。いつもの様に優勝カップに水を汲んでいて死体を
発見する、遺体は当時水泳の女子五輪代表の座を姉妹で争っていた藤山姉妹の姉一子
(塩山みさこ)18才、転落による頭蓋骨骨折が直接の死因だった。
転落場所は頭部の外傷に含まれた砂の種類などから1キロ程上流の涙目橋付近と
思われる、遺体の後頭部に残された傷と後背部に残された擦過傷等から自殺の可能性は
低く、殺人と事故の両面から捜査は開始された。
事件が起きたのはバルセロナ五輪の日本代表を決める第1次選考の前日であり藤山姉妹の
内一人は日本代表の強化合宿に参加する事が内定していた。
死亡推定時刻は午後6時~午後9時の間、同日午後8時、藤山一子のコーチだった
小原安雄(田中要次)がアパートでガス自殺を図る。死因はガス爆発による全身火傷
でアパートは小原コーチが妻と住んでいる自宅とは別に仕事用で借りていたもの
小原コーチと教え子の藤山一子は以前から男女関係が噂され、度々一子は小原コーチ
の部屋を訪ねていた。警察はこの二つの事件の状況から教え子との不倫関係に悩んだ
小原コーチが一子を殺害、ガス自殺を図ったとして、その裏付けに全力を上げた
当時藤山姉妹の悲劇としてスキャンダルの話題性から恰好のワイドショーネタになる
しかし、小原コーチが一子を殺したという物証がなく事件は時効を迎える

あれから、15年かぁと感慨深そうな又来、そして、この事件の担当刑事が有名に
なった事を思い出す一同

霧山はしずかを伴い、担当だった山村荘八(佐藤蛾次郎)を訪ねます。
壁の至る所に標語の様な貼り紙が赤や黄色の紙
命を大事に、ホシはどこだ、急行せよ、止まらない、捕まえろ、確かなカン等等
まさか、時効になるとは思わなかったと山村
「バァーっと来てバァーっと、ゼェーっと来て直ぐ終わるはずだったんだよなぁ」
「物証がなかった、、、」
「そうなんだよ、変な巡り合せが多い事件でな先ず現場に足跡がない!」
「どうして?」
「ジャーン!月に一度の道路清掃の日でしっかり、すっきり清掃してくれてるって訳よ」
「目撃者はいなかったんですか?結構車通りのある橋だと思うんですけど、、」
「三日月ちゃん!いいねぇ、涼しい目してるねぇ、御褒美のキスは?」
「いや、結構です」
「それじゃ投げキッスは?」
「それも結構です」
迫る山村の手をはたく霧山。嬉しそうなしずか
「つれないなぁー」
交通量は多いのだが、信号の関係で、途切れる時間があるそれが6:32
つまり、一子を殺したのが6:32
帰ってガス自殺を図ったのが8:00だという
そう言って、「左右確認」「開閉禁止」と書かれたドアを開け、飛び降りた、
「あーおっこっちゃったよ。」慌てて駆けつけると、山村が手を振って歩いて行った。

その足で妹の藤山しおり(池脇千鶴)がコーチを勤めるスイミングに来る
遺留品を持って来て時効の件を伝えると、知っている、でも何故父でなく自分の
所へ、、
趣味で個人的に調べたいと話す、霧山。
「変わってらっしゃいますね」としおり、そして
「どうぞ、お気になさらずにお調べになって下さい。みんなが、姉を忘れていく中で
霧山さんが個人的に調べて下されば姉も喜びます、はい。」
と承諾するのでした。
そして、帰り際、プールサイドで滑ってバランスを崩し、しおりをプールへ突き落として
しまう、霧山。

綺麗な人だったとしきりに訴える霧山、しかも影がある、
女性は影があった方が魅力的と来た!
「すいませんねぇ影がなくて!」
「あーいや、君に影がないから責めてる訳じゃないよ」(何処までトンマなんだ!?)
「腹立つなぁー何か腹立ったらお腹空いて来た!」
「単純な仕組みだよね」
「いいの、いいの、ブライアンいいの!」
そこで、下調べして来たネタ、美味しい”あなご寿司”の店の話をするしずか
しかし、しおりのお父さんの所に行ってからだと霧山
「必ずよ!命賭けるね!」
「いや、命は賭けないよ~。」

遺留品を渡す霧山が父光二郎(岡本信人)に犯人は小原コーチだと思うか尋ねると
意外な返事が返って来た。コーチとしても、人間としても信頼が於けると言う。
「犯人に心当たりは」
「はい、、」と答えた後でハッとする父そこに出前が
「お昼まだでしょ?」
「はい!」
「ちょっ、、」
「ラーメン取ったんですよ召し上がってって下さい」
「はいー」
「ちょっと、あなご寿司はどうなるのよ?」
「あっ!!」
「あじゃないでしょうー断りましょうよ」
「えーーそれはぁーー」
結局3人でラーメンをすする、、、。
「いつ、食べてもそこそこでしょう?美味くもなければ、不味くもないですよーねぇお嬢さん」
「あっ!あなご寿司でも食べに行けば良かったかなぁ?」
ビクッとして、凝視するしずか。
「駅の方に美味しいあなご寿司の店があるんですよ~」
頷く霧山悔しくて半泣きしながら割り箸から手を離すとレストランの見本の様に
麺が立って箸が浮いています!(ナポリタンの見本の様に!)

