朝夕はまだまだ冷え込むのでしっかり防寒をし出掛けると、日中は汗ばむ日々が多くなりました。
地球の温暖化現象で昔作詞をされた童謡の歌詞が当てはまらなくなってきた事も多いようです。でも「早春賦」の歌詞 「春は名のみの風の寒さよ・・・・」はまさにその通り!関東のからっかぜは肌を刺すような傷みを感じるほど!
寒すぎる、暑すぎるとぼやいている間にも自然は流れその時々の美しさを展開します。
透き通るようなロウバイの花色が失せぬ前にまた撮ってみました。
場所によっては葉や種子の殻が落ち、花だけが煩雑すぎる枝に透明感を失ってしがみついている樹もあります(私が居住している敷地内)。
上の写真は熱海梅園・・・・・蝋梅のハイライトと言っても良い時期でした。3日くらい前に撮りました。
ソシンロウバイもここには植栽されていますが花の中心が紫がかった赤色です。
蠟のように透明感のある黄色を表現したくて逆光で撮りましたが技術不足・・・・・思うようには撮れません。
ロウバイの花の間に女郎蜘蛛が獲物を待ち構えています!
くもの巣を逆光で撮り 巣をプリズムの様な光で表現をするのも私の課題。撮れる前に死んじゃいそう・・・・・・。
さてロウバイから認知症に話題を変換。
認知症にはアルツハイマー型認知症とか脳血管性認知症、レピー小体型認知症「、前頭側頭型認知症などがあるそうです。アルツハイマー型認知症の場合、一般的に、まず時間の見当がつかなくなり、次に場所、最後に人の顔もわからなくなるといわれます。
えっつ、これって私のことジャン! 今日が何日か何曜日かもわからなくって置時計を月日、曜日表示型にしたし、西暦と元号で混乱をするので西暦表示のカレンダーには元号を赤ペンで書き加えて置くし、その逆もいちいち赤ペン!
提出書類も元号であったり西暦であったりするので面倒です。
場所が分からないのは昔から・・・・・という事は私は超若年性認知症?
人の名前が分からない、物の置き場所を忘れる・・・・・・まさに真性認知症!
私が昔から認知症に対し全く偏見を持たないのは多分よく行っていたお宅のお父様が認知症であったからでしょう。
1ヶ月に1回、高輪にあったご自宅でフランス料理のレッスンを受けていました。そこの先生がよくお父様の症状をユーモラスに話してくださいました。出掛けると自宅が分からなくなり夜中に警察から電話があるのが毎度だったのだそうです。下着から背広まで名前住所電話番号を書きその際に起こったエピソードを面白おかしく話して下さっていたので、聞くほうもケラケラ笑いながら楽しんでいました。服装も背広の上にワイシャツを羽織ったり、スラックスの代わりにパジャマだったり・・・という話を父親に対し嫌悪感や恥かしいという思いは微塵もなく淡々と話されていたので、聞くほうも誰もがなりうる状態として違和感なく受け止めていました。
上品で素敵な雰囲気でしたから多分上席の外交官であったのかも・・・・・・。
そのお料理の先生もフランス語はペラペラで、バザーなど開くとフランス大使がいらしたし、私たちもご相伴で大使館に行く事もありました。