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ジューク先生インタビュー @ 世界ジュニア選手権

2016年03月21日 | ステブキだばーい
スヴィーニン組からJr.ワールドに参戦していたシュピレワヤ/スミルノフ組は、SD、FDともミスのない良い演技で、初出場ながら総合5位という成績でした。来シーズンはジュニアのトップ選手としてロシアチームを引っ張っていってもらいたい!
2人に帯同していたジューク先生のインタビューが来ています。サーシャとワーニャの話題も!

Z: イリーナ・ジューク

Z: 2人の演技にはとても満足しています。彼らは目に見えて成長していますね。ユース五輪の後にも、さらに成長しました。もちろん、2人にはこのような主要な大会で演技した経験がありません。今年の経験からより多くのものを得て、来年はできることを全て見せられるようになると思いますよ。今日は、彼らは心をこめて滑っていました。観客がとてもよく反応してくれたのには驚きましたね。以前は喝采がなかったところでも拍手が起こっていました。レベルはちょっと・・・ステップシークエンスはレベル2だったようですね。でも大したことではありません・・・もっと練習しますから。けれども、私たちが戦っていたのは1年以上もトップレベルにあったカップルだということを忘れてはいけません。ナスチャとグリゴリにとって、重要なシーズンはこれが最初でしたからね。今年はナスチャの怪我のために初めはとても大変でしたが、幸いなことに彼らはこのような飛躍を遂げることができました。私たちはとても満足しています。大したものです。もっと行くことができるはずですよ。


アイスダンスの歴史で、世界選手権にデビューした選手が、すぐに勝者の仲間入りをしたという前例はありますか。

Z: ありますよ。うちのステパノワ/ブキン組は、世界ジュニア選手権ですぐに2位になりました。そして翌年には1位になったのです。


ナスチャとグリゴリが同じことを繰り返すことができなかったのはどうしてでしょう?

Z: このカップルにはまだ力が十分に蓄えられていなかったのだと思います。経験ですね。競争相手はグランプリに1年といわず出ているのに、ナスチャとグリゴリには、これがまだジュニアでの2シーズン目だったのですから。それに、繰り返しますが今シーズンはスタートがとても遅かったのです。彼女が回復したこと、そして2人がユース五輪で勝ったことは嬉しいですね。私たちにとってはそれで十分幸せなのです。彼らは闘士ですよ。私は2人のことを誇りに思います。


ユース五輪はどのくらい重要な試合だったのですか?

Z: とても重要でした。ナスチャとグリゴリはノルウェーでの試合を、世界ジュニアと同じくらい真剣にとらえていましたよ。オリンピックはオリンピックですから。年齢がどうであれ、出場者がどうであれね。どちらも同じように重要です。彼らは国を代表していたのですから。しかもロシア1番手のカップルだったのですよ。


世界選手権はシーズンでもっとも難しい大会だったと言えますか?

Z: おそらくね。とても多くの強い競争相手がいましたから。どのカップルもみな強いです。2人はまだこうした選手たちと競ったことがありませんでしたからね。私たちにとって、これは初めての世界選手権なのです。とにかく、私たちのチームの皆さんや、すべてのコーチにお祝いを言いたいです。今回は大きな成功だったと思いますから。
2人が4位から5位に順位を落としたことは問題ではありません。これはとても素晴らしい結果ですよ。大事なのは演技の内容です。私たちはクリーンな演技ができました。2人はできること全てをやりましたから。彼らには何の不満もありません。ロシアの3番手のカップルだったのですよ。やり遂げましたよ。


ジュニアワールドが終わって、次はボストンでの世界選手権ですね。あなた方の別の生徒、アレクサンドラ・ステパノワとイワン・ブキンの準備について少し聞かせてください。

Z: 私たちは第1補欠でしたから、2人はまだ休みには入らず、トレーニング、準備をしていました。ランスルーをたくさんやってはいませんでしたが、彼らがワールドへ行くという知らせが来た時には、いつものスケジュール通りのトレーニングを始めたのです。サーシャとワーニャはよく練習していますよ。専門家も常時、練習に来てくれています。最近ではタチアナ・アナトリエヴナ・タラソワがいらしてくれました。全般的には万事うまくいっています。私がここに来ている間はアレクサンドル・スヴィーニンが彼らと一緒で、私たちはいつも連絡を取り合っているのですよ。


エカテリーナ・ボブロワの状況は、彼らに何らかの影響を与えていますか?

Z: 当然です。この件はすべてがとても嫌なものです。誰もこんなことになるとは思っていなかったのですから。


世界選手権の前に、プログラムに何か変更はありますか?

Z: いいえ。私たちは、2人が練習でどのように滑っているのかを知っています。力強く、鮮やかで。でも残念ながら試合では、これを全て見せることが常にできているわけではないのです。ステパノワとブキンにとって大切なのは、世界選手権でも練習のとおりに、自分たちができる演技をすることです。そうすれば状況はがらりと変わってくるでしょう。





やはり、ワールドへの派遣が決まるまでは、それほど本腰を入れて練習していたという訳ではなさそうで・・・この3週間でどこまで持ってこられたか、楽しみでもあり心配でもあり・・・。

タラソワさんが練習にいらしてくださった時の写真が出ていました。その時にMatch TVの取材もあった模様です。
タラソワさんがどんなコメントをしていたのか知りたいな・・・



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