「じゃぁお父さんも犯人はコーチじゃないと思ってるんだ~?」
「そうなんですよ」
「でも、6:32に殺して、8時頃自殺って一応辻褄はあってるんですよね」
「そんなのはどうでもいいのよ、あの町であなご寿司食べた?」
「いいえ、、」
「何で~教えとけばよかったねぇー」
「ほら~」
「あホント美味しそう~」
「はい、、」
「あーーもうー今度は食べます、絶対食べます、死んでも食べます!御馳走様でした!」
立ち上がると、キャスター椅子が勢い良く後にぶつかり戻って来た。
「んっどうしたんだぁ?」
「さぁ~」険しい顔で首を振り、知らん振り。

「藤山一子を殺して、一旦家に帰るってのが、、、納得出来ないなぁ」
ベットから起き上がる霧山
「やっぱり、あなご寿司食べてないのは納得出来ないなぁ」
ベットから起き上がるしずか
携帯を取り出す
「総武警察署の霧山です、夜分すいません、実はちょっと、、」
「話中だよ!間が悪いんだよ霧山!!」

あなご寿司をほうばる霧山
「やっぱ、美味しいなぁ、このあなご寿司」
「まぁ雑誌とかにも載って有名ですからね」
「三日月君もそう言ってました」
「いいんですか、私と二人で食べて、彼女に怒られません?」
「三日月君ですかぁ?  僕の彼女と!?」カウンターを叩く霧山
「あ、ごめんなさい、何かそんな気がしたものですから」
「違いますよー彼女はもっと年上の人と付き合ってるんですよ」
と例の写真をカウンターに広げる霧山
「あっこれ!」
「三日月君ともう一人は僕の上司で、妻帯者です」
「じゃぁ不倫なんですかぁ」
「そう見えます?」
「えーまぁ」
「でも違うんです、これは三日月君と僕の上司が偶然ラブホテルの前で会って、その
時偶然、東照宮のメダルが取れて、二人で拾って出て来た所を偶然撮られた写真なんです」
「あーそうなんですか?」
「でも、不倫に見えましたよね」
「何が仰りたいんですか?」
「お姉さんの事件も似てるんじゃないかと思ったんです」
「えっ!」
「いくつかの偶然が不倫の末の殺人と自殺に見せてるんじゃないかと思って」
「しおりさん、どう思います?」
「私はそうは思いません、はい。」

小原の妻和恵(片桐はいり)を訪ねる霧山
表札の小原の文字が肉眼では確認出来ないほど小さく書かれています。
こっそりドアを開ける和恵
「あっ小原和恵さんですか?」
「はい」
「先程電話した総武警察の霧山です」
「あーーで!?」
事件が時効になったので、遺留品を返しに来たと告げると、
「捨てて下さい!」とドアを閉めた。
「えーー!」
「えーー!って言いました?」ドアが開く驚く霧山
「あ、いや、はい」
「あんなに、酷い裏切られ方したんですよ、凄く愛していましたのに、、」
少しずつドアを閉めて行く和恵
「あーじゃぁ御主人が不倫していた事は?」
「知りませんでした」
「誰から聞いたんですか?」
「刑事の山村さんです、でもありえないと申しました。」
「な、何故です?」とドアが閉まる、するとバァーと開いて
「どうぞ、中へ、どうぞ」と霧山を入れてドアが閉まる
ドア越しに聞こえる会話
「実は主人はインポテ○ツだったんです。、、、、、はい出てって下さい!」
と出された霧山
別に自分にだけではない、医学的にそうだったと説明する和恵
「もうよろしいかしら、不倫と思われてもなんですので、、」
「あーあの、これは?」
「捨てて下さい!!」ドアが閉まる
「えー!?」
「えー!?って言いました?」再び顔を出す和恵

自殺なら、突き落として何故自分も直ぐに飛び降りなかったかが不思議、
しかも、コンロにはやかんが上がっていた。死のうとする人間がお湯沸かしますか?
父親の話からも、妻和恵の話からも、不倫していたとは思えない、、、。
この事件はひとつに見せかけてはいるが、偶然が重なっただけの二つの事件じゃないか
と推理する霧山

十文字が警察手帳を失くしたと管理課に来た。
忘れ物はいつもと違う行動をした時に引き起こす物だと忠告する霧山
例えばトイレに入る、いつもは気にしないが、落としちゃいけないと、棚に置く
すると、忘れてそのまま出て来る!とかね。
「なるほどねぇ、霧山君何でも知ってるねぇ」
「ばかばかしい」と去って行く十文字

15年振りに泳いでみようと思うとしおりから知らせが入った霧山はしずかとプール
行くが、しおりの会話に疑問を持つ
「あの人嘘ついてるね」
「えっ!」
「自分が言った後に”はい”を付けてたから」
「癖なんじゃないの?」
「虚言壁のある人に多いんだよ」
「僕はさぁ本当は刑事になりたいと思ってるんだよ、はーい」
「あーー何か嘘っぽい!」
「三日月君ってさぁ凄く女性らしいと思うんだよねぇ、はーい!」
「言い方なんじゃないの?」
「それより、今日こそあなご寿司~」
「あーー!!?」絶叫するしずか
*お客様各位
誠に勝手ながら、本日、良いあなごが捕れなかった為
臨時休業致します  あなご寿司  あなごん

