へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

朝日の左翼反日・自虐史観は変わらない 廃刊あるのみ

2014年09月16日 | 報道・ニュース
これが、戦後の日本人が陥ったワナなのだろう。
<歴史観の欺瞞示す朝日虚報 京都大学教授・佐伯啓思>
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140915/trd14091510000012-n1.htm

■私が学生のころといってももう40年ほど前のことだが、朝日新聞は圧倒的な権威をもっていた。いわゆるサヨク全盛の時代である。とりわけ学生にとっては新聞といえば朝日であった。

 その朝日新聞が「炎上」している。例の「従軍慰安婦」に関する報道の一部の誤りを認めたためである。一部といっても、「慰安婦の軍による強制」の根拠になった吉田清治なる人物の証言の虚偽性を認めたのだから、この30年におよぶ朝日の一連の慰安婦に関する報道が虚偽であったというに等しい。今日の日韓関係の出口のない行き詰まりをみれば、この誤報もしくは虚報が与えた負の影響ははかりしれない。今頃になって記事を取り消しても、「大罪」は取り返しのつくものではない。■

その頃、確かに朝日の権威は高かった。学生は「朝日」だった。「朝日ジャーナル」と、岩波の「世界」が流行だった。そして大半の学生はサヨウ的で、マルクスに傾倒していたのだ。佐伯教授の論考は続く。

■さてここで私が気になるのは次のようなことである。
 戦後日本は大東亜戦争を、日本のアジア進出が引き起こした侵略戦争とし、その反省に立って戦後の民主主義、平和主義国家へ転換を果たしたことになっている。戦争を引き起こしたのは世界制覇を意図した軍国主義的な勢力であるとするポツダム宣言を受け入れ、その下でアメリカの占領を認めたのである。

この歴史観を受け入れる限り、戦後の日本はアジア諸国に対して加害者となる。かくて戦後の日本人はアジア諸国に対するある種の負い目を感じてきた。とりわけ中国、韓国に対してはそうである。


 このような心理的な負い目を背景として、慰安婦問題を執拗(しつよう)に取り上げたのが朝日であった。韓国女性という被害者を持ち出せば、加害者である日本をいくらでも批判できる。しかもこの場合、より特定すれば、加害者は日本政府である。つまり「国」である。だから、慰安婦は「国」による強制でなければならなかった。

 侵略戦争をはじめたのも「国」であり、現在、アジアへの謝罪に消極的なのも「国」である。こうして、韓国女性の慰安婦という被害者の側に立つことで「国」を批判したのがいわゆる進歩派知識人であり、その代表が朝日新聞であった。

 こうなると、彼らは被害者に寄り添うことでいわば免罪される。悪いのは「国」であり、権力をもった政府である、ということになる。戦後民主主義とは、国民の名の下に権力者である「国」(政府)を批判するイデオロギーとなった。慰安婦は、戦後民主主義者にとって、「国」を攻撃する格好の材料となったのである。

この考えは、「もう戦争はこりごりだ」「中国や韓国に申し訳ないことをした」という厭戦や贖罪意識と結びついた。反戦・平和・護憲もこの流れである。<「国」(政府)を批判するイデオロギー>はマルクス主義を中心とする社会主義や共産主義とも結びついた。国家権力は打倒津後する。の対象であった。だから、日本は悪で中韓は善、国家独占資本主義の日本はは悪で、中ソ北朝鮮などの社会主義は善だったのだ。

朝日など、新聞テレビを問わず、大部分のマスコミの偏向の元はここにある。彼らは「権力監視」を大義名分に左翼反日の偏向報道を続けてきたのである。そして、筆者はこう結語する。
■こういうやり方はいかにもズルイ。いや、欺瞞(ぎまん)的といってもよい。しかしこの欺瞞を生み出したものは、あの戦争を、日本の「国」による侵略戦争であったとする連合国の歴史観であり、それを受け入れた戦後日本そのものともいえる。だから、進歩派知識人とは、この歴史観から出発した戦後日本の優等生であり、いわばアメリカの占領政策の産物でもあった。とすれば朝日の虚報問題とは、実は、アメリカ的歴史観、戦争観を受容して恥じない戦後日本の欺瞞を暴きだすものといわねばならない。(さえき けいし)■

