My Favorite Things

バラの上の雨粒、子猫のヒゲ
ピカピカの銅のやかん、暖かな毛糸の手袋・・・
これが私のお気に入り

ステパノワ/ブキン組:試合後インタビュー(スケートカナダ2016)

2016年11月13日 | ステブキだばーい
FFKKR公式から、スケカナ後のインタビューです。

A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン

カナダ大会での演技には満足していますか?

A: ショートダンスはまずまず上手くできました。フリーではプログラムの最後、体力が充分ではありませんでしたね。けれどもフィンランドでの試合に比べて、進歩はしていたと思います。コーチがそう言ってくれました。そう聞いて嬉しかったです。フリーダンス自体、私たちにとって新しいものですし、これまでとは違うレベルのものですから。

なぜ体力が足りなかったのでしょう? あるいはフライトに影響されましたか?

I: 氷の上に出て行ったのが遅かったのが影響したかもしれませんね。待ち時間の間に緊張が高まってしまったのかもしれません。本当に、プログラムの終盤は滑るのが大変でした。


ショートダンスではリフトがレベル1という評価でしたね。なぜでしょう?

A: これから分析します。もちろん、とても残念です。フィンランドでの試合では全て大丈夫でしたから、不思議ですね。けれども、何が悪かったのか見ていく必要があります。リフトをどこか変更しなければ、ということにならなければ良いと思っているのですが。


スケートカナダでの結果を、ご自分ではどのように評価していますか?

I: まず第一に、この試合が僕たちにとって経験になったということは間違いありません。カナダでは偉大な選手たちが出場していて、ウォーミングアップの時に彼らと一緒に滑るということ自体が、僕たちにとっては大きなプラスでした。このような舞台では競争がとても激しいですから、この大会に参加して、強いダンスチームと一緒に滑るということが、僕たちにとっては大きな経験なんです。


大会には復帰したテッサ・バーチューとスコット・モイヤーが参加していました。彼らのプログラムは気に入りましたか?

I: とても。すごく良かったです。本当にカッコいいですね。前の試合での演技をビデオで見ましたけれど、その時にはあまり印象がなかったんです。彼らの滑りを生で見ると、本当にすごかったです。


他のダンスチームの演技を追っていて、何か自分たちに取り入れようという気になりましたか?

I: どのカップルにも何かしら、吸収できる特別なものがあります。テッサとスコットだったら、軽やかさや自然な滑りですね。彼らを見ているとまるで苦労している感じがなくて、スッと出てきて演技しているようです。とても自然なので、見ている人には「とても簡単なんだ!」と思わせてしまいます。実際にはこのような軽やかさを出すには、とても多くの練習が必要なのですが。テレビの画面ではこの軽さや情感の全ては伝わらないですね。生でだと・・・すごいです。


ロシアのアイスダンサーは今、難しい状況にあります。リーダーとしてのポジションを取り戻すために、何をする必要があると思いますか?

A: 自分としては、たくさん練習する必要があると思っています。コーチも私たちも、私たちは皆、さらに進歩するためのものを持っていると考えています。まずは練習を、たくさんの練習をすることです。そうすれば結果はついてくると思っています。

I: 練習する必要があるのはもちろんです。シーズンの初めまでに、僕たちは随分練習しました。フリーダンスは僕たちにとってかなり難しいものでしたから。ピョートル・チェルニシェフの振付は、僕たちにとって初めてのものでしたしね。このプログラムを理想に近づけるために、さらに仕上げていかなくてはなりません。今のところ僕たちには、氷の上で全ての感情を表現し、全てをやりきるために必要な体力が充分ではありません。タンゴはただのダンスではなく、プロフェッショナルが演じているように見せることがとても重要なのですが、それは簡単ではありません。タンゴでは感情をほとばしらせることが必要で、プログラムの中でもそうしなければならないのです。練習ではうまくいっているのですが、試合でも同じことが見せられるように、仕上げていく必要があります。2週間という期間が僕たちにとって、全てのミスを修正し、いただいたコメントを全部考慮するのに十分であれば良いと思っています。中国でのグランプリへは、すでにカナダで得た経験とともに、新しいパッケージを持っていきますよ。


あなた方には既にフィンランドで、今シーズンはもう大きな一歩を踏み出したと言いましたね。けれども今、ダンスでは激しい競争があります。これはモチベーションになりますか?それとも悩みの種でしょうか?