鑑識の諸沢(光石研)に小原の財布に入っていた紙を持って行く霧山
その真っ黒な紙は感熱紙で、昔のファックス用紙やレシートにも使われる紙
爆発の熱で黒くなったと思われる、、
「じゃぁこれ、見れないんだぁ」
「最近見れる様になったんだ!」
「いくらですか?」
「3千円!」
「高いなぁ」
「2800円」
「あっ負けてくれるんですね?」
「まぁな」
自分のファックス用紙あぶると
”仲よき事は美しき事かね”賓馬 の文字
そして、何か液体に浸すと見る見る浮き上がる文字
レシートで、味見電気店1991/01/15の文字

味見電気店で店主から、この日、父和三郎(いか八朗)が病死した事を聞き出した
霧山。
几帳面な父は記録を付けていた。
すると、小原は午後6:30に味見電気店に来ていた事が発覚、一子を殺すのは物理的に
不可能と判明、しかも、この日藤山家から、留守番電話機を回収していた事も判明
しかし、そのまま和三郎は他界、電話機とマイクロテープもそのまま残されていた
こっそり、マイクロテープを失敬して来るしずか。

テープを再生しヘッドホンで聴くと
「当たり!?」霧山

「ひとつお断りして置きますが、これからあなたにお話しする事はあくまで、僕が
趣味で捜査した結果で、もう事件そのものは時効ですから例えあなたが犯人でも
もう僕が何かするという事はありません、しおりさんどうか自白してくれませんか?」
「自白!?」
「15年前お姉さんの一子さんを殺害した犯人はあなただという自白です」
事件の経緯を話す霧山
あの日この町でもうひとり、亡くなった方がいた事をご存知でしたか?
そして、留守電に一子から、遅れるから涙目橋で、、と8:15に吹き込みがあった
事、そのテープが味見電気店店主によって回収され、店主の他界により、15年間
そのままになっていた事、コーチからの電話は本当は五輪代表は一子に決めた
という物だった事、そして、たまたま、ガス爆発を起こしたコーチは事故死だった事
を話す。

「私はずっと、何をやっても姉には勝てませんでした。悔しくて姉の何倍も努力
するんですけど、、秀才は天才には勝てないいんですよ、、。
霧山さん、私は又五輪には行けくなりますね」
そんなしおりに、霧山はあれを出すのです。テープと一緒に、
”誰にも言いませんよ”カード  認めを押して。
「霧山さん、始めていらした時、私の事プールに落としましたよね?
わざとでしょう?あの時、霧山さんは全部知ってるんじゃないかと思いました」
としおりは言うのでした。

かくして、十文字はお察しの通り、霧山の言いつけ通り、トイレから警察手帳を
見つけ、又自分が気付いた様に、”忘れ物”について語って行くのでした。
「忘れ物はなぁ霧山、普段はしない行動をとった時に起こすものなんだなぁ、、、」

公式ホームページ


今回も楽しめました!それで、遅くなりました!
これからは、もう少し、工夫しよう、、、自分。
時効警察、肩の力が抜けてて、おどろおどろしくなく、事件で、しかも時効なのに、
何故か、この後どうにかしてやろうとか、
いいのか、このままで!?とか
思わないドラマ、、、
しかし、霧山が、刑事課なら時効にならなくて済んだんじゃないか!?
とは思わせますが、、、確かに、、(笑)
そこはご愛嬌という事で、、
このドラマの良さなんですねぇー。
課長の熊本さんって脚本家の方だったんですね!
今回は”マイケルはジャクソンですが”
このドラマはフィクションです
でしたぁ、最終話まで用意されているんでしょうか^^
とにかくお勧めです!

『輪舞曲』 第2話 「心の言葉」

2006-01-25 18:46:01 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
初雪の日以来、日本語の勉強にも熱心なユナ(チェ・ジウ)ショウ(竹之内豊)と
心を通わせたのが、、、日本人嫌いだったユナの頑なな心を少しだけとかした様だった。
ショウは姉妹も店を訪ね、暫くジャスティス(犬)を預かって欲しいと頼みに来る。
龍吾(速水もこみち)のお付きになってからと言うもの、何とか偽札の証拠を掴もう
と必死になるショウだったのです。

ジャスを置いて、帰るショウをユナが追いかけて来ました。
そして、拙い日本語で、この間のお礼をメモを見ながら読み上げるユナ
それ以外は話が通じない二人、、ユナはショウに、あなたも、ハングル勉強したら?
と言ってみるのでした。
するとショウはメモに「Helpme!たすけて!」と書き、何よりも大切な日本語だ。
と教えるのでした。
何かあったら、「たすけて。」と言って、ポリスわかる?
この番号に電話をかけなさいと忠告するのでした。

