「いわがに」の映像動画は「YouTube検索→楽しい自然8月号」でご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=hG4KjDPbLk4
■ 今日は、デジブックから「いわがに」を、それから、遊びのヒントを「読者の声」で紹介させていただきます。
いわがに 詞 /五十野惇
★ すばしこいったら ありゃしない
すばしこいったら ありゃしない
にげるよ にげる いわがに めーっ
おこって はさみを ふりあげる
★ にくらしいったら ありゃしない
にくらしいったら ありゃしない
にげるよ にげる いわがに めーっ
おこって ぶくぶく あわを ふく
▽ 読者の声▽
この詩も元気に遊べそうです♪子どもたちを2グループ(人間グループといわがにグループ)に分けます。子どもたちの胸くらいの高さの壁を間に置きます。(岩とみたてるもの)
*事前にこどもたちには、紙に絵を描いてもらいます。人間チームは人の絵を、いわがにチームはいわがにの絵を☆それを体にぶら下げます。紙を狙ってみずでっぽうを打ち合う遊びです♪「すばしこいったらありゃしない すばしこいったらありゃしない」のところで、まず人間チームがみずでっぽう攻撃をします。今度は、「にげるよ にげる いわがに めーっ おこって はさみを ふりあげる」でいわがにチームがみずでっっぽう攻撃をします。自分の紙が破けてしまったらゲーム終了です♪
この詩を歌いながら、イワガニになりきって踊ったら楽しいと思います。「すばしっこいったら ありゃしない」・・・みんなで元気よく走り回ります。「にげるよ にげる いわがに めーっ」・・・先生が子供を追いかけて子供たちは捕まらないように逃げます。「おこって はさみを ふりあげる」・・・「おこって」で口を膨らませ、「はさみを」で両手をカニのようにピースして、「ふいあげる」で両手を高くいっぱいに伸ばします。
「にくたらしいったら」・・・右手であっかんべー
「ありゃしない」・・・左手であっかんべー
「にげるよ にげる いわがに めーっ」・・・同様に先生が追いかけ、子供たちが逃げます。
「おこって ぶくぶく あわを ふく」・・・「おこって」で口を膨らませ、「ぶくぶくあわをふく」で手をグーにして顔の前で両手をふります。
リズムに合わせて踊ることで、イワガニの特徴を楽しく学べると思います。 カニとカニを捕まえる人を決めて鬼ごっこのように遊んでみるといいと思います。カニは横にしか動くことができません。捕まえる側は自由に動けます。時間を決めて時間内に全てのカニを捕まえられたら、捕まえる側の勝ち。時間内にカニを捕まえられなかったらカニの勝ちです。
カニのすばしっこい所や、はさみを振り上げる所、泡をブクブクさせる所など楽しく面白く歌にしてあってすごくいいなと思いました。カニのお面をおでこらへんにくっつけて、カニの真似(歩き方など)をみんなでしたら楽しいと思います。」
ありゃしないというところがとても楽しいと思いました。かにの面白さが全面にでていて、とってもユニークですね!子どもに聞かせたらみんな興味津々になると思いました。
基本は鬼ごっこで、まず、いわがにグループと人間グループにわけます。「すばしこいったら ありゃしない」を人間グループのこども達が言いながらいわがにグループのこども達を追いかけます。次に、「にげるよ にげる いわがに めーっ」といわがにグループのこども達が言いながら反撃(追いかける)します。これを交互にくりかえしてみんなで遊びます。事前におめんなどを作るともっと楽しくなるとおもいます。
すばしこいったら ありゃしないというところと、にくらしいったら ありゃしないというところを2回繰り返しているところがいいですね。めーっというところも個人的に好きです。子どもたちにはリズムよく読んであげたいです。短い詩の中にもカニの特徴がきちんと出ていると思いました。
(読者の声は、主として東京家政学院大学学生のBlogです)
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NHKおかあさんといっしょディレクター、
聖徳大学・東京家政学院大学教授を経て 演出家・絵本作家。