ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。






任天堂
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング

まず、プレイ開始直後に「脳年齢チェック」があり、
本編には登場しない物も含めた6種類のテストが用意されている。
(テストはこの中から3種類がランダムで使用される)
この「脳年齢チェック」で弾き出された脳年齢が
各々の基礎数値として名前の横に表示され、
トレーニングを積む事で脳年齢の若返りを目指す。
本編にも登場する「計算20」を始め、

あか
あお
きいろ


など、表示された単語の文字ではなく色を音声で答える「色彩識別」や、
「まつり」「きぶん」「ひがし」など、
表示された28個の単語を2分間で可能な限り記憶し、
タッチペンで入力する「単語記憶」など
もうこの時点でハマってしまうこと請け合いだ。

本編のメインとなるのは「計算20」と「計算100」であろう。
書籍版「脳を鍛える」シリーズ最大のヒットもこの計算モノだ。
単純な足し算や掛け算を次々に答えていくモードで、
20問、100問をクリアした時点での
所用時間や正解率によって脳年齢が発表される。
本当にコレだけなのだが、これが困ったことに楽しい。
やっていることはセガから発売されている
「脳力トレーナー」と同じなのだが、
解答を自分の手で書き込むということが大きな違いだ。
一度解答を書き込んでしまえばもう使えない書籍と違い、
こちらは何度でも繰り返しプレイ出来る。
答え合わせの必要も当然ない。

思わず何度もプレイしたくなるのだが、
このソフトはあくまでも「毎日続けること」を目的としているので、
同じ日付の間に同じモードを選び、
2度目のプレイが最初の記録を上回ったとしても
記録は更新されない仕組みになっている。(プレイは可能)
クイズゲームなどと同じ尺度でしか見られず
「問題数」や「どのくらいの頻度で重複するか」にばかり
気を取られる方には向かないかも知れないが、
1日5分だけ頭の体操をしようという方にとっては
ある意味一生モノのソフトであろう。
そもそも、「8×6」が2回続けて出題されたとしても、
脳活性は難しい問題より簡単な問題を連続してこなすことで
成果が上がるとされており、トレーニング上は何の問題もない。

小説の一文を音読する「名作音読」は、
言ってみればサウンドノベルを音読するようなものなのだが、
このモードについては
実際に音声を認識しているわけではないらしい。
従って途中で間違えようが、読みもせずページをめくろうが
何のペナルティも課せられない。自己申告制なのだ。
逆に「色彩識別」や「音声計算」などは
きちんとこちらの声を認識して解答の正否を判断している。

不満点は無いに等しいのだが、敢えてひとつだけ挙げるとすれば、
タッチペンを使った文字入力はかなり快適ではあるものの、
二桁の数字は一桁の数字より若干認識ミスが多い気がした。
二桁を一筆で書くような方、例えば「29」と書こうとした場合、
「2」の終点から「9」の起点を繋げて書いてしまうと
うまく認識しないようだ。
「2」と「9」の間をはっきり開ければ解決するが、
癖字の方(高齢者にかなり多いはず)は
「ちゃんと答えたのに」ということもあるかも知れない。

DS本体に内蔵されているカレンダー機能を使い、
ソフトの中にもカレンダーが出てくるのだが、
プレイした日付に赤丸がつけられていくのは
夏休みの早朝ラジオ体操でハンコをもらうような楽しさがある。
購入した暁には、ハンコ抜けが出ないように頑張る所存だ。

本作を監修している川島隆太教授の「脳を鍛える」シリーズは
累計でも200万部以上を売り上げるベストセラーになっているため、
サラリーマンや主婦などの一般層にも知名度は高い。
アピールの仕方さえ間違わなければ
「nintendogs」とはまた違う層の掘り起こしも可能であろう。

私がここまで絶賛しているのは、
「脳年齢チェック」で20歳(最高)との診断結果が出たからでは決してない。
「脳年齢チェック」で20歳(最高)との診断結果が出たからでは決してない。
「脳年齢チェック」で20歳(最高)との診断結果が出たからでは決してない。
「脳年齢チェック」で、、、もういいか。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:脳を鍛える大人のDSトレーニング
   機種:ニンテンドーDS
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年5月19日
   価格:2800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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任天堂
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング


