ステパノワ／ブキン組：ヨーロッパ選手権2017

ヨーロッパ選手権・・・だったのですが
あまりのショックに、というわけではないのですが（いや、もしかしたらそうなのかも）
インフルエンザで倒れており、レビューが遅くなりました。

SD


とにかくレベルが取れなくってですね・・・
そう思って見ると・・・ちょっとエッジが浅かったかな、という感じがしなくもない。
氷がつかみきれていない、というか。

FD


暫定ではTES 53点台出ていたんですけど・・・そのまま行ってくれていれば・・・
レビューでバッサバッサにやられてしまいました。嗚呼。
レベル取れなかったのはアレなんですけど、パフォーマンス自体は悪くなかった、
というか、表現はすごく良くなっていたと思いました。特に前半はいい感じにこなれてきていると思います。
後半もスピードは維持できていたと思うんですけど
もうちょい精密さが必要ってことですかね。
勢いに任せちゃってるところがあったのかなぁ・・・

今回のテクニカルパネルは、全般的に厳しいコールではありましたが
ステブキ組にとっては、ことのほか相性が悪かった・・・
とはいえ、本人たちも以前のインタビューで言っていましたが
選手は、ジャッジのどんな難癖やいちゃもんにも負けない、文句のつけようのない演技をしなければならない。
2人もそういう演技を目指して頑張ると言っていたので
次は、もっと良い結果を出せればいいな、と思います。
Match TVの解説をしていたタラソワさんが、TPに入っていたポノマレンコに苦言を呈していたらしいのですが、
それはいいから、どこが問題になったのか聞いといてあげてください！と思ってしまいました。
試合直後のインタビューでは、本人たちもコーチたちも
どこがまずかったのか、よく分からない・・・と言っていたので。

というわけで、不完全燃焼＆消化不良感の残るヨーロッパ選手権ではありましたが
国内2番手のポジションは確保したし、とりあえずトップ6には入ったので
世界選手権には出られる、と思いたいです。
まだ2ヶ月あるので、まだまだ修正できると思うし
次こそは、今季最高の演技を見せてもらいたいですね。

EX



新プログラム来ました〜！！
全体としてコミカルな演技の中に
クラシックバレエの優雅な踊りもあれば
弾けるキレッキレなサンバもありで、
まさに1粒で3度美味しい、ステブキ組の多彩な魅力を堪能できるプログラムになってます。
いいですね〜〜

ただ
「月光」は競技プロでやってほしいとひそかに願っていた曲の1つなんですよね。
叙情的で美しい1楽章と、エネルギッシュで激しい3楽章、
どちらもステブキ組の得意とするところで、彼らの表現の幅の広さを見せるのにぴったりな曲だと思っていたので。
EXで来ちゃったか〜というのが、ちょっと残念ではあります。
でも、来季（といわずいつか）また競技で使ってくれても全然いいんですけど〜