女性の服を脱がせ「AED使用」、男性に”ためらい”も…女子高生が”難題”に出した解決策!その名も『まもるまる』
https://www.ktv.jp/runner/backnumber/20191022.html
一部引用
女子高校生4人組が、まさかの時に命を救う「AED」にまつわる、ある「難題」を解決しようと、アイテムを作成しました。
みなさん、“ためらいなく”AEDを使えますか?
大阪の大谷高校に通う、女子高校生。この4人が目を付けたのは、女性にAEDを使用する際の「深刻な問題」です。
服を脱がせてAED使用…男性に「ためらい」も
【大谷高校のプレゼンテーション】
「あなたは即座に胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始します。AEDも到着しました。さぁ、その女性の身体にAEDのパッドを貼ろうとしたその時、あなたはすぐにその女性の服を脱がすことが出来ますか?難しいですよね」
今年、京都大学などの研究グループが、全国の学校で心臓が停止した子どもにAEDを使用したかどうかを調査しました。
その結果、特に高校では男子生徒の「83.2%」にAEDを使用したのに対し、女子生徒に使用したのは「55.6%」。
「女性へのAEDの使用率」が、明らかに低いことがわかったのです。
【大谷高校・松村美優さん】
「男性が女性を救助する際、AEDのパッドを貼るのは地肌じゃないとダメなんですけど、服を脱がせないといけなくて。それに抵抗を感じているようで。それをなくしたくて…」
女性の服を脱がせることへの抵抗感は、高校生に限った話ではないようで、街で話を聞いてみると…
【男性】
「セクハラとか胸を触られたとか。怖いですね。触っていいのかどうかって、躊躇すると思います」
――Q:裸を見ずにであれば、ためらわずにできる?
【別の男性】
「それだといけると思います」
そこで、4人が考えたのが…「まもるまる」。
「女性の肌を見ずにAEDが使える」という、救命用のシートです。