本屋でもおもちゃ屋でも、今や百花繚乱の様相を呈してきている
「頭の良くなるおもちゃ」(とまとめていいのか悩むが)であるが、
ゲーム機においては「□いアタマを○くするシリーズ」など
いくつかのリリース例があるものの、
「ヒット」と呼べるほどまでには達していない。
これは、ゲーム機を使って遊ぶということが、
本やおもちゃを使って遊ぶことと比べてメリットが少ない反面、
価格面においてはむしろデメリットの方が多いなどの原因から
「別にゲーム機でやらなくても」という感想に行き着いていたように思う。

しかし、来月発売される「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
ゲーム機でなければ、それもニンテンドーDSでなければ味わえない
楽しさに満ちた知的玩具である。
価格も税込み2800円と思い切った値段設定にしてきた。

本作の最大の特徴は、
紙媒体で遊ぶよりも遥かにメリットが多く、
デメリットもほとんど見つからないという
理想的なゲーム化に成功している点であろう。
似たような成功例が「マリオのピクロス」だ。
それまで鉛筆片手に遊んでいた「ピクロス」が
ゲームボーイで発売された時、
 ○塗り潰す必要がなく
 ○間違えても消しゴム要らずで簡単修正
 ○時間制導入によるゲーム性のアップ
 ○紙媒体を超える問題数
など、あまりにも上手いゲーム化にすっぽりハマってしまい、
目がチカチカするまでプレイしたことを思い出す。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
「ピクロス」よりさらに広範囲に訴求する、
まさに「ゆりかごから墓場まで」のソフトになっている。

システムを簡単に説明しておこう。
単純な計算を次々にこなす「計算20」
有名小説などを音読する「名作音読」
画面に表示された数字の位置を記憶する「瞬間記憶」
「計算20」と同じタイプの出題を音声で答える「音声計算」など、
全9種類のトレーニングが用意されている。
プレイ開始当初は3種類しか選ぶことが出来ないが、
トレーニングの結果やプレイ時間(だったように思うが曖昧)などで
徐々に増えていく仕掛けになっている。
私がプレイした数分の間に早速種目が追加されたので、
全種類が選べるようになるのは意外と早そうだ。

長くなったので続きは次回に。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:脳を鍛える大人のDSトレーニング
   機種:ニンテンドーDS
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年5月19日
   価格:2800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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アミューズソフトエンタテインメント
隣人13号

ううむ。。。
出来の善し悪しで言えば間違いなく「良く出来ている」と思うのだが、
「面白かったか」と言われると返答に困る。
この映画をとにかく褒めろと言われれば、
映像のセンスや役者の演技、印象的な効果音など、
いくらでも褒めどころはあるのだが、
それらの長所が「面白い」に結びついていないように思う。
かと言って「つまらない」わけでは全くない。
この簡単に「面白い」と言わせない後味の悪さが
「隣人13号」の持ち味なのかも知れない。

「13号」の化け物じみた思考や行動の元を手繰っていけば、
村崎十三が受けてきた数々の陰湿ないじめを描く必要があるのは分かる。
が、ここで描かれるいじめには容赦がない。
小学校時代にしても現在にしても、
本当にその辺で起きていることを盗み撮りしたのではないかというほど
ストレートに描かれており、
「現実は映画のようにはいかない」という捨て台詞すら粉々にしてしまう。
綺麗事もなければ奇跡も起きない、永遠に続くかと思われる救いの無さに
思わず「13号」の出現を願い、
「殺ってしまえ」と言ってしてしまいそうになる。
そして、願い通りに現れた「13号」の
あまりの残虐ぶりに、今度は「そこまでやらなくても・・・」
という思いが頭を擡げてくる。
「隣人13号」を観ている間の私は、
クラスの中でいじめが起きていることも知っていて、
敢えて見て見ぬ振りをする傍観者と同じだったのだと思う。
だからこそ、一抹の後ろめたさから素直に「面白い」とは言えないのだ。