二人の様子をヨンジェ(シン・ヒョンジュン)が離れた場所で車の中から窺う
そして「あの男、、、」とショウに気付いた様子

ヨンジェは再びユナの店を訪れ、ようやく完成した店をメチャクチャに壊して
行くのでした、、、、
そして、最後に
「何度でも来る、諦めるまで、、、」と言い残して行くのでした。
ヨンジェが去った後、ユニ(イ・ジョンヒョン)は呼吸困難になり、倒れてしまうのです
すると、ショウが駆けつけユニを病院へと運んでやります、
「大丈夫だ!」とユナを励ますショウ
目を覚ましたユニを見て安心してその場を去るのでした

伊崎(石橋陵)からの連絡で、龍吾の取り巻きの女白鳥クミ(森下千里)が
行方不明になっている事を
知らされたショウは真っ先に龍吾の遊び仲間雅人(ウエンツ瑛士)に疑いを持ち
龍吾の携帯を使って雅人をおびき出す事に成功する。


死体がある筈の場所に雅人をまんまとおびき出したショウですが、早くも、龍吾

バレ、手下が山中を追いかけて来たのです。

直ちに、伊崎は龍吾を確保、現場にも急行させる。
死体は、間一髪ショウが見つけ出した、、、
そして、何と女は龍吾の指輪を握り締めていたのです。
これでようやく、報われると思った矢先、雅人は署内で、首を吊って自殺、、、
あろうことか、龍吾は釈放され、神狗に戻って来たのです

警察内にモグラがいる事ははっきりしました。

そして、神狗(シェンクウ)では全員呼び出され、モグラ探しが始まったのです。



公式ホームページ


警察にモグラが居る事はあれだけの組織になれば当たり前と
いった感じ、、、。
しかも、そのモグラが伊崎の様な気がして、、、、
今から推理し過ぎですな、、、(笑)
さて、龍吾の逮捕で、幕を閉じたかったショウですが、まだまだ幕は降ろして
もらえそうにありません。それどころか、早くもピーンチに陥りそう、、、
これで、もう一人位モグラが出て来たらもっとスリルなんだろうけど
しかし、ヨンジェは何であんなにしつこいかねぇ?
1話で、子供の頃、何だか暴れてたシーンがあったけど、シェンクウと聞くとゾッとする
って言ってたから、何かあったのは間違いないんだろうけど、そこまで追いかける
必要あるのかな?
未だ行方不明のお父さんが関係してるとしたら、親父を出せ!位言うよね~?
謎だ!?
それにも増して、来週はうふふ!
チラシ頼んだ印刷屋って、、、それが偽札に絡んでるでしょう!?確実に
しかし、今クールのドラマ、、キャストがダブってますよね、、
印刷屋の親父(平田満)=白夜行亮司の親父(既に死亡)
ショウの父(吹越満)(既に死亡)=けものみち(テレ朝)の秦野弁護士
刑事1モグラの可能性も、、(光石研)=時効警察(テレ朝)鑑識諸沢
とこんな感じ、、、しかも、役名もかぶりまくりで、、、(汗)
前クールから持ち越しの役者さんもかなり、、、旬なんでしょうね!

『白夜行』 第2話 「閉ざされた未来に」

2006-01-24 19:08:00 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
ー1998年 冬 ー
もう誰もが忘れていたと思っていた頃だった
横断歩道で向かい合う宿命の二人亮司(山田孝之)と笹垣(武田鉄矢)すれ違う、、。

あのビルの店を睨む笹垣

「笹垣って?」松浦(渡部篤郎)
「しつこかった刑事が一人居たでしょ?」
戻って来た笹垣の事がきになるので、この手伝いはやめたいと松浦に申し出る亮司
しかし、松浦はお宮入りとはいえ、犯人は決まっているのだし、再捜査するほど警察は
暇じゃないと、聞く耳持たず、数えたお金の中から3万円置いて帰って行くのでした。
部屋の隅の机の片隅に「風と共に去りぬ」の単行本、、、見つめる亮司
1991年冬、俺は父親を殺し、その俺を庇う為に雪穂は母親を犯人に
仕立て上げて、殺した。
被害者の息子と、加害者の娘になってしまった俺達は事件を永遠に封じ込める為に
会った事もない顔も知らない他人になる道を選んだ
あれから7年、雪穂は本当に一度も連絡をよこさなかったから
今や俺達は完全に他人だった・・・

いつもの様に図書館でだらりとする亮司
谷口(余貴美子)が声を掛け、学校に行く様に外へと押し出す。
「ウジウジ、ウジウジ7年間も、、、もうあの子だって忘れてるって、、、
今更、会った所で何て言うつもり?付き合ってくれ!とでもいうの?」
「そうですよねぇ、、」
流石に7年経ったから、今更雪穂がこの駅に立つ事は
2度とないのだとそう思い始めていた
だけど、もし雪穂が事件と関係ない何処かで幸せにやっているのなら

「後8年かぁー」
俺も良かったねと言ってあげよう
俺達はその為に他人になったのだから

7年前の資料を見直す笹垣
きっとこのまま、何事もなく俺達は他人として生きていくのだろう
良くも悪くも何事も起こらず、なぁ雪穂
こんな形で再会するなんて俺は夢にも思わなかった


