レオナルドコーナー

私が以前飼っていたネコの名前です。

早春賦・・・・・まだまだ寒い!

2021-01-30 19:35:13 | 植物&動物

朝夕はまだまだ冷え込むのでしっかり防寒をし出掛けると、日中は汗ばむ日々が多くなりました。

地球の温暖化現象で昔作詞をされた童謡の歌詞が当てはまらなくなってきた事も多いようです。でも「早春賦」の歌詞 「春は名のみの風の寒さよ・・・・」はまさにその通り!関東のからっかぜは肌を刺すような傷みを感じるほど!

寒すぎる、暑すぎるとぼやいている間にも自然は流れその時々の美しさを展開します。

透き通るようなロウバイの花色が失せぬ前にまた撮ってみました。

 

 

場所によっては葉や種子の殻が落ち、花だけが煩雑すぎる枝に透明感を失ってしがみついている樹もあります(私が居住している敷地内)。

上の写真は熱海梅園・・・・・蝋梅のハイライトと言っても良い時期でした。3日くらい前に撮りました。

ソシンロウバイもここには植栽されていますが花の中心が紫がかった赤色です。

 

 

蠟のように透明感のある黄色を表現したくて逆光で撮りましたが技術不足・・・・・思うようには撮れません。

 

 

ロウバイの花の間に女郎蜘蛛が獲物を待ち構えています!

くもの巣を逆光で撮り 巣をプリズムの様な光で表現をするのも私の課題。撮れる前に死んじゃいそう・・・・・・。

 

さてロウバイから認知症に話題を変換。 

認知症にはアルツハイマー型認知症とか脳血管性認知症、レピー小体型認知症「、前頭側頭型認知症などがあるそうです。アルツハイマー型認知症の場合、一般的に、まず時間の見当がつかなくなり、次に場所、最後に人の顔もわからなくなるといわれます。

 

えっつ、これって私のことジャン! 今日が何日か何曜日かもわからなくって置時計を月日、曜日表示型にしたし、西暦と元号で混乱をするので西暦表示のカレンダーには元号を赤ペンで書き加えて置くし、その逆もいちいち赤ペン!

 

提出書類も元号であったり西暦であったりするので面倒です。

場所が分からないのは昔から・・・・・という事は私は超若年性認知症?

 

の名前が分からない、物の置き場所を忘れる・・・・・・まさに真性認知症! 

 

私が昔から認知症に対し全く偏見を持たないのは多分よく行っていたお宅のお父様が認知症であったからでしょう。

1ヶ月に1回、高輪にあったご自宅でフランス料理のレッスンを受けていました。そこの先生がよくお父様の症状をユーモラスに話してくださいました。出掛けると自宅が分からなくなり夜中に警察から電話があるのが毎度だったのだそうです。下着から背広まで名前住所電話番号を書きその際に起こったエピソードを面白おかしく話して下さっていたので、聞くほうもケラケラ笑いながら楽しんでいました。服装も背広の上にワイシャツを羽織ったり、スラックスの代わりにパジャマだったり・・・という話を父親に対し嫌悪感や恥かしいという思いは微塵もなく淡々と話されていたので、聞くほうも誰もがなりうる状態として違和感なく受け止めていました。

上品で素敵な雰囲気でしたから多分上席の外交官であったのかも・・・・・・。

そのお料理の先生もフランス語はペラペラで、バザーなど開くとフランス大使がいらしたし、私たちもご相伴で大使館に行く事もありました。


梅一輪・・・・・・

2021-01-24 15:49:15 | 植物&動物

今日はお天気だったら幕山公園にウメの写真を撮りに行くつもりでした。昨年の5月ごろ行ったきりで果たして咲いているのかどうかも分からないのですが、幕山は近いのでまさか不要不急の外出と咎められることもないでしょう。

表に出ない日が続くと鬱々としてしまいますし、脚力が落ちるのが何より心配・・・・・・。1日歩かなくてもてき面に筋力が衰えます。

 

ウメは春を告げる縁起の良い花なのだとか! 日本原産の花と思いきや・・・・・これも外来種なんですね。

サクラとは同じバラ科ですがより日本的な雰囲気です。

 

 

「梅一輪 一輪ほどの温かさ」 という句がありますが、今日は朝から氷雨で 一輪咲いていた梅さえ寒さに震え花を閉じてしまいそうです。

コロナといい、明日えの希望も感じられぬ総理の表情といい、寒々とした今日の天気みたいな日々が続きます。

 

明日晴れれば単純な私、気持ちがさっと晴れやかになる事でしょう。 

 

 

自らも認知症になった長谷川和夫博士の著書を現在読んでいます。私の夫も認知症になりましたが、「痴呆」から「認知症」へと用語が変更された事でどんなにか私自身救われた事か!