私が印象深かったのが、
追い詰められた赤井が「何年前の話だよ」と呟くシーンだ。
あの一言は、「いじめた側」と「いじめられた側」の温度差を
上手く言い表していると思う。
「オールドボーイ」も似たような落とし方の映画であったが、
「オールドボーイ」のイ・ウジンには、
オ・デスを15年監禁し、執拗に追い回すに足る理由があった。
しかし「13号」は、他ならぬ十三本人ですら
そこまでの復讐を望んではいないように見える。
「13号」が十三に向かって
「いい加減、お前も解放しろよ」と言うシーンがあるが、
あの言葉が十三の心の内を知ってのものなのか、
単に自分側に引き込む為に唆しただけなのか、
同じ体に宿る人格の言うことだけに判別がつかない。

多重人格を描いた作品は過去にも多くあるが、
「一寸の虫」の中に眠る「五分の魂」が
虫の体を喰い破って表出する様を
これほど上手く表現した映画は無かったように思う。
「13号」を演じる中村獅童も素晴らしかったが、
「羊のうた」を思わせる小栗旬の抑制の利いた演技も素晴らしい。
PUFFYの吉村由美は、、、おそらくまんまと思われる。
平川地一丁目の主題歌も抜群にハマっている。
これが初監督となる井上靖雄は
「ファミコンミニ」のCMでPUFFYが「リンクの冒険」(ではなかったか)を
遊んでいるバージョンの監督も務めたそうだ。
吉村由美に白羽の矢が立ったのは、その辺もあるのかも知れない。

色々と事件の絶えないご時世だけに
頭の固い大人達が観たら間違いなく有害図書認定を受けそうな作品ではあるが、
出来れば16歳以上(本作はR-15指定)で、
今現在「学校」と名の付く所に通っている人達にこそ観て欲しい。




アミューズソフトエンタテインメント
隣人13号 SANTASTIC ! BOX

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:隣人13号
    配給:メディア・スーツ
   公開日:2005年4月2日
    監督:井上靖雄
    出演:中村獅童、小栗旬、新井浩文、他
 公式サイト:http://www.rinjin13.com/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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私はキャラゲーやギャルゲーを十把一絡げにして
「丸ごとダメ」と断ずるほど乱暴な人間ではないのだが、
最近のギャルゲーの大半はキャラクターデザインを誰にするかと
初回特典を何にするかにしか頭が働いていないように「見える」。

「ときめきメモリアル」や「サクラ大戦」が売れて
コンシューマー市場にギャルゲーブームが押し寄せてきた時、
もっと真面目にゲーム性について考えた後続のソフトが出ていれば
限定1万本生産を謳ったソフトが余って値崩れなどという
現在のような悲惨な状況にはならなかったはずなのだ。
一部では年齢制限による表現の規制が原因ではないかと言われているが、
「ときメモ」や「サクラ」がそこ(アダルト表現)を理由にして
売れたソフトでないことを考えれば、理由は別にあると思う。

何故私が今回の記事を書く気になったかと言うと、
6月にPS2で発売予定の「フタコイ オルタナティブ」というソフトを
見る機会があったからである。
登場するキャラクターが双子ばかりという設定は別に構わない。
サブタイトルと主題歌が大問題なのだ。
このソフトのサブタイトルは「恋と少女とマシンガン」となっており、
主題歌はフレンチポップを意識した、
懐かしの「シブヤ系」に仕上げられている。

「恋と少女とマシンガン」
「シブヤ系」

と聞いてピンと来る方がどれぐらいいるか分からないが、
私はすぐにピンと来た。
これはフリッパーズギターのあからさまなパクりである。
まさかと思われる方はここのページの3曲目にある
「恋とマシンガン」を視聴してみるといい(無料)。
メロディラインもアレンジもかなり似ている。
いや、似ていると言ってもレベルは遠く及ばないが。
とにかく、小山田圭吾に見つかったら
マシンガンで蜂の巣にされること確実の出来の悪いパクりだ。
現時点ではまだこの主題歌は一般公開されていないので、
公開されたら存分に驚いて欲しい。

