My Favorite Things

バラの上の雨粒、子猫のヒゲ
ピカピカの銅のやかん、暖かな毛糸の手袋・・・
これが私のお気に入り

読了しました:ローマ人の物語(3)

2004年07月30日 | (旧)イタリアへ行きたい
「新しい国家の設立、または旧制度の徹底的な改革は、一人の人間が単独でなすべきことである。」(マキャベッリ) 本書では、ポエニ戦争においてあれほどにも良く機能した、元老院主導による少数指導体制が、戦後の環境変化に適応できずに統治能力を失っていく有様が描かれます。既得権益のカタマリと化した元老院はまさに「抵抗勢力」、これに真っ向から挑んだグラックス兄弟は、無惨な最期を遂げます。しかし、元老院勢力は、 . . . 本文を読む

Richard Ginori

2004年07月20日 | (旧)イタリアへ行きたい
連休を利用して、軽井沢に家族旅行に行きました。実は初めて行ったのですが、とても涼しくて大感激。エアコンをつけなくても快適に眠れるというのは最高です。 で、行ってしまいました。軽井沢プリンスショッピングプラザ。 ここに、リチャード・ジノリのアウトレットがあります。ヨゴレや彩色ミスなど、検品ではねられた品物を扱っているのだそうですが、不具合はシロウト目にはほとんどわかりません。お値段は、デパート等で . . . 本文を読む

フィレンツェ サンタ・クローチェ教会のフレスコ画修復

2004年07月16日 | (旧)イタリアへ行きたい
少し前の朝日新聞に、金沢大学がフィレンツェのサンタ・クローチェ教会のフレスコ画修復に協力するという記事が出ていたのですが、その発表が金沢大学のサイトに出ていました。数年前に放送されたテレビ番組で、この壁画の傷み具合が紹介され、それを見ていた篤志家から資金提供の申し出があったのだとか。寄付額は2億円!だそうです。スケールの大きな話です。 金沢大学でフレスコ画といえば、宮下孝晴先生。で、そのテレビ番 . . . 本文を読む

読了:ローマ人の物語(2)ハンニバル戦記

2004年07月15日 | (旧)イタリアへ行きたい
このシリーズ、「『ローマ人の』物語」というくらいで、ローマ人の目から物事を見、ローマ人の立場にたって読み進んでいくのが、まあ普通なのでしょうが...この巻だけは、ハンニバルに肩入れせずにはいられません。ローマったらなんでこんなにしぶといのー、と悶絶してしまいますー(^^; さてハンニバルはなぜ敗れたのか。本書の記述から、私なりに分析してみると 1)ローマ連合の結束を崩すことができなかったこ . . . 本文を読む

リストランテ アレッサンドロ・ナンニーニ

2004年07月14日 | (旧)イタリアへ行きたい
週末、家族でお食事してきました。汐留にあるリストランテです。 店内はとてもシックで落ち着いた雰囲気。こちらは子連れだったので、一歩入った瞬間「まずいかも!」と青くなったのですが、お店のスタッフの皆さんはとてもフレンドリーでたいへん親切にしていただき、おかげでとても楽しく食事をすることができました。パンや飲み物をちょっぴりサービスしてくれたし(^^)。息子もおとなしくしていてくれたので、助かりました . . . 本文を読む

ローマ人の物語(1)ローマは一日にして成らず~読了しました

2004年07月09日 | (旧)イタリアへ行きたい
塩野七生さんの「ローマ人の物語」記念すべき第1巻です。その後毎年1巻ずつ刊行され、昨年出た最新刊が12巻ですから、12年前の作品ということになります。確か、出版された直後に購入して、少ししてから読んだのですが、そのときは結構読み通すのに苦労したような記憶があります。その頃はイタリアについてもローマについても通りいっぺんのことしか知らなかったし、塩野さんの作品を読むのもこれが初めてでした。 本編は . . . 本文を読む

美の巨人たち:ラファエロ「アテネの学堂」(テレビ東京・2004/07/03)

2004年07月08日 | (旧)イタリアへ行きたい
名画に関するエピソードをドラマ仕立てで紹介してくれる、好きな番組のひとつです。今週は、ヴァチカン美術館は署名の間のあまりにも有名な壁画「アテネの学堂」がテーマ。案内人はこれまた有名な建築家のブラマンテです。ブラマンテとラファエロは同郷で、遠縁でもあるそうです(これは知りませんでした)。 ヴァチカン宮殿の再建に取り組むブラマンテが、大嫌いなミケランジェロに対抗させるためにラファエロをローマに呼び寄 . . . 本文を読む

Euro2004:ギリシャ v ポルトガル

2004年07月05日 | (旧)イタリアへ行きたい
ギリシャがコーナーキックを一発決めて、逃げ切ってしまいました。心情的にはポル トガルを応援していたので(一度くらい、「黄金の世代」の彼らに花を持たせてあげ たかったよ~)、ちょっぴり残念。でも、ここ一番で力を出し切れないというか、試 合の流れがアゲンストになった時にそれを変えられない(どころか、かえって加速し ちゃったりして...)ところが、何ともポルトガルらしいという気がしないでもあ りません。 . . . 本文を読む