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「みんな違ってみんないい」金子みすず取材記5

2006年08月08日 09時48分46秒 | 育児
♪金子みすず記念館の全景は、みすずの実家跡に、大正時代そのままの書店「金子文英堂」を再現していました。店頭から入ると帳場などがならべられたみすゞの部屋が当時のままあり、中庭へと巡ると当時のみすゞの生活をうかがうことができる煮炊きする鍋、主としてお米を炊く釜戸(かまど)、それにまな板・包丁・お箸・お茶碗などなど、井戸もそのまま、トイレまでもありました。♪そして、その隣り合わせにひろーく(広い)て、大きな本館、みすずの資料館がありました。私は、三冊の手帳の直筆原稿を額装展示したコーナー、三冊の手帳の直筆原稿が見られるコーナーに足早に進みました。痛みがひどくて置かれていましたが、「会いたくて、会いたくて…」会った人に出会えた感激というのでしょうか、そんなうれしい気持ちになりました。♪資料館には、全512編のみすずの詩ををデーター化し検索・鑑賞できるコーナー、ミュージアムショップ、生誕から26歳までの金子みすずの生涯と各時期にまつわる作品を、貴重な実物や写真とともに展示して、みすゞの魅力をわかりやすく紹介していました。♪それにしても、一つひとつの作品の背景やその当時の舞台を組み合わせながら見ていくと、みすゞの作品がみすゞの日常の生活そのままを詩にしたためたと、改めて感じました。みすゞの「お魚」だって日常の生活そのまま、みすゞの「大漁」だって日常の生活そのまま、みすゞの「私と小鳥と鈴と」だって日常の生活そのままだからです。ですから、みすずの生活そのものが当時のまま再現されてあったのでしょう。♪記念館のチラシに「だれの心のなかにもみすゞはいます。あなたの心のなかのみすゞさんに出会ってくださるとうれしいです」とありましたが、記念館の取材は、みすゞのような日常の生活をやさしく見つめる心を、私の心に教えてくれました。つづきはNextブログで。(2005年9月9日BlogのRemake版)

※世界中で一番読まれている本は聖書。その聖書の次に読まれている名作童話の故郷を訪ね「童話の名作」と「現実の舞台」を組み合わせ、そのような作品を生みだした背景や、その作品が持つ自然観や人間観にふれた五十野惇取材記、NHK海外取材番組「童話の国々」がホームページ「五十野惇フォーラム」にあります。
※画像の絵本はBLOGの書き手、五十野惇作品「パピーちゃん歳時記絵本12月号」です。※パピーちゃん歳時記絵本やビデオ、CD、DVD(ノッポさんこと高見映さんも推薦)についてのお知らせは、ホームページ「五十野惇フォーラム」にあります。※ここでは、TVアニメ「アルプスの少女・ハイジ」の主題歌をうたう大杉久美子さんが「パピーちゃん絵本」の主題歌をうたっています。
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