フリッパーズギターの片割れであるオザケンこと小沢健二も
ソロになってから「あれは●●のパクりだ」とよく言われたものだが、
当時の雑誌のインタビューで

「確かに擦り切れるほど聞いたレコードの影響を
 受けた曲も中にはあると思うが、
 1曲まるごとパクるような真似はしてないし、
 そこに自分なりの味は付け加えているつもり。
 例えば『●●からのパクりだろ』と突っ込む人に
 『じゃあアンタ同じパクり方出来んのかよ』って言えば
 絶対に出来ないはずだ」
(一言一句同じではないが多分こんな感じだった)

と答えていた。
私がパクりかオマージュかを区別する時の決め手もまさにこれである。
そこに制作者なりの味や元ネタに対する愛情が見えていれば、
パクるという行為自体はさほど責められることではない。
「学ぶ」という文字は、昔は「まねぶ」と読んだぐらいだ。
しかし、自分の頭を一切使うことなく、
ただ手っ取り早いからという理由で「持ってきただけ」のパクりは
許されることではないと思う。
「フタコイ」におけるタイトル付けと主題歌は間違いなく後者だ。
「フタコイ」の主題歌の「作曲者」として
どのような名前がクレジットされるのか知らないが、
「ギャルゲー好きなオタクがフリッパーズなど知っているはずがない」
という思惑がそこに無かったか、是非聞いてみたい。

ちなみに、5月にはアイディアファクトリーから
「破滅のマルス」というギャルゲーが出る。
小説や映画に詳しい方なら、
ものの2秒で「破線のマリス」からパクったことに気づくだろう。
このタイミングでこのタイトル、まさか偶然ではあるまい。
「フタコイ」も「破滅のマルス」も限定版が出るのだが、
(「フタコイ」は9800円、「破滅のマルス」は8800円)
設定資料集だのアニラジCDだの特製BOX仕様だのと、
どちらも気合いの入った豪華な特典が予定されている。

ここで、今回の記事を最初から4行だけ読み返して欲しい。

ほらみろ、やっぱりだ。

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■DVD:「Shall we Dance?」


アジアの映画が続々とハリウッドに買われる時代になってきたが、
ハリウッドリメイクされた作品はどうも今ひとつな物が多い。
日本から大量に「輸出」されているホラー映画も、
興行的な成功とは裏腹に、
原作そのままの面白さを再現している物は少ないような気がする。
「リング」のように別物になってしまっても悲しいし、
「JUON」のようにそのままというのも物足らない。
「原産国」に住む者の意見は贅沢なものだ。

今回紹介する「Shall we Dance?」は、
原作のどの部分が日本的(日本人特有の感覚)で、
どの部分が世界共通の面白さであるかを
きちんと見極めた上でリメイクされた数少ない成功例だと思う。
「日本産の映画なんだから監督も日本人に任せよう」という
最近の流行に一石を投じる価値ある一作だ。

まず、日本版では役所広司が演じていた主人公を
リチャード・ギアが演じているのだが、
性格や考え方、置かれた状況が似ているようでかなり異なる。
役所が掴み所のない物足りなさからダンス教室で働く草刈民代に
ほのかな恋心を寄せ、やがてダンスにも没頭していくのに対し、
ギアの場合は今の生活にさほど不満があるわけではなく、
ジェニファー・ロペスに対する下心も草刈に対する役所ほども持っていない。
役所が「あわよくば・・・」なら、
ギアは「話だけでも・・・」という感じだ。
そしてその微妙な温度差が、エンディングで決定的な差を生むことになる。
家族の最小単位がどこにあるのか、ということに関しては、
アメリカ人の答えはいつも明快だ。

