忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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クロスレビューの得点と売り上げ本数は比例するのか

2006年01月04日 | 作品紹介(ゲーム)
SCEの発表によると、
「ファミ通」のクロスレビューで32点以上をとったソフト、
つまり殿堂入りを果たしたソフトの平均実売数は
ポイントに比例して高くなるという。
以下はPS2用ソフトに関しての
レビュー点数と平均実売数の関係を示したものである。
(2005年12月上旬のもの)

【32点】

平均実売数:141,238本
 該当本数:119本
 平均価格:7,095円
 タイトル:「武蔵伝2」「GENJI」他

【33点】

平均実売数:199,788本
 該当本数:65本
 平均価格:6,853円
 タイトル:「半熟英雄4」「機動戦士ガンダム 一年戦争」他

【34点】

平均実売数:307,485本
 該当本数:48本
 平均価格:7,078円
 タイトル:「デビルメイクライ3」「忍道 戒」他

【35点】

平均実売数:256,617本
 該当本数:28本
 平均価格:7,140円
 タイトル:「グランディア3」「零?刺青の聲?」他

【36点】

平均実売数:558,177本
 該当本数:21本
 平均価格:6,776円
 タイトル:「キラー7」「ラジアータストーリーズ」他

【37点以上】

平均実売数:793,515本
 該当本数:16本
 平均価格:7,525円
 タイトル:「サクラ大戦V?さらば愛しき人よ?」「ワンダと巨像」他

ここ1年間で殿堂入りを果たしたPS2用ソフトは56本で、
カプコンが8本、エレクトロニック・アーツが7本、コナミが6本、
SCEが6本、ナムコが5本、スクウェア・エニックスが7本、コーエーが4本と、
いわゆる大手ソフトメーカーだけで46本、全体の8割以上にも上る。

37点以上のソフトには「FF」や「ドラクエ」などが含まれるため、
他のソフトが少々苦戦したところで平均数は上がってしまうのだろうが、
基本的には、点数と平均実売数は比例していると言えよう。
これを「高評価を受けたソフトだから売れた」と取るか、
「売れるソフトだから高評価をつけた」と取るかは
人によって意見の異なるところか。

ちなみに、該当タイトルにはユーザー評価や
実際の売り上げで苦戦したものを敢えて選んでみた。
何事にも例外はつきもの、ということだ。

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過去ログ:■「1点の重み」
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