今回は遠足のお話
今は丁度遠足シーズンですよね
場所は箱根のようです
普段あまり親しくない友達とも親しくなれるチャンス、という学校側の根端で、既に決められてあるバスの座席表が配られます。
占いでいい結果が出ているということもあり、あずきちゃんは勇之助君の隣を期待しますが…人生そんなにうまくはいきません。笑
あずきちゃんはまこと君の隣となるのでした。
そしてお目当ての勇之助君はジダマと隣。
かおるちゃんは先生と隣。
先生は大抵一番前の席に1人で座るものなのですが、生徒を誰も1人で座らせないという配慮なのですね。
そこでケンちゃんは「いよっ!不倫カップル!」とからかうのです。
そんな言葉どこで覚えてい来たんだという先生。
しかしみんなケンちゃんの発言に笑っているし、あずきちゃんは白い目で見ます。
そして、「ひどーい、ケンちゃんたら…。」と呟くかおるちゃん。笑
小学生も高学年となると、みんななんだかんだで「不倫」の意味を知っているのでしょう。
かおるちゃんは「ひどーい。」とよく言うのですが、それが可愛いんだ。
あの甘い声で「ひどーい」
たまんないですね。笑
そして放課後、あずきちゃんはまこと君に突然200円を渡され、明日のお弁当を作ってくれと頼まれるのです。
「僕のママ、今旅行中なんだよ…。」とまこと君。
僕のママ?!
そんなセリフを言うのは初期だけですよね?!
後には「俺のお袋」と言っているのですが…まぁそこも突っ込んじゃだめか。
しかしジダマのいうとおり、お弁当をクラスの女の子に頼むなんて図々しすぎるわ!笑
ケンちゃんにしろまこと君にしろ、あずきちゃんに対して図々しすぎるお願いはこの先も数え切れないほどするのですが…
なんだかんでで面倒見が良く、お人好しのあずきちゃんは図々しい男の子達の餌食になってしまっているのかもしれません
「結局ジダマが一番まともな相手じゃないの。(座席表)」とかおるちゃん。
さりげなく毒吐いてますよw
勇之助君は背が高いからまくら代わりに丁度いと言うジダマ。
さすがジダマです…これからも男を踏み台に生きてゆくことでしょう!
そんなジダマに対して、どういう神経してるの…と思うあずきちゃんなのですが、それもそれで結構酷い言いようですが…笑
その図太い神経がジダマの魅力なのです
家のマンションまで着くと、そこにはトモちゃんが待ち伏せをしています。
そこでトモちゃんは、まこと君に頼まれたお弁当を私が代わりに作りたいと申し出るのでした。
しかしそれはあずきちゃんが作った事にするという条件付き。
「まこと君には絶対ナイショよ!」と嬉しそうに帰っていくトモちゃん。
恋する女の子全開ですね
前回から引き続き、今回は更にトモちゃんの恋愛模様がクローズアップされます
その予兆が前回のクレープ屋事件だったのですね
お弁当…そこであずきちゃんは運動会の時勇之助君と急接近するキッカケとなったおいなりさんを思い出します。
運動会の時好評だったからと言って、今回の遠足のお弁当もおいなりさんを余分に作って欲しいとお母さんにリクエスト。
運動会の時お友達にもあげたの?というお母さんに対して、恥ずかしそうに指を弄ぶあずきちゃんはとても可愛らしいのです。
そして、「らんらららーらん」と言いながら自分の部屋へ行くのですが…
もうあずきちゃん可愛すぎなんだけど
そして、みごとな五月晴れとなった遠足当日。
マンションを出るとそこにはトモちゃんがわざわざお弁当を持って待っていました。
「トモちゃんからあげたほうがいいのに…」
と言うあずきちゃんにトモちゃんは、
「私はまこと君に食べて貰えるだけでいいの。」と言うのです。
謙虚…
大和撫子そのものですね!