「憧れの君」を演じる二人もかなり違う。
周防監督が草刈を指名したのは、控えめな色気と清楚な雰囲気、
凛としたダンスに惚れ込んでのことと思うが、
ジェニファー・ロペスには
「控えめな色気」も「清楚な雰囲気」も無理である。
ダンスに関しても、「美しさ」を優先した草刈より遥かに動物的な
「色気最優先」の踊りを見せているが、
これがダメかというとそうでもない。
むしろ、ギアとのコントラストとしても、
スーザン・サランドン(ギアの妻役)の敵役としても正解だ。
日本版では登場していた草刈の昔の恋人や父親が出て来ないのは
物語の比重をギアとロペスの恋物語ではなく、
ギアの家庭に持っていくためであろう。
もちろん、周防監督の贔屓も多少はあったと思うが。
(監督はこの作品がきっかけで草刈と結婚した)

脇役のキャラクターに関しても日本版とほぼ同じだが、
日本版の竹中直人や渡辺えり子ほど「やり過ぎ」ないため
観ていてとても軽く、全体のまとまりも良くなっている。
竹中直人のポジションを演じたスタンリー・トゥッチは
つい最近「ターミナル」でトム・ハンクスを追い出そうと画策する
嫌味なフランクを演じていたのを見たばかりだったので
あまりの違いに驚いた。
「ターミナル」を観た方で本作も鑑賞予定の方は
その辺も気にしながら観るとより楽しめるはずだ。

尺が日本版に比べ20分ほど短くなっているが、
練習シーンなどを端折っているだけで重要な部分は
全て残してあるため、どこを切ったのかも分かりにくい。
2時間に収めたことでテンポもぐっと良くなった。

日本版特有の小ぢんまりとした作りがお好みの方も多いであろうし、
あまりにも出来過ぎなラストはファンタジーではないかという
突っ込みも予想されるが、私はファンタジーで良いと思う。
キレイキレイな夢もたまには見たい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:Shall we Dance?
    配給:ギャガ・コミュニケーションズ
   公開日:2005年4月23日
    監督:ピーター・チェルソム(「セレンディピティ」)
    出演:リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、他
 公式サイト:http://www.shallwedance-movie.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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■PS2:「幽☆遊☆白書 FOREVER PlayStation 2 the Best」


「スーパーロボット大戦」は別格として、
「サモンナイト」や「サッカーライフ」など
それなりに評判も良いヒット作を生み出すようになってもなお、
バンプレストに対する「キャラだけ」感が拭い切れないのは
こういうソフトを定期的に出してくるからであろう。

★「暗黒武術会編」から「魔界統一トーナメント編」
 までのストーリーを完全網羅。
★イベントシーンだけでなく、
 戦闘シーンやモード選択画面まで全てフルボイス。
★超必殺技や一撃必殺奥義発動時にはカットインムービー挿入。

あたりがウリであろうか。
TVアニメの最高視聴率は25%、
原作コミックの1巻あたりの売り上げ平均は240万部、
最近リリースされた完全版も平均30万部と、
数字的に見れば「ドラゴンボール」のほぼ8掛ということらしい。

これらの状況を踏まえて
バンプレストが提示した初回提案数は25万本。
PS2版「ドラゴンボールZ3」の売り上げが60万本を
突破したことを考えるとまんざら大風呂敷というほどでもないが、
肝心の内容はと言うと、
先月発売された「聖闘士星矢」に勝るとも劣らない、
かなりキャラ人気に寄りかかった作りのアクションゲームであった。
馬渡松子の「微笑みの爆弾」を聞いて
「こりゃあ懐かしい」と胸がときめいたものの、
プレイ後にはときめきは鎮まっていた。
「ペガサス幻想」を聞いて高まった期待が
プレイ後に萎んでいったのと同じ流れである。
原作に相当な思い入れのあるファンならば別だが、
「ちょっと知ってる」程度のにわかファン(私)には少し厳しいかも知れない。
もし25万本を突破したとすれば、それは取りも直さず原作のパワーであろう。

