いよいよ旅も終わりに近づいてきました。仏ヶ浦にも恐山にも2回ずつ行ったのにまだあこがれの寒立馬には行っていません。
馬が現れなかったらどうしてくれるの!
まさかりの形をした下北半島を地図で眺めると仏ヶ浦と恐山、寒立馬のいる尻屋崎はとんでもなく離れています。どこへ行くにもバスの移動時間は3時間、とにかく北の岬は遠かった!
最後の最後の最終日の最終時間、ようやく尻屋崎にと向かいました。
北の海と美しい灯台が見えてきました。
◆ 尻屋崎灯台
この灯台の傍に馬がいて欲しい! どこを眺めても馬は1匹もいないじゃありませんか!
バスであちこち馬を尋ね歩き(バスには乗ったまま)ましたが影も形も見えない!
寒立馬は野生の馬です。放牧されている青森県の天然記念物。一時は9頭になったそうですが、現在は50頭まで増えたとか!
入り口近くの牧場に馬の親子がいました。 「皆さん とりあえずこの馬を撮りましょう」だって・・・・・・・。
もう帰りの電車への時間的余裕がありませんからのんびりと馬を探し続けるわけにはいきません。
最後の最後のその時、 森をバックに4頭の寒立馬が見えました。 みんなバスを降りて夢中で撮りましたね!
みんなはフルサイズで600mmから800mmの望遠レンズ。 私はオリンパスのミラーレスで200mmの望遠レンズ。
先生に 「どうですか? 寒立馬の感想は?」と聞かれたので、「野生とはこういうものだ・・・・という事がよくわかりました」と私。
少なくとも年内に2回は寒立馬を撮りに行こう! 遠いいし不便な場所なので大変だけど・・・・・。
オリンパスのミラーレスを持って。 300mm相当の望遠レンズに2倍のテレコンバーダを取り付けて・・・・。
昨夜 ニコンのフルサイズを出し180mmマクロを装着してみましたがもう ムリ ムリ ムリ・・・・・・・。 もう心身ともに衰えました!