トモちゃんはとっても素敵な女性なのです!
早速、バスの中でまこと君は作ってもらったお弁当を広げ始めます。
完成度の高いお弁当を見たあずきちゃんは"頑張ったね、トモちゃん"と心の中で呟くのでした。
しかしまこと君はそのお弁当を「あずきに作ってもらったんだ」と見せびらかしに入ります。
お弁当に入っているハート型の紅ショウガを見たヨーコちゃんは「そのお弁当は野山さんの愛の告白」と決めつけ、無理矢理あずきちゃんとまこと君をくっつけようとするのでした…笑
トモちゃんが作ったものとは言えず必死で弁解するあずきちゃんなのですが、まこと君はすっかりヨーコちゃんの一言を鵜呑みにしてしまい、照れ始めるのです。
男ってばすぐ勘違いするんだから…
そんな事を聞いたケンちゃんは不機嫌になり、ハート型の紅ショウガを食べてしまいます。
そして、「似合わねーんじゃねぇのか。」と一言。
こんなケンちゃんも珍しいです。
どちらかというとあずきちゃんの色恋沙汰については冷やかすイメージですが。
まぁそれは勇之助君と接近し始めてからか。
あずきちゃんと勇之助君がそれほど親しくなっていないこの頃は、まだ大いに脈アリだと思っているのかもしれません。
そしてみんなにまこと君とカップルだ!などと冷やかされ、困ってしまうあずきちゃん。
すっかり暴走したまこと君は、
「どうしていいか後で勇之助に相談してみるから…」
なんて言っちゃうのですが、
「お願い!それだけはやめて!」と必死で引き止めるあずきちゃん。笑
勇之助君に聞かれたんじゃないかとすぐさま確認をするのですが、当の勇之助君はジダマのイビキにうなされていました。
有言実行ですね、ジダマ。笑
あずきちゃん、一安心
そして今や噴火しそうで噂の大涌谷?に到着し、多胡先生が今から三千年前の噴火で出来たそうです。と説明します。
なんか色々とタイムリーだな。
そこでジダマが「今年は千九百…」と数え始めるのです。
時代を感じます、90年代アニメですからね!
あずきちゃん達が普通に歳をとっていたら、きっとあたしと同い年なんじゃないかな…?
そして温泉卵を食べ過ぎて救急車で運ばれるまこと君…どんだけアホなんだ。笑
まこと君のトラブルメーカー伝説はここから始まります
まこと君と仲の良い勇之助君は付添人として、一緒に救急車に乗り込むのでした。
勇之助君のいないランチタイムにテンションガタ落ちのあずきちゃん。
しかし、もっと落ち込んでるのは1人でお弁当を食べているトモちゃんなのでした。
まこと君が心配なのかな…。
気を遣って呼んでこようというかおるちゃんに対して、ジダマは「孤独を好むタイプなのよ…。」と引き止めます。
孤独を好むタイプ…?笑
ケンちゃんはお弁当を分けて貰おうと回るのですが、たまたま覗いたトモちゃんのお弁当はまこと君の持っていたものと同じメニュー。
そこでケンちゃんはまこと君のお弁当はトモちゃんが作ったものだと確信し、それをわざわざあずきちゃんに報告しに行きます。
そして、その事は黙っておくからというのを交換条件にお弁当を分けて貰おうとせがむのですが…
勇之助君に食べてもらいたくて持ってきたおいなりさんをケンちゃんなんかにはあげるわけにはいかないあずきちゃん。
そこであずきちゃんは機転を利かせ、ケンちゃんがサンドイッチ(かおるちゃんのお弁当)を欲しがっているとかおるちゃんに言うのです。
「そんな事言ってねぇだろ!」と言うケンちゃんを無理矢理掴み、かおるちゃんの所まで連れて行きます。
ケンちゃんは仕方なくかおるちゃんのお弁当を貰うのですが。
…少し照れくさそうです
好きではないコと無理矢理くっつけられるって嫌だよね…女の子は。