校舎の屋上で横になっていた亮司に男が二人声を掛けた
「俺の事覚えてる、お前の親父発見してやったんだけどなぁ俺」
「菊池君?菊池君と秋吉知り合いだったの?」
「いやー俺は、、」
足蹴りして、ドアの方に追っ払う菊池(田中圭)
「うるさい!お前はあっち行ってろ!」
「この間死んだ、あいつの叔父さん写真が趣味でさ、その置き土産なんだけど、、」
例のビルに入って行く父洋介(平田満)と雪穂(福田麻由子)の写真
何でもない様に見る亮司
「とぼけんなよ!」首に腕を回し
「お前の親父、こんなビルに女の子連れ込んで何やってたのかなぁ?」
「さぁなにやってたのかな?」フィルムを出して
「100万!」
「ないよ、そんな金!」
「まぁ母ちゃんと相談でもしろ!」
去って行く菊池
ガクッと座り込む亮司

雪穂(綾瀬はるか)のロッカーにマジックで”ガイチュウ”と落書きがされ、
一生懸命に消す雪穂
「全く誰がこんな事するんだろうね」
「ねぇ、全くご苦労さんだよね」
「私は信じないから、あんな手紙」
「手紙!?」
「知らない?」
「手紙って?」
「驚かないで、、」と雪穂への中傷手紙を見せる江利子(大塚ちひろ)
あの事件の新聞記事と唐沢雪穂は西本雪穂であると書かれている
「雪穂?」
「ごめん、ちょっとびっくりしちゃって、、」
「そりゃそうだよね、こんなデマ」

ー図書館ー
「あんたねぇ他にやる事ないの?」谷口
「便りがないのはいい便り?」
「だといいけどねぇ」
「殺人犯、、正確には容疑者だったけど、そういう子に世間は甘くないからね、、
あんた、まだ思い出に出来る部分があるかも知れないけどあの子にとっては
そういう以前の問題っていうか触れられたくない過去でしかないっていうか、、
もし、私があの子だったらやっぱり2度とあんたには会おうとは思わないかなぁー
いい加減、前向いた方がいいよー」

駅のホームであの中傷手紙を読んで、爪を噛む雪穂
各駅停車の電車を見つめ、我慢する雪穂
急行に乗り、南大江駅でホームを見るがあの場所に亮司は居ない
「いない、、、」

スナック「やえこ」に亮司が入って来る
「あらっ息子、、」
「何か変わった事とかない?」
「あーー」笹垣と書かれたボトルに目をやる弥生子(麻生裕未)
「この間いきなり来てさぁーしつこいったらないのよ、何で亭主が殺された所に
店出してんだ?とか、保証金0で格安だったからだって言っても信じなくてさ、、
ネチネチ、ネチネチ」
「それだけ?」
「ドアがどうの?って?」
「ドア外開きに変えたんやなぁとか、言ってたよ、、」
時を経て、俺はひとつの失敗に気付いていた
死体の発見を少しでも遅らせようと、ブロックや建築資材を置いた
内開きのドアの前に、、、
その結果、ダクトからしか逃げ出せないという状況を作ってしまった
あのダクトは大人が通れる様なものではない
もし、笹垣がその事に気付いていたとしたら
もし、もう一度菊池にの事を確認したら
もし、菊池がドアは全く開かなかった事を思い出していたら、、

ーお前の親父、発見してやったんだけど俺ー
もし笹垣にこの写真を見せたら、、、
疑惑の矛先は確実に雪穂に行く、、

川原で、川面に映る月を見つけた亮司は
ー あーれ!お返し、、ありがとう ー
切り絵のお礼にあの日見せた川面の月の花7年前の雪穂を思い出す
俺は何としても雪穂に仮を返さなくてはいけないと思ったんだ

礼子(八千草薫)と生け花をし、花器に白百合を離して生ける雪穂
「傍に置いた方がええんと違う?バランス悪いえ?」
「ダメ、、、これ昔仲良しだった友達なんだ、、、今は会えないから、、、、」
「そんな神経質にならんかてぇー会いたかったら、会いに行ったら?」
「いつかね、、」
「いつか、いつか言うてる内に一生会えん様になったりするもんよ、、」
「大丈夫だよ、、、同じ流れに乗ってるから、、、多分、、」

家を出る菊池の後を尾ける亮司

学園の掲示板に小学校のアルバムの名前入りの写真のコピーを何枚も貼られる
雪穂だが黙って剥がして行く

(株)太洋鉄工所  工場で働く菊池、被っている帽子には特徴のある缶バッジが
二つ付いている。
仕事中の菊池のロッカーを探す亮司、その後自宅に忍び込み探すが
フィルムは見つからない

雪穂の教室のロッカーを開けると生ゴミが落ちて来た、頭から被ってしまう雪穂
ほくそえむ、藤村都子
江利子が声を掛けるが、吐きそうになり、教室を出ようとする雪穂
まるでそれを阻止する様に「大丈夫?」とわざとらしく話しかける藤村
我慢出来ず、廊下に吐いてしまう雪穂、ざわめく教室うっすら笑う藤村を江利子が見た。