夫は自分の身に起きている認知症の症状を客観的に判断し、自分が認知症だとなぜ自覚しないのだろうと思いますが、長谷川博士の場合 ご自身が認知症医療の権威であり教養と知識で御自分の状態を分析し、認知症だと公表なさった事も素晴らしい業績だと感じます。

加齢と共に誰もがなりうる状態だし、私自身も月日や曜日、人の名前、簡単な暗算などあやふやで、確実に認知症への道を歩んでいると感じます。

 

明日は晴れますように! 花にカメラを向けているときは私は無心の状態になります!何も考えません。


今年もよろしくリンゴちゃん!

2021-01-22 17:59:46 | 植物&動物

毎日、リンゴチャンと暮らせればどんなに幸せでしょう。せめて毎日顔だけでも見たいのですがあまり行っても迷惑かなと思い今年はまだ訪問していません。

リンゴチャンは人間嫌いなんだって! 1年位前にやせてひょろひょろになって迷い込んできたのだそうです。現在は顔も身体もぷくぷく。

時々チュール(リンゴチャンの大好物)をお土産に持っていくのですが、肥るから食べさせるのは1日一個にしているそうです。

 

 

 

果物屋さんなので名前はリンゴちゃん、先代はイチゴちゃんだそうです。

ご主人と奥さんにしかなつかず、ネコ好きな娘さん夫婦、お孫さんのことも敬遠しているとか。一家は猫を3匹飼っているのでネコの匂いが気に入らないのでは・・・・・・という話でした。

 

 

勿論私にも甘い顔は見せません。チュールだけはペロペロ舐めるけど。

彼女(3歳くらいの雌らしい)の過去は不明ですが、元の飼い主がもう1匹ネコを飼おうとしたのが許せず家出をしたのかも・・・・とは私の推察?

独占欲やプライドが高くやきもちやきなのかな? カメラを向けても無表情だけどそんなに嫌がらず、「フーッ」と怒りはしません。

 

 

 

この間ツバメを捕ってきたんだって! 信じられない!

 

 

 

2,30cmくらいまでちかづいても逃げはしないけどニコリともしない!

「ニャオーン」と鳴きながらスリスリしてくれたらどんなに嬉しいか! 今年の私の夢です。

かないそうも無いけどね。


冬の華

2021-01-15 18:13:55 | 植物&動物

コロナコロナ・・・・で冬に咲く花を自由に撮りに行く事もままならず、私はコロナ鬱!

なんとか乗り切ろうと徒然なる時間でTVを見る機会が増えました。口と手が暇・・・ついつい甘いものを食べてしまいます。

結果は? コロナ太りです。

コロナの正体がいまいち解からず、その上コロナ菌は差別的!せめて老若男女・年齢も全て平等に取り付いて欲しい。 若い人には無症状、あるいはごく軽症となれば彼等に気の緩みも出るでしょう。「高齢者、高齢者」という言葉も、自分もれっきとした高齢者となった身には耳障り! コロナが一日も早く終焉に向かって欲しいですね。

 

 

なにやら虫の抜け殻みたいな黒い物体がロウバイの樹に取り付いています。これは蝋梅の種子の枯れ姿。 

 

 

植物も人間も光り輝く華やかな時がありますが、蝋梅にとっては今が一番の華やかな季節。 やがてろうたけた花も枯れると、葉も種子も緑一色、ごく地味な姿に変貌します。

 

 

寒椿も今の季節、控えめですが美しく咲いています。この花には香りがありません。また散る時には花ごとポトリと下に落ちます。

似た花にサザンカがありますが、椿と異なりほのかに香りもあり、花びらは1枚ずつ散ります。咲く時期も椿より早く晩秋から冬。

 

多分 水仙があちこちで咲き出しているでしょう。鬱から解放される事を願って明日は近隣で花探しを試みようかな!


今日はバス乗り場で転倒!

2021-01-14 16:53:58 | 植物&動物

私は買い物が好き。写真を撮るときと同じで商品の前に立つと お豆腐一丁を買うのでも100%熱中しています。

今日も朝一番のゆうゆうの里のバスで出掛けました。目的はジャム1品だったのに・・・・・。大根、それも特別大きいのを1本。大きな3種類のリンゴ、「紅マドンナ」という柑橘類2パック、バナナ、ジンジャーエール、コーヒー、麦茶、それぞれ2本ずつ、週刊朝日etc.etc.

