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バラの上の雨粒、子猫のヒゲ
ピカピカの銅のやかん、暖かな毛糸の手袋・・・
これが私のお気に入り

ステパノワ/ブキン組 @ Trophee Eric Bompard 2015

2015年11月15日 | ステブキだばーい
ステパノワちゃんとブキンくんにとって、今季最初の国際試合だったTEBですが
悲しい事件のために、SP/SDが終了したところで中止となってしまいました。

本当に、何と言ったら良いのか分かりません。。。
選手、関係者、観客の皆さんが無事に帰国・帰宅されること、
そして、このような悲しいことがもう繰り返されないようにと願うだけです。

ということで、見ることができたのはSDだけでした・・・




ロシアカップの時よりも更に、流れが良くなってきているように思います。
あと、ホールドの姿勢もかなり改善されてきているのと、
それに伴ってワーニャの体幹の使い方がとても良い感じになってきているのが嬉しい!
私は男性ダンサーは体幹のラインの美しい人が好きなので
(最近だとスコット・モイヤー氏が良い。歴代ではやっぱりクリストファー・ディーン氏に尽きます。
 アンドレイ父さんはあんまりそういうタイプではないですね・・・)
彼の今後の更なる進化を思うと、楽しみで楽しみでワクワクしてきてしまいます。

スコアはTES 30.50 + PCS 30.15 = 60.64。
昨シーズン、SDで60点超えたのは(ロシア選手権を除くと)ヨーロピアンだけだったので、それを思えば悪いスコアではない。
ただロシア選手権のことを思うと、もう一越え出してほしかった・・・というのが正直なところではありますが。
順位はハベル/ドナヒュー組、ギレス/ポワリエ組に続く3位でした。
1位と約4.5点差、2位と約4点差で、逆に4位のクームス/バックランド組とは2.5点差くらいだったので、FDをやっていたらどうなったかは微妙なところだったと思う・・・
ロシアカップで見た限りでは、FDがどこまで仕上がっているか、かなり心配だったから。

ジューク先生のコメント

演技自体には満足しています。質の高い水準で行うことができました。結果は満足のいくものではありません。これでも控えめに言っているんですよ。もっと高い得点が出ると思っていました。


うーん・・・
今大会は全般に渋めのジャッジであったとは思いますし
滑走順が早かったのも影響しているでしょうけれどねぇ。

今よりもスコアを上げられそうなところというと
取りこぼしているパターンダンス2を修正するのはもちろんとして
リフトはもうちょっと加点取れると思う。チェンジオブポーズをもうちょっと減らして、一つ一つをバシッと決めるほうが点が出そうな気がするんですけど、どうでしょうね先生。
でもこの2カ所では上げられるとしても1~2点がいいところか…

さらに得点を上積みするには、パーシャルステップシークエンスのGOEを上げないとどうしようもない。これは去年からの課題ですけど。
ステブキ組はジュニアの頃、とにかくかっ飛ばしていた印象が強いのですが、昨シーズンからはスピードは抑えて正確さ・丁寧さのほうを心がけているように感じていました。シニアでやっていくにはそれは絶対に必要なことだったのは確かだと思います。
今のパーシャルステップは綺麗にまとまっているし、ユニゾンもよく取れているけれど、
これからはそれを維持しつつ、どうやってスピードを上げて距離を出して行けるかが問題で・・・それがないと、やっぱりGOEは上がらないし、PCSも出ないから。

昨季は試合を重ねるにつれて少しずつ良くなっていっていたと思うので、頑張ってほしいと思う。
SDに関しては他の3組にそんなに引き離されている訳ではないから、何とか食いついて行ってほしいなぁ
(・・・って、私にはもう完全に、ロシア国内の争いのことしか見えていないのでした。。。)


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