下校時江利子が
「雪穂、、先生に言おうよ」
「言ったって仕方ないよ、犯人もわかんないし、、」
「”ガイチュウ”ーー!!」
男子生徒を追いかけて来る藤村
「今度来たら警察呼ぶわよー!」
藤村を見つめる江利子と雪穂(ロッカーへの落書きも”ガイチュウ”だった、、)
二人に気付いて近付いてくる藤村
「あいつ、大江工業の秋吉って言うらしいんだけど、私達のヤバイとことか写真
撮って脅すんだって、お金とか身体とか、、唐沢さんのもあいつの仕業かも知れないね?
気を付けなよあんた、綺麗なんだから、、」
「うん、ありがとう」
「ねぇ、犯人って藤村さん、、、」
「証拠ある訳じゃないし、、、」
「本当だから、、?だから黙ってるの?でも、でもさぁ本当だとしても雪穂には
何の罪もない話じゃないの?出来れば知られたくないって気持ちはわかるよ!
でも、もうバレバレなのにしらばっくれて笑っちゃってるのって、、痛すぎるって言うか、
そこまで隠すってさぁ、それこそ名前変えて上手くやろうとしてますって
逆に言っちゃってる様にも見えちゃうって言うか、、、。」
「そうか、、、」
「待って、待って雪穂、、ちゃんと話そうよ、ね!?」
「何を?」
「雪穂の事わかりたいんだよ、何考えてんだとか、どう思ってるんだとか、、」
「江利子もうわかってるじゃない、、ずるくて、みっともないんだよ私、、じゃぁね」

ホームで各駅停車の電車に堪え切れず乗り込み、でも間一髪降りて、しゃがみ込む
雪穂、、、。
帰宅した玄関先であの白百合の生け花を見つめる雪穂
この距離感は今の亮司と雪穂の距離ですね、、会いたくても、会わず
話したくても話さない為、あの駅で止まらない急行に乗る
雪穂は時効まで我慢するつもりなんですね、、。
「警察呼びますよ!」中から礼子の叫び声
「どうしたの?」聞く間もなく、電話が鳴った
「はい」
「あーねぇねぇねぇ伝言見たんだけど1000円でOKってホント?此処、、、」
受話機を置く雪穂
しかし、再び鳴り出す電話、、、電話線を抜いてしまう雪穂
「家の電話番号、悪戯で駅とかに書かれてんだよね、もう、、」
「雪穂!学校行こう!どうせ、又やられとんのやろ?施設にいた時かて、散々
やられたやろ?黙ってたかて、何も変わらん事はあんたが一番よう知ってるやろ?」
落書き探して来るね」
「一生そうやって逃げるん?過去を完全に消す事なんて出来ひんのよ?
もし消す事が出来たとしても、あんたはそれで幸せなんか?」
「大袈裟だなぁーもう、本当に大丈夫だから、、行って来ます」

菊池の家の脇のゴミバケツをあさる亮司、かなり焦っています。
「・・・・」
菊池の家のブザーが鳴り慌てて、身を潜める亮司
すると、笹垣が立っています
「あー菊池君、、えらい忙しいとこすんません」
「何すか?」
「あの事件の事なんやけどねぇ」
「7年前ですよ!?」
「あの事件の時、君こない言うてんねん、ブロックや建築資材が置かれてて、ドアは
”あんまり”開きませんでした。」
「あーー」
「この、”あんまり”っていうのはどの位やったか、覚えてへんか?」
「何で、今更そんな事、、」
「んっ!?ほら、大人になって記憶が整理される事あるやろ思うねんけどなぁ」
「はぁ!?ちっ!」
「どやろ!?どう!?ん!?」
祈る様に見つめ、息を詰める亮司
「”全然”開かなかった様な気がする」
「そうか、、、”全然”かぁ、、ありがとう、又な、、」
頭を抱える亮司、恐れていた事が現実に、、、焦る亮司

駅のトイレに落書き
ー24hOKよ!ー
ーH大好き~ー
ーHしませんか?1000円~ー
電話番号の書かれた小さな紙が沢山貼ってある
「~って、、、」
ー笑ってるのって、痛すぎるっていうか、、ー
ー一生そうやって逃げるん?ー
ーそんな人生に未来なんて、あらへん!ー

「うるさい、、、」
ーおてんとさんの下歩かれへん様に、、ー
「うるさい!!」
タオルと洗剤を鏡に投げつける雪穂

橋の上で、ハサミをチョキチョキしながら
「もう、殺すしかないよなぁ、、でもそんな事したら、もう本当に会えなくなるって
事だよなぁ、けどそれでいいんだよなぁ、、、」
雨が降って来た
「何でだよ、、雪ちゃん、、、何で誰も居ないんだよ、何で俺こんなひとりなんだよー」
号泣する、亮司

雨の中、各駅停車の電車から”南大江駅”に降り立つ雪穂
びしょ濡れで、駅のホームに駆け込んで来る亮司、、誰も居ないホーム、線路を見つめる
すると、駅の外の金網越しに
「すいません、、」
「ちゃんと断ってよ、、」
「すいません、、」
駅員とやり取りするセーラー服の後ろ姿。
はっとして、女の子が居るトイレの方へかけて来る亮司
落書きを雑巾で拭き取っている雪穂
「あのーー」声を掛ける亮司に驚く雪穂
「あのーそれ?」
「友達が悪戯されてて、、」誤魔化す雪穂しかし、顔は見せない
「タイムマシンがあったら、過去に行く?未来に行く?」
「チャゲと飛鳥どっちが好き?」
「ドブに咲く花って知ってる?」
泣きながら質問を続ける亮司
「本当はないんだよ、、でも綺麗だった、凄く凄く綺麗だった」
泣きながら振り向く雪穂、抱き合う二人
「雪ちゃん!」
「私、、、」
涙が次から次へと流れ、二人の過酷な7年を振り返る様に、、、