朝日は「連合国の歴史観」のためならば、虚報も捏造も許されると考えていたのだろう(今も?)。だから、この歴史観に合致することであれば、裏づけ取材など不要であったのだ。中国共産党の召使となって書いた本多勝一の「中国の旅」もその典型だ。彼らは中共や韓国の史観にも同調しているのだ。またに自虐史観である。

だから、朝日の「反省」を疑う声は強い。
<【正論】慰安婦報道への反省見えぬ朝日 麗澤大学教授・八木秀次>
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140915/trd14091506400004-n1.htm

■・・・・・・・・
だが、朝日社内の認識はそうかもしれないが、慰安婦問題は過去のものではない。現在進行形でわが国の国益を損ね、国際社会で日本人のイメージを傷つけ続けている。韓国との関係を悪化させた最大のテーマでもある。しかし、朝日社内にはそのような認識はないようだ。

木村社長の謝罪会見にしても、慰安婦問題での謝罪は吉田調書報道問題での謝罪と抱き合わせで、付け足しのようにも思える。前述の12日付朝刊も吉田調書関連ニュースの1つとして、「慰安婦特集・コラム問題の経緯」を位置づけている。

 そのうえ、これまでの慰安婦報道を検証した8月5、6日付紙面の特集について、木村社長は「内容は自信を持っている」と記者会見で語っている。

 12日付朝刊でも、「朝日新聞が吉田氏の証言を報じた記事を取り消したことを受け、慰安婦問題で謝罪と反省を表明した河野洋平官房長官談話(河野談話)の根拠が揺らぐかのような指摘も出た。このため、同(8月)28日の朝刊で改めてポイントを整理し、『慰安婦問題、核心は変わらず 河野談話、吉田証言に依拠せず』との見出しの記事で、河野談話への影響はないと結論づけた」と書いている。

 朝日が16回も記事で取り上げた、日本統治下の朝鮮半島で少女を奴隷狩りのように連行して日本軍の慰安婦にしたとする吉田清治証言は河野談話作成過程では影響を与えなかったが、談話を出さざるを得ない状況に日韓両国政府を追い込んだのは、他ならぬ朝日の吉田証言報道であった。

 ≪被害者でなく加害者認識を≫
 時の河野洋平官房長官自身が談話発表時の記者会見で日本軍や官憲による強制連行を認めるような発言をしたのは、朝日の報道の影響でもある。まるで人ごとのような語り口に謝罪が心からでなく、追い込まれてのものであることが透けてみえる。

13日付朝刊では1面コラム「天声人語」と社説でもおわびを繰り返している。社説は「朝日新聞は、戦後に例がない大きな試練を自ら招いてしまいました」と書き出している。しかし、「私たち論説委員は」を繰り返し、やはり人ごとだ。社説は社論を述べる場ではないのか。

 この新聞が度し難いのは社説と同じ紙面の読者投書欄「声」に読者5人の意見を掲載しているが、朝日に厳しい意見とともに「この時とばかりに朝日バッシングを繰り返した政治家、評論家、メディアはあまりに情緒的だった。恣意(しい)的な報道も多く、客観性や冷静な視点に欠けている。保守系メディアは、慰安婦だけでなく南京事件、東京裁判までも否定しようとする論調に拍車をかけた」という意見も載せていることだ。

 朝日が慰安婦報道の非を素直に認めることができないのは自らを被害者と見なしているからだ。8月5日付で杉浦信之編集担当(当時)は、「一部の論壇やネット上には、『慰安婦問題は朝日新聞の捏造(ねつぞう)だ』といういわれなき批判が起きています」と書き、9月6日付で市川速水東京本社報道局長も「8月5、6日付朝刊で慰安婦問題特集を掲載して以来、(中略)関係者への人権侵害や脅迫的な行為、営業妨害的な行為などが続いていました」と述べている。

