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ステパノワ/ブキン組:試合後インタビュー(フィンランディア杯2016)

2016年10月23日 | ステブキだばーい
遅くなりましたが・・・FFKKRに出たインタビューです。
時間かかっている間に、GPSが始まってしまいました。スケカナの前に出せて良かった・・・

A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン

フリーのプログラムはとても興味深いものですね。どなたがタンゴをやろうと提案したのですか?

I: ちょっとおかしなことですが、どういうわけか、すべてがひとりでにできあがったという感じなんです。フリーダンスはピョートル・チェルニシェフが振付けると言ったのはコーチです。そして僕たちが彼と一生懸命やったのが・・・タンゴでした。ペーチャ自身、プログラムをとても気に入っていましたね。その他に助けてくれた人も大勢いて、そうしたこと全てを、とても嬉しく思っています。最初は音楽が気に入って、それから練習に熱中しました。振付のプロセスの中で音楽は変更することになったのですが。その結果が今日お見せしたものになったのです。

これはおそらく、あなた方のプログラムの中で、最も大人っぽいものですね。

A: それを狙っているんです。ショートでもフリーでも。新しいプログラムでは自分たちが大人になったこと、もうジュニアではなく、大人のカップルとして見てもらえるのだということを示したいと思っていました。これが私たちの目的ですが、この試合ではそれに向かって一歩踏み出せたと言えるのではないかと思います。

I: タンゴは内なる情熱です。僕たちは、感情が内側から流れ出るように、観客がこうした感情を僕たちの滑りの中から感じ取れるようにと、とてもたくさん練習してきました。氷の上でもホールでも、たくさんのことをやってきました。僕たちのコレオグラファであるアリョーナ・サマルスカヤと一緒に。このプログラムはそれ自体が重いものです。技術的にも難しいですし、感情の面でも重いです。これから更にたくさん練習しますよ。でもプログラムは、僕たちとても気に入っています。その中で生きていると言えるくらいです。今シーズンは情熱のダンスであるタンゴの本物を見せたいと願っているんです。うまくいくといいなと思います。

ショートプログラムもまた、普通とは違っていますね。

I: これはイリーナ・ヴラジミノロヴナ(・ジューク)なんです。彼女は・・・素晴らしいですよ!とてもカッコいいダンスを振付けてくれました。僕たちはヒップホップを使ってみたいと夢見ていて、プロのダンサーと一緒に多くのことに取り組んでいました。ついにこんなプログラムを作れる時がやってきた、というわけです。カッコよくて、やりやすくて、うっとりするようなプログラムになりましたよ。

ヒップホップの何が好きなのですか?

I: こういうプログラムはやったことがありませんでしたから。

A: 私たちはどこか際立っているものが好きなんです。例えば、ツイズルの規定が導入されたとき、私たちは提案されている中でもっとも難しいものである「ピストル」を選んで、それをやってのけました。ヒップホップもそうです。このダンスには何か熱気のようなものが現れるだろうと思っていて、結局はそのようになりました。私はどういうわけか、ガブリエラとギョームがヒップホップを選択するのではないかという気がしていたのですが、そうではなかったですね。

I: 僕たちはヒップホップを選んで、とても気に入っています。僕たちが音楽を選んで、変更の話が出てこないうちに、すぐに伝えたんです。

A: 観客が皆、私たちといっしょに踊り出すような雰囲気を作り出したいと思っていました。それができたような気がします。

あなた方にとって、勝利にはどのような意味がありますか?

I: ショートダンスには満足していますが、フリーの後では気持ちが混じり合っていますね。練習ではもっと上手く出来ているんです。もっと自信を持って試合に出場し、滑るようにしなければなりません。このプログラムはやっと身につけたばかりの新しいステップですが、もうすぐです。試合では、どこで得点を稼ぐことができるのか、どこで稼がなければならないのか、どんな点を強化しなければならないか、といったことが分かります。つまり、結論を出すということですね。

順位はあなた方にとって、それほど重要ではないということですか?

I: 僕たちが1位というのは気持ちがよいことです。勝つことはいつだっていいものですよ。そのうえ、ここでの対戦相手は強かったですしね。僕たちの最初の1歩がこのようなものになったというのは嬉しいです。シーズンの初め、長い休みの後に試合に行くのはいつだって難しいものです。ロシア国内の試合でさえそうなのですから、国際大会ではなおさらです。こういう権威のある試合にはたいてい、名だたるカップルが出場してきますから。もちろん、すでに2度目になるフィンランディア杯を勝ち取ることができたというのは嬉しく思っています。

昨シーズンの自分たちと比べて、何が変わったと思いますか?

I: 変わったのは内面のほうですね。自覚、練習に対する態度や練習へのアプローチが違ってきました。何と言っても、経験というのは年とともに得られるものです。すぐにジュニアを脱して、大人になることは不可能です。それができたカップルも1組いますけれど。彼らにしても「すぐに」ではなく、「早々に」くらいですよ。僕たちにとっては、僕たちを助けてくれるコーチ、コレオグラファ、専門家、といった人たちがみな、これらの年月の間にひとつのチームになった、ということが重要です。僕たちは常にコミュニケーションを取り、仕事に熱中し、常に何かを変えよう、新しく作り出そう、試してみよう、という気概にあふれています。トレーニングでは全然退屈しません。これはもう、全く新しいレベルに達しているように思いますよ。こういうったことがみな、僕たちの滑りに現れてくるといいと思います。こうしたこと全てをやりたいと思っているし、そうすることが僕たちにとって重要なのです。




もうあと1週間でGPS1戦目のスケカナです。
アイスダンスは大変な強豪ぞろいになってしまったため、順位的には厳しいと思いますが、
スコアの面で上位チームにどれだけ迫れるか、頑張ってほしいと思います。
前回スケカナに出場したときはとても辛い試合になってしまいましたが、あの頃よりは間違いなく成長しているので、良い演技をしてトラウマ(本人たちには特にないかもしれないけど・・・私にはある)を払拭してほしいです。
よろしくお願いします。

ワーニャは憧れのスコットに接近できるといいね

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