ショッピングカートからマイバックに詰め込むとすごい重量です。 荷物が重い日はタクシーを呼んで帰るのに今日に限って最後の大根をマックスバリュー(前が里バスの乗降場)で買ったところにバスがやってきました。里バスは入居者は無料です。

すごい重量! この荷物を抱えてバスに乗り込めるかと思いつつ片足をステップにかけようとしたところでバランスを崩して転倒しました。

皆が見ています。何とか立ち上がろうとしてまた転倒。強烈な痛さでした。みるみる頭に径8cmのこぶができました。手も痛いし足も痛い。

悪いのは私。運転手さんは心配して生活サービスに連絡をしてくださったけど・・・・・・・・・。生活サービスの方が診療所に連絡をしてレントゲンを撮り受診もしました。 「大丈夫 大丈夫」とがんばったけどいやいや!何故嫌だったかというと。私は日常ヘアウィッグをつけているし、被り物をとった姿はひどいものです。見られたくなかったのです。

見栄より痛さをガマンするほうがまだ良いと思ったのですが、何しろこぶの大きさがすごかった! 看護師さんが「びっくりした」と電話をかけてきました。幸い硬膜下では無かったのですが、左脳が砂脳になっているにちがいない。

頭を冷やして5時間くらい寝たのでズキン ズキンは一応収まっています。手荷物を調べたら肝心のジャムは入っていませんでした。

 

さてブログを再開しているので昨日の蝋梅の続きを少々。

 

 

黒い虫の抜け殻のようなものをたくさんつけていました。これは昨年の種子の抜け殻。今年の種子はこれから花が咲き終わった後に青(緑)い実をつけるでしょう。

 

 

蝋梅の黄色い花は透きとおり ろうたけた美しさです。ロウバイ科、中国原産です。ソシンロウバイ・クロロウバイも確か小田原城址公園にはあったはず。

例年は葉が落ちて枝に黄色い花だけがついていることが多かったのです・・・・・・。

鎌倉の東慶寺のロウバイの開花が神奈川では一番早いとか。 黒い板塀の前に植栽されていました。

行きたいナァ。 早くコロナよ消えて欲しい! 


蝋梅の季節

2021-01-13 14:10:28 | 植物&動物

長い間ブログの投稿を中止していました。最近疲れていて7時(19時)になると気力も体力も無くなって安楽椅子に腰をかけるや否や深い睡魔に襲われてしまうのです。

夫は現在私達が入居をしている施設付属の病棟に入院中。 一昨年の秋に転んで大腿骨骨折。熱海病院に入院したのですが手術予定日の前日には誤嚥性肺炎!!

誤嚥性肺炎って老人の死因の一つですよね。新聞の死亡記事でよく目にします。 私も急いで食べたり飲んだりすると食道ではなく食べ物を誤嚥して痛みに苦しむことが度々です。

結局熱海病院には3ヶ月入院したのですが全快とはいかず現在も車椅子生活が続いています。驚いた事に主人は誤嚥性肺炎になったことも、転んで大腿骨を骨折した記憶も無いのです!なんと幸せな事でしょう!

2,3年前から記憶力が衰え(私自身も!)、診療所の先生に 「主人は自分が認知症だということを認知していないんですよ」といったら「当たり前だよ」との事!

「認知症」って素晴らしい言葉だと思います。最初は知を認めるってどういうことと思っていましたけど、認知症の患者にも「痴」ではなく「知」もあるしプライドもあるし心も感性もあります。

痴呆とか呆けという言葉だったら私自身も傷ついて、いとも気軽に「家の主人は認知症、私も同じ病が進行中」などといとも明るく(?)周囲の方に言えないでしょう。

大分前にNHKのTVに認知症の専門医・長谷川和夫先生が娘さんと一緒に出演されご自分も認知症である事を公言なさいました。

たしか「認知症」という言葉を命名なさったのも長谷川先生だったと思います。

小田原YURINDOで長谷川先生の著書、「認知症でも心は豊かに生きている」と「ボクは認知症のことがわかった」の2冊を買ってきました。

先生は聖マリアンナ大学名誉教授でいらっしゃり老年精神医学の権威です。その方が自分も認知症だと公言なさったのですから、世間一般の方たちの認知症やアルツハイマーに対する理解も深まる事でしょう。

ちなみに私は主人に認知症という言葉を使っていませんし、彼もその自覚は無いようです。世話の全てを施設でやっていただいているので私も綺麗事で現在は過ごせるのです。

 

さて、コロナ・コロナで一抹の不安がぬぐえない日々が続いています。 でも水仙が可愛らしく咲き始め、蝋梅の咲く季節なりました。

小田原城址公園の蝋梅も見事であろうと想像し、出掛けました。

 

 

 

 

今年の蝋梅の木は葉が落ちておらず遠くから見ると木全体がマッキイロに見えます。花を見ているときは100%花だけを見てその美しさに感動をします。

これからはコロナをものともせずどんどん春の花が咲き出すことでしょう。私も色々な場所に行きたいのですが「不要不急」・・・・・・。

当分動けません!