ちなみに、某機関の予約ランキングでは
「ベルウィックサーガ」と並んでトップであった。
前人気は高いようだが、さて。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:幽遊白書 FOREVER
   機種:PS2
 メーカー:バンプレスト
  発売日:2005年5月19日
   価格:7140円(税込み)
公式サイト:http://www.banpresto-game.com/yuyuhakusho/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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ソニー陣営に先行したい気持ちは分からないでもないが、
次世代Xboxについてのマイクロソフトの発表が
今ひとつ的を外しているような気がするのは私だけであろうか。
参入メーカーを大々的に発表したと言っても、
主要どころに目をやれば

バンダイ
カプコン
アイドス・インタラクティブ
エレクトロニック・アーツ
フロム・ソフトウェア
コーエー
コナミ
ナムコ
セガ オブ アメリカ
テクモ

と、よくよく見てみれば現行のXboxにも
ソフトを投入しているメーカーばかりだ。
「どこが伸びるか分からないから一応乗っておこう」
というメーカーが早々と名乗りを上げただけではないか。
この中でどれだけのメーカーが
Xboxを本気で一番手に押し上げる心意気を持っているのかは疑問だ。

マイクロソフトが次世代こそ日本市場での成功をと
色々と画策していることは分かるのだが、
引っ張ってきたのがミストウォーカーの坂口氏、
キューエンタテイメントの水口氏、
ゲームリパブリックの岡本氏と聞いた私の第一印象は、

「松阪牛・・・のスジ肉」
「名古屋コーチン・・・の皮」
「薩摩の黒豚・・・の豚足」

という感じだった。
もちろんどれも美味しい。
工夫次第では究極のメニューにも成り得る食材だ。
しかし、やはり第一線を張るメイン食材にはならないと思う。
私のように焼き肉屋に行っても内蔵ばかり食っている人間には
そそられる食材ではあるのだが、
大半の人は焼き肉屋にカルビやロースを食いに来ているはずなのだ。

鴨などは、屠殺して1週間ほど経過し、
目から蛆が湧いてきた頃が食べ頃だと聞いたことがある。
「肉は腐りかけが一番美味い」というのは事実だ。
しかし、腐りかけの肉を店先にぶら下げても、
見た目だけで判断する客(ライトユーザー)は寄り付かないのではないか。
このお三方の名前に引き寄せられるようなコアユーザーでは
次世代Xboxを成功には導けないと思うのだが。

「腐っても鯛」を有り難がるのではなく、
「活きの良い稚魚」を見つけ出すことに目を向けてみてはどうか。


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■DVD:「阿修羅城の瞳」


今週末の16日はアンディ・ラウ&トニー・レオンの
「インファナルアフェア・終極無間」とキアヌ・リーブスの最新作
「コンスタンティン」が同時に公開されるため、
映画ファンの方はどちらを観るか迷っていることと思う。
アジア映画のスターとハリウッドのスターが火花を散らす中、
すっかり陰に隠れてしまった感のある作品が「阿修羅城の瞳」だ。

文化文政の江戸には鬼が住んでおり、
その鬼を退治するために鬼御門という討伐隊が結成されている。
「鬼殺し」の異名を持ち、
鬼御門の中でも群を抜いた実力を持つ出門役を市川染五郎、
鬼の一族が復活を待ち詫びている阿修羅王の素質を持ちながら、
今はまだ覚醒していない女、つばきを宮沢りえが演じている。
監督は「陰陽師」「壬生義士伝」の滝田洋二郎。
音楽は菅野よう子が手掛けている。
元々は劇団新感線の舞台だったのだが、
残念ながら私は舞台を観たことがないので
今回は予備知識なしに映画を観た者の感想として捉えて欲しい。

簡単に言ってしまえば、
脇役まで実力派で固めた「陰陽師」である。
主演の野村萬斎が周囲とのバランスを壊すほど
飛び抜けて上手かった「陰陽師」と違い、
今回の市川染五郎は抜きん出て上手くない分、
他のキャストとのバランスが取れている。

