オーストラリアから帰国早々に岩手まで行ってまいりました。久々の日本での学会です。この分野の日本のレベルは、やはり欧米には大きく遅れを取っています。
今回特に目を引いたのはstem cellを用いての精子形成への挑戦でした。以前から盛んにやっておられる横浜市大と京都大学の研究がいい成果を出しておられました。臨床面ではさほど目新しいものはありませんでしたが、小児期の停留精巣手術後の無精子症患者におけるmicro-TESEの精子回収率は非常に高く、私のデータともほぼ合致していました。それにしても日本のドクターは「MD-TESE」というので、びっくりしました。そんな呼び方は海外では聞いたことがありません。「micro-TESE」もしくは「microdisssection」です。誰が言い出したのかはわかりませんが、世界共通の呼び方をしていないと恥ずかしい目にあいます。
泌尿器科の学会では前立腺がんなどがメイントピックになり、男性不妊の分野は非常にマイナーで、肩身の狭い思いをしますが、その傾向はますます拍車がかかっています。従事する専門医が非常に少ないことは事実ですが、次の世代を育てるべく、その活動もしていかなくてはいけません。
ちなみに盛岡では一泊だけでしたが、盛岡冷麺を5食もいただきました。
今回特に目を引いたのはstem cellを用いての精子形成への挑戦でした。以前から盛んにやっておられる横浜市大と京都大学の研究がいい成果を出しておられました。臨床面ではさほど目新しいものはありませんでしたが、小児期の停留精巣手術後の無精子症患者におけるmicro-TESEの精子回収率は非常に高く、私のデータともほぼ合致していました。それにしても日本のドクターは「MD-TESE」というので、びっくりしました。そんな呼び方は海外では聞いたことがありません。「micro-TESE」もしくは「microdisssection」です。誰が言い出したのかはわかりませんが、世界共通の呼び方をしていないと恥ずかしい目にあいます。
泌尿器科の学会では前立腺がんなどがメイントピックになり、男性不妊の分野は非常にマイナーで、肩身の狭い思いをしますが、その傾向はますます拍車がかかっています。従事する専門医が非常に少ないことは事実ですが、次の世代を育てるべく、その活動もしていかなくてはいけません。
ちなみに盛岡では一泊だけでしたが、盛岡冷麺を5食もいただきました。