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ジューク先生/スヴィーニン先生インタビュー(2016年7月)・その2

2016年07月18日 | ステブキだばーい
FFKKR公式に出た先生たちのインタビュー、その2です。

(A:アレクサンドル・スヴィーニン、I: イリーナ・ジューク)

彼らのプログラムでは、どのような新しいものを見ることができますか?

I: エレメンツはすっかり新しくしました。これまでのものは何も残していません。ツイズルはもう繰り返しません。FDでは「ピストル」ツイズルを残していますけれど、やり方を変えています。ペーチャが新しい異なるフィーチャーを見つけてくれたのでね。SDでは彼らのトレードマークのツイズルはやりません。除くことに決めたのです。その他のエレメンツ、リフトやトランジションもすべて、異なるやり方に変えています。

ナタリア・ベステミアノワとアンドレイ・ブキンが加わったのは、外部からの意見を必要としたからですか?

A: チームにかかっていることはとても大きいのです。中心となるのは選手です。チーム全体が手がけてきた仕事の成果を見せるのは選手ですからね。コーチも主要な役割を果たしています。どのようなチームを作り上げるか決めるのはコーチですから。今年、私たちはまったく新しいことをしようと決めたので、できるだけ多くの専門家を招き、欠点を指摘してもらうだけでなく、彼らから独自のインプットをいただくことを考えました。ナタリアとアンドレイが助力、すなわち演技を見て、助言やヒントをくれることを了承してくれたのは良かったですね。私たちは喜んで彼らの助けを受けています。タチアナ・タラソワも同様に助言してくれました。彼女はもう新しいプログラムを見たのですよ。私たちはいつでも助言を受け入れ、分析し、やってみることで改善していかなければならないと考えています。そうすることで私たちは前に進んで行くことができるのです。


チームには他に誰がいるのですか?

A: 私たちのグループには10組ほど、シニアが2組で後はジュニア以下のカップルがいるので、手助けをしてくれる人が必要なのは明らかです。ワーニャ・ヴォロブィエフがそうで、ほとんどいつも私たちと共に氷の上にいてくれ、子ども達のプログラムの振付もしてくれています。ノヴォゴルスクでのキャンプの間、ワーニャは残っていたんです。彼は子ども達との練習をとてもよくやってくれたので、私たちは驚いて、彼のやってくれた仕事に感謝しました。彼は年々、良いコーチになっています。今、彼がしてくれている多くのことは選手としてではなく、理解によるもの・・・説明し、教えるということです。ワーニャは私たちのグループで練習していたので、技術やものの見方は私たちと共通しています・・・つまり、システムということです。同じことがダリア・モロゾワにも言えます。彼女は子どもたちのコーチをしていてその仕事に打ち込んでおり、子どもたちも彼女のことが大好きなのです。

I: 今年、私たちはサーカスのアクロバットであるセルゲイ・グレチュシキンと仕事を始めました。彼のことをテレビ番組の「保険なし」で見たことのある人は多いかもしれませんね。セルゲイはリフトに関してイワン・ブキンを助けてくれています。カーチャ・ヴィノグラドーワはサーシャとワーニャにヒップホップを教えています。

A: カーチャのレッスンに行くと彼女のエネルギーを感じますね。彼女がやってみせる動きはとても複雑で、誰もが真似できるものではありません。けれども彼女は全てに正確さを求めたり、すぐに繰り返すように要求したりはしないのです。ただダンスの中に入り、できる限りのことをして踊らなければならないというだけです。実際にはみんなが踊っているんですよ・・・彼女は自分のエネルギーを他人に注ぎ込むことができるのです。彼女のレッスンでは、みんなスイッチが入って、解放されたように感じるのですね。

I: アリサ・グレベニュクとアレクセイ・スコピンツェフは、リフトとロックンロールを見てくれています。一番大事なのはすべての専門家が、新しい人も以前からいる人も、みな素晴らしいエネルギーの持ち主だということです。彼らはその積極性で、私たちコーチと選手たちとを元気づけてくれます。これはとても重要なことです。プレッシャーを和らげ、定型的な練習に変化をもたせてくれますからね。

A: もちろん、フィジカルコーチのミハイル・ヴォイノフによる助けも多大なものです。選手を指導しプログラムを作っても、選手のコンディションが良くなければこれらのプログラムを見せることはできないのですから。ミハイルはここ数年にわたって私たちと一緒にやってきました。彼はとても創造的で、多くの面白い考えを持っています。彼はアイスダンスの特性を考慮に入れてトレーニングの計画を作ってくれます。選手それぞれに個別の計画を作るのですが、これはとても大事なことなのですよ。

I: 今シーズンから医療チームも加わりましたし、心理学者のジャンナ・シマクももちろん、昨シーズン同様に選手たちを助けてくれています。





今季SDはピストルツイズル無しとのことで・・・思い切ったな、というか、変えて行こう、前に進んで行こうという気持ちが強く感じられて、良いですねぇ。
ピストルツイズルは見た目のインパクトは凄くあるのですが、まことに残念ながら得点的にはあまり旨味がなかったので・・・変えてみてどう出るか、たいへん興味のあるところです。

SDヒップホップは専門のダンサーさんにレッスンしていただいているということなので・・・その成果も楽しみですね!

サーシャとワーニャのファンFBページから。元はワーニャのインスタだそうです。SDかな?FDかな? 情熱的で大人っぽさが感じられる写真ですが、そういう雰囲気のプログラムなのでしょうか? 早く見たい!!




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