「狐の夜祭」は高柳の伝説「藤五郎狐」にちなんで平成元年から始められた新しいお祭りです。 栃ヶ原と漆島の両集落を結び例年体育の日の日曜日に開かれるのだとか・・・・・・。
夕闇が次第に迫る頃、栃が原会場を狐のお面をつけた行列が出発します。
たたみ1畳分の大きさの油揚げが作られ、神社でのお払いの後8人がかりで行列の最後尾を運ばれていきます。
当日 狐の大好物と言われる油揚げが売られていました。 畳1枚ほどの油揚げは気候・火力・技術などで出来上がりが左右され、なかなか作るのが難しいのだそうです。
練習も兼ね何枚も焼くので祭りの最後に無料で観客に配られました(私はそれまで屋台で焼きそばやおにぎりなど沢山食べたので油揚げはcut)。
夕刻、狐の提灯行列が栃ヶ原会場を出発します。 約2.7kmの県道と山道を1時間半ほどかけて漆島集落へ向かいます。
出発時はまだ明るかったので幻想的とは思えませんでしたが、手作りと言われる狐の面が個性的で楽しめました。
とっぷりと日が暮れるにつれ狐の提灯行列は幻想的に・・・・・。
闇は全てを覆いつくし人を幻想の世界にいざないます。 闇の中に浮かぶ光・・・・・山道を行く提灯の灯りが一層人々の幻想を駆り立てます。
10月といえば日が短くなりとっぷりと暮れるのもあっという間。
狐の提灯行列が漆島集落に到着。 ここで狐の踊りが披露されるのですが・・・・・・・。
この日 私はスピードライトを持参しました。 3年前に1度使っただけ。 新しい電池は入れていきました。
素晴らしい踊りが披露され私も夢中でスピードライトを装着し撮ったのだけど・・・・・・・同調していません。 死にそうなほど残念!
口惜しさを食欲にすりかえて! 2個200円のコシヒカリ新米のおにぎりの美味しさときたら! 胡麻をふって中に小梅1個が入っていただけですがスピードライトより満足感100%!
※ 藤五郎伝説 ネットに「藤五郎狐(栃ヶ原地区)じょんのび高柳とは」という項目で出ていますから興味のある方はご覧下さい。