サマータイム「どうなる？」

ディレクターだけのお仕事をしていた頃は、夜も昼もありませんでした。それが、一方でディレクター、一方で大学の先生をするようになってからは、ヘンな感覚ですが「夜ってある！」のに気づきました。
（正確ではありませんが）夜の時間と昼の時間が同じ20日の春分の日（彼岸の中日）、定年を迎えた元先生にお会いしました。もうお勤めがないものですから、その先生は「夜が、ながくてね」と悩みを話されていました。
ずいぶん前のことですが、チェコスロバキア取材の折、どの施設、どの公共施設、どの会社、どのお店も、午前7時始まりで、取材ロケが終わるのが午後３時頃でしたから、その時は「夜が、ながい」と感じました。
札幌では一昨年に引き続き、時計を標準時より１時間早めるサマータイム制を導入とのこと。もちろん一部の職場でしょうが、今年は一昨年好評だったので、実施する企業は昨年より大幅に多くなったと聞きました。今国会でも議員立法でサマータイム法案が成立の運びと聞いております。法案骨子によると、４月の第１日曜日から１０月の最終日曜日まで実施。もちろん強制ではありませんが、「夜が、ながい」という時代になっていくことは確かなようです。
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五十野惇フォーラム