A: 悩みはしません。今は何年か前のように、バーチュー/モイヤー組、デイビス/ホワイト組の2チームとその他のカップルの間に大きな溝があったのとは状況が異なると思っています。今は他のカップルも進歩していますよ。

I: だいたい、結果への思いはそれぞれです。競争はある意味、行動を促すゲームのようなものです。カナダに着いて、最初の練習の時すでに、これはすごいぞ、と感じました。最強のチームの間で滑ることに大きな満足を覚えましたし、観衆も勝負の成り行きを見守るのは面白かったことでしょう。

A: 最後の最後まで誰が1位になるか分からないというのは興味をかきたてますね。例えば、マディソン・チョックたちが得点を待っていて、1位だとわかった時、とても喜んでいたでしょう。SD、FDを通しての結果では彼らは2位でしたけれど、それでもフリーダンスではテッサとスコットを負かしたんです。それは彼らが正しい道を進んでいるということですものね。しかもとても近いところで。

ロシアにはボブロワ/ソロビエフ組やシニツィナ/カツァラポフ組がいます。あなた方はロシア代表の第一ペアになれるよう、真のリーダーになるための戦いの準備はできていますか?

I: ロシア選手権に行って出場して・・・ジャッジが決めることになります。どのカップルも1位になりたいと思っているのですから。ただ、僕たちのチームの可能性ということでしたら、大きなものだったらいいな、と思っていますけれど。

1位を目指して戦うということですか?

A: どんなことでも起こり得ますから。どのチームにもチャンスはあります。誰が出場するのかさえ、前もって推測するのが難しいくらいです。みんながとても興味深いプログラムを持っています。誰もが1位になりたいんです。ロシア選手権の前には、チャンスは皆に平等にあります。


ジャッジからのフィードバックはもうお聞きになりましたか?

A: 専門家からのコメントはみんな、コーチが聞いているんです。

I: 今のところ、僕たちはまだ演技の分析をしていません。帰って一息ついてから、詳しく検討しますよ。コーチが僕たちに、ジャッジがどんなミスや欠陥を見つけたのか、話してくれます。

A: けれども大事なのは、プログラムが気に入ってもらえたということです。多くの人が、私たちにあの順位はふさわしくない、と言いにきてくれました。


次の舞台は中国ですね。試合に向けて、どのようなプランを持っていますか?

A: グランプリファイナルに行くのはもう無理ですから、良いスケートをするだけです。クリーンに、落ち着いて滑ること、緊張せずにプログラムを見せることです。


カナダで5位だったことにがっかりしていますか?

A: 状況を客観的に見なければなりません。カナダではとても強いチームが出ていたんです。

I: もちろん、ファイナルに行くためにはもっと良い順位だったら良かったですけど。でも結果は結果です。僕たちは行けなかった。練習を続けますよ。試合はまだたくさんありますし、それも同じくらい重要です。

A: 大事なのは立ち止まらないこと、落ち込まないことです。練習すること、滑ること、不安に襲われないように、できることを全てやることが必要です。





やはりちょっとがっかりムードながら、前向きな発言をしてくれているサーシャ&ワーニャ。
今週末にはもう中国杯です。うまく修正できているといいな・・・それとFDがどれだけ良くなっているか、楽しみにしつつ心配しています。。。(ただ、ナショナルまではあんまり変わらないかも、という覚悟はしている。。。)

なんとかSD70点代、FD100点代にのせて欲しいなぁ。。。頑張って!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