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それでもTEACが、カセットデッキをつくり続ける理由 ~ITmedia ビジネスオンライン~

2018年04月18日 | 日記

 

 

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それでもTEACが、カセットデッキをつくり続ける理由

 

一部引用
カセットテープは1970年代から80年代にかけて音楽用の記録メディアとして人気を集めたが、ご存じの通り、その後は衰退していく。90年代に入ってCDやMDが台頭し、2001年にiPodが登場したことで、カセットテープやデッキの生産を打ち切るメーカーが相次いだ。

「レコードやテープはオワコン。いまはスマホで音楽データを楽しむ時代でしょ」と言われているなかで、カセットデッキをつくり続けている会社がある。「TEAC(ティアック)」だ。3月末にダブルカセットデッキ「W-1200」(店頭価格:5万円前後)を発売したところ、「2018年にもなってカセットデッキの新商品が出るなんて」「カセットテープの魅力を改めて堪能できる」といった驚きのコメントが目立った。

 

 

1968年に国産初のカセットデッキ「A-20」を発売しました。フィリップ社が62年にカセットテープを開発して、それを聞いた当社の創業者、谷勝馬が「音楽を聴くのに最適の記録媒体だ」と考え、再生用のカセットデッキを開発しました。

 その後、カセットテープ市場はどんどん大きくなりました。ただ、CDが登場して、MDが台頭して、デジタル音源が主流となったいまでもカセットデッキをつくり続けています。なぜつくり続けているのかというと、儲(もう)かっているからではなく、流行っているからでもなく、お客さんがいる限り最後までつくり続けるのが当たり前だと思っているから。

 CDやMDを使って音楽を聴く人も減少していますが、当社はいまでもCDレコーダーやMDデッキを発売しています。これらも儲かるから、流行っているからつくり続けているのではなく、発売したからには最後まで扱うのが当たり前だと思っているから。

 カセットデッキについて言えば、まだまだお客さんはいます。お客さんは高齢者が多いのですが、いまの高齢者は元気なので、この先、10年、15年もまだまだカセットテープを使い続けるのではないでしょうか。

広報T: お客さんは高齢者だけでなく、若い層でも増えてきているんですよね。若い人は「カセットテープ=オシャレ」といった感じで、新しいモノとして受け止めている。実際、海外では若い人の間でカセットテープ市場が伸びているといったデータがあります。

 

土肥: 市場が縮小していくなかで、「そろそろ撤退しようか」といった話はなかったのでしょうか?

 

加藤: ないですね(きっぱり)。カセットデッキを発売する前に、オープンリール(テープを巻いたリールが単体で存在する形態)にチカラを入れていました。

ただ、カセットテープの登場などで、市場は縮小していきました。競合他社が撤退していくなかで、最後まで残ったのが当社だったんです。

繰り返しになりますが、お客さまがいる限り最後までつくり続けるといった考え方なので、「撤退」の二文字は出たことがありません。

 

 

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TD-102 ここから歴史は始まった - The History of Sound & Recording ...

 

 


ダイソー、利益1円でもメーカーが日参する「規模の力」の凄まじさ~DOL~

2018年04月18日 | 日記

 

 

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ダイソー、利益1円でもメーカーが日参する「規模の力」の凄まじさ
http://diamond.jp/articles/-/167226
一部引用

なにしろ100円均一ということは売価の上限が決まっているのである。原価が上がればそれだけ利益が削られる。
100円均一と決めた以上、値上げはできない。なんとも不自由な商売を始めたものである。

しかし、ここでまた開き直ったのがよかったのかもしれない。
「どうせ儲からんのなら、利益度外視でとことんまで良い物を売ってやる」と考えたのだ。
そもそもお客さまに「安物買いの銭失い」と嫌味を言われるのが悔しかった。逆に「これが100円!?」と驚いてもらえる商品を売りたかったのである。




今、ダイソーが扱っている商品は7万アイテムある。そのうち99%が自社開発商品だ。
45ヵ国1400社の協力会社とともに、月に700アイテム以上を生み出している。
商品企画から製造、輸出入、物流、販売までをすべて自社で行っていることで、売価100円でもお客さまに喜んでもらえる品質を保つことができている。

たとえばネクタイの販売数は年間200万本である。3秒に1本売れている計算になる。
ポリエステルの品質が上がってきてシルクと遜色ないレベルになっているので、100円のネクタイといってもバカにできない。
ネクタイ専門店を含め、どんな店よりネクタイを売っているのがダイソーだ。

この規模が、われわれの大きな強みとなっている。なにしろ、国内外に約5000店あるのだ。
メーカーにしてみると、各店で1日5個売れる商品をダイソーに持ち込めば、毎日2万5000個売れる計算になる。
年間を通せば700万個だ。となれば、どのメーカーもなんとか工夫して原価を抑えて持ってくる。
利益が仮に1円でも、1年間で700万円、2円なら1400万円になるからだ。

100円均一の商売を始めた当初は、無理をしてでも原価率を高くして良いものを提供しようと努力してきたことで商品が売れるようになり、
今は商品1個当たりの利益が数円でも十分にやっていける規模になったことで、自ずと良い商品を開発できるようになったというわけだ。
現在の店舗数になったことで出来上がった、品揃えの仕組みである。