亮司のアパートの部屋で例の写真を見て、爪を噛む雪穂
自首して、二人とも自分が殺した事にしようかと話す亮司にそれはダメだと雪穂
ハサミも母の物だと言っているから、、。
そんな雪穂に亮司は自分がずっと後悔していた事を告げるのです
自分があの時自首していれば、雪穂は母親を殺す事もなかった、雪穂の人生を
メチャクチャにしたのは自分と自分の父親だと、、
そして、幸せにして上げられなくても、不幸せにしない事は出来るのではないかと、、
雪穂の写真を取り上げ
「菊池も笹垣もブッ殺して俺が死ねばいい話でしょ?」
と投げやりになる、、思わず亮司の頬を叩く雪穂

「あのさぁ、私の幸せって何だと思ってる訳?何の為に私が別人になろうとして来た
と思ってんのよ!西本だとバレるから、、事件の事思い出す人が増えるからでしょう?
何の為に毎日、毎日急行電車に乗ってると思ってんのよ?各駅だと降りちゃうからでしょう?
あんたが立ってるから、降りたくなっちゃうからでしょう?
何言われても、ニコニコ笑って、、誰の為に7年も他人の振りして来たと思ってんのよー
もう一回あんたと太陽の下歩く為に決まってるじゃない!
時効が来て、そしたらもう一回太陽の下亮くんと歩くんだよ、
昔見たおじいさんとおばあさんみたいに、手つないで、
”やぁ殺したねぇ”とか鬼畜な事も笑いながらしゃべったりとか
でもあれは仕方なかったよねとか、慰め合ったり、、
そんな相手ひとりしかいないよー
亮くん以外私には誰もいないんだよ、、」亮司の胸倉を掴んで話していたが、
ボロボロ泣く雪穂

涙を拭いながら立ち上がった亮司は
「もう7年も、、ネガさえ無ければ、警察としては動けないと思うんだよね、、」
それから俺達はこの場を何とか切り抜ける方法を考えた
切り絵で菊池K、秋吉A、藤村Fを作る
運を天に任せる様な計画だったけど
「本当に出来る?」頷く亮司
橋で別れる二人
俺達にはもう後がなかった
部屋に戻るが、切り絵を持って震える亮司

藤村の下駄箱にラブレターを入れる雪穂
菊池の帽子を盗む、その後菊池を呼び出し、映画のチケットを渡す
「ふざけてんのかよ、金は?」
「あのさぁ実は俺、親父の隠し子なんだよ、もうちょっと待って、今日は取り合えず
これで勘弁して、、」
映画館に入る菊池を確認してから
「よし!」時計を見て急ぐ亮司

ラブレターを読んで嬉しそうな藤村、”6時に弁天通商の10番倉庫に恥ずかしいので
一人で来て下さい”
等の文字が並ぶ
カメラを片手に待ち伏せする亮司
学園の礼拝堂に居ると江利子が一緒に帰ろうと迎えに来た
二人で、帰りながら、弁天通商の前を通る、制服が落ちていて、少しだけ倉庫のドア
が開いている、入ると、裸で縛られた藤村都子が倒れていた、脱ぎ散らかされた衣類の
傍に菊池の帽子が落ちていた、、、。

慌てて部屋に戻る亮司

事情を聞かれる雪穂と江利子。
戸惑う江利子とは対照的にてきぱき答える雪穂、大江工業の人が写真を撮って脅す
と言っていた事を話す
秋吉が警察に呼ばれる自分は写真を撮って売っていただけと話すと帽子を見せられた
結局菊池は映画を観ていたと言うが、アリバイにはならないと信じて貰えない

家の前で菊池を待つ亮司、帰って来た菊池に
「金用意出来たんだけど、、」
「ネガはやる!だから、俺のアリバイ証明しろ!!」
「何かあったのか?とぼけた様に聞く亮司

都子を見舞う雪穂と江利子。都子の母に
犯人の事を尋ねると、いきなりビニール袋を被せられ、気絶したらしく、何も
見ていないと言う、
不思議な事に身体は汚されていない様だから将来を考えて告訴もしないと、
「だから、、、」
「私達絶対誰にも言いませんから、、」ホッとする雪穂

「でもさぁ、どういう神経してるんだろうね、こんな事平気で出来るって人間じゃ
ないよ、、」
「ホントだね、、」
「じゃぁね、、」駅で別れる二人、複雑な雪穂

手に入れた写真とネガ、出した手紙を燃やす亮司
「何でこんな事ばっか、、、上手く行くんだろうなぁ、、」
ロープやカメラ、フィルムを見つめ
何の事はない、気が付くと俺は親父と同じ事をしていた
もし、わかる奴がいるなら教えて欲しい
どうして俺達生まれて来たんでしょうか?
何の為に生まれて来たんでしょうか?
こんな事ばかり繰り返す為でしょうか?
何の為にこれから生きて行けばいいのでしょうか?

