シャボテン公園に行ったのは久しぶりの事でした。新しくお目見えした動物もいれば私にとってはちょっと不便になった施設もあります。
以前は公園の入り口から無料送迎バスが園内玄関まで往復出ていたのですが、最近は自家用車優先になったのかバスで訪れる入園者は入り口まで徒歩で行かねばなりません。
入り口まではほんの4,5分の距離と言われますがそれが急坂! 若くて歩行困難ではない人にとってはなんと言うこともない距離でしょう。
ところが脊椎間狭窄症や頚椎管狭窄症を病む身にとっては胸突き八丁! その身にならなければ理解しがたい事かもしれません・・・・・・。
またプレーリィドックの住処がコンクリー製になってしまいました。小山の上に陣取る姿が愛らしく 被写体としても申し分なかったのですがすっかりつまらなくなりました!
今回は夜行性のスローロリス・ヨザル・ショウガラゴに出会えたのがチョーラッキー!
◆ ショウガラゴ(ブッシュベビー) ロリス科 ガラゴ属
ショウガラゴの画像を見たらスローロリスの写真になっているではありませんか! ビックリシター・・・・・・・モウ!
夜行動物のカーテンを開け中に入ると部屋は真っ赤(照明のせい)でケージの中にそれぞれ似たような(実際は似ていません)動物が入っています。
初めて見るオサルサンだったので混乱してしまいました。
ショウガラゴは耳が大きくて目が大きくて身体が小さいのが特徴。 スローロリスより敏捷です。
こんな基本的なことを間違えるなんてどうかしていますね! 恥かしいです。
オオガラゴという種もありますから、ショウガラゴのショウは「小」という字でしょう。 目は大きいのですが、体は15~20cmほどでごく小さいのです。
彼等はセネガルからケニア・タンザニアなどに広く分布する夜行性の動物です。
「ガラゴ」という意味を調べてみましたがそれは探せませんでした。 Galagoを音読みしてあるのでしょう。
親は目が特大級なので一目瞭然ですが、双子の赤ちゃんの存在がどうしても判然としません。
赤外線ランプで保温をしてあるので毛色は判然としませんが銀灰色から褐色との事で毛がふかふかとしています。
生れたばかりの子供の体重は12~15g、生後2週間で歩けるようになり1月ほどで体重も5倍になるとか!
殆ど樹上生活で昆虫類を好むとか! 外敵はジャコウネコやフクロウetc. それに人間です!
インターネットで見るとショウガラゴが198,000円で売られていました。 動物商などの手でショウガラゴも絶滅危惧種になってしまいます。
絶滅危惧種になる最大の原因は彼等の住む自然を破壊し、その地を利用する人間なのでしょうがこの先地球はどうなっていくのやら?
もっとも動物商のおかげで(?)私は今回ショウガラゴに出会えました!