しょっぱなからジダマとケンちゃんのやり取りで始まるのですが…この2人の絡み好きです。
言いたい事をためらいなくぶちまけ合う2人。
これからも度々ありますが、似た者同士の2人なのでよく衝突します。
そう、もうすぐ運動会。
あずきちゃんは運動会に期待を膨らませます。
そうですよね、学園行事って一番恋愛が盛り上がるもの
そして、あずきちゃんの妄想は暴走モード。
そんな妄想の最中、「あずさー!」と呼ぶお母さんの声でさっと現実に戻るあずきちゃんもイイですね。笑
そしてついに運動会当日。
5年男子の100m走が始まります。
低学年の時はいつもトップだったのに、明らかにダラダラと手を抜いたように走るくまことくん。
「一生懸命やるのがダサいとでも思ってるんでしょ、あの若さでそんな生き方するなんて許せない。」
と、おばあちゃん子のジダマらしい厳しい言葉を放ちます。
いいですねー真っ直ぐで!ジダマの発言には毎回注目してしまいます!
そしていよいよ勇之助君の番に。
運動会は男の子が普段よりカッコよく見えるのは確かにそうですよね。
スポーツをやっている姿はどんな男の子も3割り増しにカッコよく見えるものです。
そんな勇之助君を見てますます惚れ直すあずきちゃんなのでした
そして、相変わらずヨーコちゃんにひたすら捕まりぱなしの勇之助君に嫉妬を感じずにはいられないあずきちゃん。
いてもたってもいられず、どうしようもなくなったあずきちゃんはその場から逃げ出してしまいます。
そんなあずきちゃんの姿を見て勘付いたかおるちゃんが気にかけに行くのですが。
かおるちゃんに問い詰められ、あずきちゃんは誤魔化そうとするものの結局隠しきれず、勇之助君への恋心を初めてかおるちゃんにほんの少しだけ見せるのです。
恥ずかしそうなあずきちゃんが可愛い
そして2人でパイプ椅子に座り、これから始まる騎馬戦に向けてアナウンスが響き、グランドを見つめている姿。
その姿を後ろから映している感じがイイ。
そのシーンを見ていると「青春」という言葉が浮かびます。
かおるちゃんは騎馬戦をするケンちゃんを見て「カッコいい…ケンちゃん。」と頬に手を当ててうっとりしながら呟くのですが、そのかおるちゃんがいじらしくてとっても可愛いんです!
応援もできず見つめているだけしか出来ないかおるちゃんなのだけれど、なんだかとっても幸せそう
保健委員のあずきちゃんは勇之助君の手当てをしたいが為に、悪い妄想が何度もよぎるたびにかき消します。
わかるよ、その葛藤。
あずきちゃんの気持ちは本当によくわかる。
しかしかおるちゃんは本気でケンちゃんに怪我をしないで欲しいと祈っているに違いない。
しかし、そのケンちゃんはケガをしてしまうのです。
手当てをしてもらいに保健委員の二人の元へ現れるのですが、ケンちゃんはかおるちゃんがいるのにも関わらず、堂々とあずきちゃんをご指名。
これに傷つくかおるちゃん。
そして気まずいあずきちゃん。
気を遣ってかおるちゃんが手当てをするように仕向けようとするのですが、かおるちゃんは「あずきちゃんがやってあげて、その方がケンちゃん喜ぶから。」とお願いするのです。
このシーンは本当に胸が痛くなる。
まさにこの3人の三角関係を表すシーンですね。
あまりにも健気なかおるちゃんについ応援したくなってしまうんですよね…
ケンちゃんも悪気がないのです。オクテなかおるちゃんの気持ちにはまだ気づいてないのでしょう。
好きな子に手当てをしてもらいたいという純粋な気持ちなのですよね。
仕方なくあずきちゃんは手当てを始めます。
照れ隠しで文句ばかり言うケンちゃんなのですが、最後は嬉しそうな表情を浮かべます
そんな辛いだろう光景の一部始終をしっかり見つめるかおるちゃんを見て、あずきちゃんは先ほど逃げてしまった自分の行動を反省します。
手当てが終わった後、あずきちゃんに笑顔で「ありがとう、あずきちゃん!」というかおるちゃんには心を撃たれました。
本当にケンちゃんの事が好きなんだなって
一方、勇之助君は大活躍で他のクラスの女の子からもキャーキャー言われ、大人気に!
そんなアイドルの様な勇之助君を見て距離を感じてしまうあずきちゃん。
しかし運動会が終わり、勇之助君からあずきちゃんに声をかけます。
お腹が空いてるということで先ほど余っていたお弁当の残りのお稲荷さんをあげるのですが、それがきっかけで教室で2人きりの時間を過ごし大喜びのあずきちゃん。
帰りは明らかにテンションが高くなり、そんなあずきちゃんの様子に不審がるジダマ。
そしてかおるちゃんは勇之助君と何かあったと推測するのでした。
あずきちゃんはなんだかんだでもうすでに両想いだと思います。
勇之助君はあずきちゃんをよく気にかけてますもの。
ケンちゃん…きっと昔からあずきちゃんを好きになのに勇之助君にあっさり取られてしまってどんなに傷ついたか。
でも、いいんです、ケンちゃんにはかおるちゃんがいますから。
あんなに想ってくれる女の子がいるんだもん。
理想は男の子からアピールして女の子をモノにするのが一番自然なカタチなんだけれど。
まぁでも女の子がリードして掴む恋って意外と男の子の方がゾッコンになっちゃうんだよね。
ケンちゃんが段々とかおるちゃんに翻弄され堕ちてゆく姿を見ているのが楽しいのです。
家に帰って家族でビデオ鑑賞をしている時、お父さんが知らない若い女の人をさりげなく撮っていたのは笑いました。
お母さんは「何撮ってるのー」と怒るのですが、お父さんはすぐに早送りし、「ほら、母さんも撮ってあるぞー」とフォローする姿が流石です。笑
女の扱いをわかってらっしゃる。笑