部屋中暴れ、泣き出す亮司
玄関の生け花離れて生けられた片方の白百合が枯れています
ー菊池も笹垣もブッ殺して俺が死ねば済む話でしょう?ー
荒れていた亮司を思い出し不安になる雪穂
だけど、いくら考えても答えなんて見つからなかったんだ
ビルの屋上、どんどん端へと歩く、、亮司すると朝日が昇って来た
ーもう一回太陽の下亮くんと歩くんだよー
ー亮くん以外私には誰もいないんだよー
見つからなかったんだ、たったひとつしか、、
亮司の事が心配になり、ベットから飛び起きてアパートを訪ねるがいない、走り出す雪穂
ーあの時俺が自首してれば、雪ちゃんの人生ボロボロにしたの俺と俺の親父だからー
図書館に入る、いつもの席に亮司は居ない
「風と共に去りぬ」の本の中を探す、パラッと落ちた紙
広げると、男の子と女の子が手をつないでいる切り絵が貼られた紙に
2006年11月11日と書かれている
2006年11月11日
「時効の日、、」泣き出す雪穂。背後に誰かいる
振り向くと亮司が立っていた
「あのー大丈夫ですか?、、、」手を差し出す亮司
「大丈夫、、」泣きながら手を取り立ち上がる雪穂
「大丈夫、、」
なぁ雪穂、俺達大した望みなんかなかったよなぁ
ただもう一度歩きたかっただけなんだよなぁ、、
青い空の下を、、、

西口が本を本棚に返しに来るとあの場所に二人が、、、
そして、子供の頃の二人とオーバーラップする

署に戻る笹垣に近付いて来た男が声を掛けた
「刑事さん!」菊池
「なんや?」
「桐原亮司の事で話あんだけど、、」
ニヤリと笑う笹垣

公式ホームページ


暗い暗い、トンネルを歩く様な二人、、、
亮司は松浦に弱味、、、しかも、父殺しを握られている様な感じ!?
ヤバイ手伝いをさせられていますね、、次回はそれが菊池に突かれそうです
雪穂はかなりのイジメを受けて来たようですが、、
あの、藤村都子との因果関係が今ひとつはっきりしなかった、、。
でも、、まだまだ罪を重ねそうです、、、涙、、

『喰いタン』 第2話 「中華街を食い尽くす!」

2006-01-23 17:46:38 | 『ドラマ本舗06’1月期ドラマ』
横浜港に来日5年になる中華料理店の主人の他殺体が浮かんだ。
司法解剖の結果胃の中から未消化の豆腐、挽き肉、長ネギ、唐辛子、味噌等が検出
された為、署長の山内(伊東四朗)は材料からいって、マーボー豆腐だ!とそこで
食べ歩き、研究熱心だった、主人が食べたマーボー豆腐を探し当てるのはあいつ
”喰いタン”しかいないと、協力を頼むのでした。

中華街の店は190店舗、イヤイヤ、聖也(東山紀之)を連れ歩く緒方桃(京野ことみ)
次々マーボー豆腐を平らげて行く聖也。
「あれっ!桃ちゃん食べないの?」
「今度、桃って呼んだらブッ殺す!」
「刑事さんがブッ殺すはマズイんじゃないの?これ美味しいけど
 んーーハオチー(おいしい!)」

そんな中、事務所に遊びに来た金田一(須賀健太)が被害者の息子と間違われ、
涼介(森田剛)と共に連れ去られてしまうのでした・・・・。


公式ホームページより


今回は署長が材料から言い当てたメニューマーボー豆腐、、、
しかし、、、結果は違うメニューでした。匂いだけで当てるなんて
喰いタンは当たり前にしても、一くんは凄かったね!
生意気だけど、金持ちそうな一くんの謎が少しずつわかってきましたね。
うーーん、金持ちだから、生意気なのかーー??
うん!そっちだな!
多分、強がっているけど、寂しい、、、まだ子供なんだよね、、大人ぶっていても
今回は、喰いタンは勿論、涼介くんにも大切な事一杯教えてもらっていましたね。
食べ物大切にする、友達大切にする、、
一緒に食事したらもう友達!!
そう言われてとっても嬉しそうだった一くん。
今後、一くんは「ホームズエージェンシー」の一員として活躍するのかな・・
生意気キャラはきっとそのままだろう、聖也以外の人には、、、
特に涼介の前では・・・
刑事生活、桃と同い年の五十嵐(佐野史郎)は今回も叫ばれてましたね!
しかし、いくら尾行していたとは言え、自分が観覧車に乗っちゃったらマズイでしょ
そりゃ、桃ちゃんも怒るわな!

犯人の目的は被害者の子供が持っていたゲーム機、不正操作のロムが仕込まれていて
被害者家族は知らずに運び屋にされていたらしい。
子供は京子(市川実日子)が作った料理をお父さんの味だと涙を流して食べていました。
1話より、ちょっと質が落ちた、、、?
1話完結だから仕方ないか、、、。