原作がこれほど恋愛寄りの話なのかは不明だが、
私は「里見八犬伝」を思い出した。
そう思いながら観てみると、
市川染五郎は真田広之、宮沢りえは薬師丸ひろ子、樋口可南子は夏木マリ、
(と思ったら本作の舞台版は樋口の美惨役を夏木が演じていたらしい)
と、面白い程に置き換えることが出来る。
真田と薬師丸の立場が本作の市川と宮沢では逆になっているものの、
「里見八犬伝」が頭にあって生まれた作品であることは間違いあるまい。

滝田監督の作品は割と特撮が安っぽいのだが、
本作では出門が表向きは役者という設定であり、
劇中劇として歌舞伎も登場したりするためか、あまり気にならない。
書割のような安っぽいセットや吊り糸の見えそうなアクションが、
舞台さながらの演技を見せる市川の演技と上手くはまっている。

が、本作の最大の見所はやはり宮沢りえだ。
阿修羅として覚醒する前の可憐さも、
覚醒した後の荘厳な佇まいも、どちらも圧倒的に美しい。
こういう言い方は失礼かも知れないが、
「名前だけで客が呼べる女優」としての地位を
ますます強固なものにしたのではないか。

「カブく」ということを理解せずに観ると
やたらとオーバーアクションな演技と安っぽい特撮に
「やっぱり邦画は」となる可能性はあるが、私は充分楽しめた。

宮沢りえ目的でもう一度ぐらい観に行くか。
そう言えば薬師丸目的で「里見八犬伝」を何度も観に行ったな。
22年経っても邪なのは相変わらずだ。



■DVD:「阿修羅城の瞳 映画版 & 舞台版 ツインパック」


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:阿修羅城の瞳
    配給:松竹
   公開日:2005年4月16日
    監督:滝田洋二郎(「陰陽師」「壬生義士伝」)
    出演:市川染五郎、宮沢りえ、渡部篤郎、韓英恵、他
 公式サイト:http://www.ashurajo.com/contents.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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まぁ予想はしていたのだが、
「天外魔境」も発売前日にして特価案内が流れ始めた。
通常版こそチョイ安ぐらいだが、
どこが豪華なのか全くもって意味不明な限定版の下落が激しい。
発売前日にプロパーより10%も安いというのは、
ちょっと異常事態ではないか。
不必要に高い限定版というのは、
「ゼノサーガ」にしろ「メタルギアソリッド」にしろ、
コアなファンを餌食にした後で値崩れするものなのだが、
さすがに発売前日の値崩れはほとんど無かったように思う。
ちなみに特典物の内容は

■PS2:「天外魔境III NAMIDA デラックスパック 宝箱」


カラー128p設定資料集(シリアルナンバー入り)
「天外魔境?自来也おぼろ変?DVD
開運魔除け絵馬
トンカラリンフィギュア付携帯ストラップ
広井王子デザイン護符ステッカー


少なくとも、これで通常版+7000円の価値はないように思う。
ハドソンの現状を考えれば、
少しでも単価の高い商品で数字を上げたいというのも
分からないではないが、
近視眼的な限定版商法でコアなファンを餌食にしても、
結局は自分の首をしめるだけということを
アトラスが証明したはずなのだが。


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■PS2:「機動戦士ガンダム 一年戦争」


アキバの某大手PCパーツショップの知り合いから電話。
普段はレジ前用の商材(オモシログッズ等)
を案内してくる怪しげな問屋から
「一年戦争」が単価3800円で流れてきたという。
「これって安いか」と聞かれたので素直に「高い」と返す。
ソ●●●プやメ●●●●オーに調査に出向いたところ
4980円だったたらしく、利幅の薄いパーツ屋としては
1本1000円取れれば美味しいと思ったらしいが、
価格に敏感なアキバで、今更4980円では売り抜けられんだろう。

問屋のFAXには過去に一年戦争モノがいかに売れたか、
どれほど安心な商材なのかをつらつらと書いていたらしいが、

「本当に安心の商材なら、何故発売1週間も待たずに
 お宅のようなバッタ屋に特価で流れているのか」

とでも聞き返しておけと返事をして電話を切る。
畑違いの業種にまで流れているというのは
商材としてはかなりの末期症状である。
100円ショップで初期の「たまごっち」を売っているのと同じだ。

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