≪第三者委は厳しく検証せよ≫
 しかし、朝日は被害者ではない。32年後に取り消さざるを得ない虚偽報道によってわが国の先人を貶(おとし)め、蛮行を行った卑劣な性犯罪国家というレッテルを国際社会で貼られてしまう災いを日本にもたらした。明らかに加害者の立場である。批判されて被害者面するのは虫がよすぎる。

 慰安婦報道は今後、第三者委員会で検証するという。問題は委員の人選だが、お手盛りでは困る。委員には、朝日の報道がいかに国益を損ねてきたかという視点で厳しい検証を期待したい。(やぎ ひでつぐ)■

朝日には、おのれの歴史観を変えようとする気はさらさらないのだ。だから慰安婦誤報の訂正が初報から32年もかかったのだろう。今も「慰安婦問題の本質は変わらない」とうそぶいているのだ。歴史観に関わるという点で、福島原発の「吉田調書」誤報や池上コラム不掲載問題とは違うのだ。

櫻井よしこ氏らそれを見抜いている。
<「朝日は全然、反省していない」 櫻井よしこさんらが誤報を痛烈批判「言論テレビ」感謝イベント>
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140915/plc14091518190007-n1.htm

■インターネット番組の企画・制作を手がける言論テレビ(東京都港区)が15日、星陵会館ホール(千代田区)で放送2周年の感謝の集いを開いた。産経新聞本紙で「美しき勁き国へ」を連載中のジャーナリスト、櫻井よしこさんらは特別討論会で、朝日新聞が取り消した、慰安婦問題をめぐる誤報や東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長=昨年7月死去=の証言をめぐる誤報を痛烈に批判。会場を埋めた約300人を大いに沸かせた。

 集いでは、櫻井さんのほか、人気小説「永遠の0」で知られるベストセラー作家でNHK経営委員の百田尚樹さん、月刊誌「WiLL」編集長の花田紀凱さんの3人が「朝日慰安婦報道が崩した日本の誇りを取り戻そう!」をテーマに鼎談(ていだん)した。

 櫻井さんは「朝日の慰安婦報道と吉田調書をめぐる捏造(ねつぞう)が、日本人の心の良さをことごとく否定した。朝日は全然、反省していない」と述べ、誤報を長年にわたり放置してきた朝日の報道姿勢を非難した。

 その上で「今後の標的は(慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の)河野談話だ。朝日新聞が謝ったのは、これからの戦いの第一歩だ」と強調し、わが国の名誉回復を急ぐためにも、対外情報発信の強化の必要性を繰り返し訴えた。

百田さんは「朝日は吉田調書については全面謝罪したが、慰安婦をめぐる吉田清治氏(故人)の証言についてはうやむやにした」と指摘。「吉田調書を政府が公開したから、朝日はしょうがないので謝ろうとした。政府が公開しなかったら、しらを切っていたかもしれない。最低だ」と朝日への不信感を爆発させた。

 そして、「朝日の社長の謝罪会見では(吉田証言が影響を及ぼした)国連のクマラスワミ報告にも言及がなかった」などと、厳しい意見を次々とぶつけた。

 花田さんは「これからの主戦場は国連だ。クマラスワミ報告は成り立たないと訴え、認められないなら国連を脱退するくらいの覚悟でやればいい」と指摘した。

 会場を訪れていた、慰安婦と教科書問題に詳しい拓殖大学の藤岡信勝客員教授は討論会での質疑応答で、いまだに高校の日本史教科書などで日本軍による慰安婦の強制連行を強くうかがわせる記述が横行していることについて「17日に文科省に教科書を全部見直すよう、申し入れたい」と発言した。・・・・・・・■

櫻井氏の持論は、朝日の廃刊である。「史実を曲げてまで日本を深く傷つけた朝日は、全力で国際社会に事実を伝えたうえで、廃刊を以てけじめとすべきだ」というのだ。<不都合な史実に向き合わない『朝日新聞』は廃刊せよ>http://yoshiko-sakurai.jp/2014/08/28/5490

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