でも男の子は別なのかも。
バスの中でのまこと君といい、ケンちゃんもまんざらではないんだろな。
ロープウェイに乗るのですが、気分が悪いというトモちゃん。
みんなが心配する中、「あーっ!こんなとこでやるなよ、誰かビニール袋ー!」と言うのはケンちゃんならではの発言ですね。笑
そんな正直でありのまんまなケンちゃんがすきだよ。笑
トモちゃんを次の停留所で降ろし、介抱するあずきちゃんはやはりしっかり者ですよね。
そこで2人は少し語ります。
トモちゃんは前日まこと君がお弁当を食べてくれるかとドキドキして眠れなかったようなのです。
寝不足もあって体調が悪くなったとトモちゃんは話します。
でもいいですね。
自分が作ったものとまこと君は知らず、尚且つあずきちゃんが自分を好きだとまこと君に誤解されてしまうような事になっても、微笑むトモちゃん。
そんな形の愛ってとっても素敵。
そんな健気なトモちゃんの気持ちは、形には見えなくても、知らず知らずと自然と伝わるものなんですよ。
そして次のゴンドラには、トモちゃんの恋に協力したあずきちゃんへのプレゼントかのように勇之助君が乗っていたのでした。
トモちゃんは気を利かせ、そこにあずきちゃんを一人で乗せます。
あずきちゃんは勇之助君とゴンドラの中二人きりに。
そこであずきちゃんは大事に残しておいたおいなりさんを、待ってましたと言わんばかりに勇之助君に渡すのです。
おいなりさんを夢中で食べる勇之助君。
せっかくの二人きりなのに会話が出来ず、おいなりさんを残していた事を悔やむあずきちゃん。
食べていても会話をすることくらい出来るはずです!これはおいなりさんがあってもなくてもそこはさほど原因ではなく、あずきちゃんの力量不足ということなのです。
喜んで食べている大好きな勇之助君を間近で見つめられるだけで十分幸せ、とは考えないのがあずきちゃんです。
トモちゃんやかおるちゃんを見習ってください!!笑
そんな事を考えると、やはりあずきちゃんの勇之助君に対する恋心はあの2人とは比べものにならないものなのかもしれません。
しかしちゃっかり最初に両想いになるのはあずきちゃんなのですが。
そんなもんですよね。笑
モテる女の子ほど、ちょっぴりワガママだったりするのです。
しかしあくまでもちょっぴりで、ヨーコちゃんの様な行き過ぎはNG!笑
振り回されたい願望というのが男の人には無意識にあるらしいですから。
そしてあずきちゃんは、こんな事ならケンちゃんに処分して貰えば良かったと嘆くのでした。
うわー自分勝手!!笑
そして処分って…。
相変わらず、あずきちゃんのケンちゃんに対する扱いは酷なもので。笑
ケンちゃんはドMということでいいですか?笑
ゴンドラを降りると雨が降っていて、たまたまあずきちゃんの持っていた傘を二人で使うのです。
そう、つまり相合傘をする事になるのですが
もっと近づかないと濡れちゃうよ、とさりげなくいう勇之助君。
やりますね。
狙ってないのがすごい。天然なのです。
これは結構終盤にかおるちゃんにもやってますから。笑
勇之助君に初めてここまで近づいたあずきちゃんはドキドキ感MAX!
そんな緊張感はこっちまで伝わってきます。
そりゃそうですよね、初めて好きになった男の子に触れそうになる程近づくなんて。
そんなあずきちゃんとは対照的に、毅然とした態度の勇之助君。
みんな待っているんじゃないかという事を心配し、足早になります。
まぁ、そうだよね。人に迷惑をかけないようにという勇之助君の気持ちもわかりますが。
それにこの年頃って、男の子より女の子の方が異性への意識とか関心が高いんだよね