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忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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【2025年4月最新版】映像系サブスクリプションサービスまとめ|Netflix U-NEXT Amazonプライムビデオ ディズニープラス 料金 比較

2025年04月11日 | 業界四方山話


【最新情報はこちらで随時更新中】Amazon・楽天などセール情報まとめ


▼【2025年4月最新版】映像系サブスクリプションサービスまとめ

前回(2024年7月)の改訂から約9ヶ月。
季節に一度のペースで手直しを続けてきた本記事だが、
ここ最近で月額利用料やシステムのあった配信サービスが非常に多いため
過去記事の修正ではなく2025年4月最新版として新たに書き直すことにした。



2024年の定額制動画配信市場は前年比4.1%増の5,262億円と、成長カーブが鈍化しつつも拡大。
新型コロナウィルスのパンデミックが生んだステイホーム特需が終了した後も、
NetflixやAmazonプライムビデオなどの大手外資はオリジナルコンテンツの制作に注力し会員数を増やし続けている。
しかし、外資ほど資金力を持たず競争力に乏しい国内サービスにおいては
拡大から淘汰のターンに入ったことがはっきりと数字に表れている。
国内シェア第2位の「U-NEXT」は17.9%(前年比+2.7%)だけが唯一の成長株で
トップのNetflixを追い越す勢いだが、DAZNは-0.4%、Huluは-0.5%、dアニメストアは-0.2%、
Leminoは-0.8%、TELASAは-0.2%と、ほぼ全ての国内サービスが昨年比でシェアを落としている。
特に、dTVからの名称変更で仕切り直したばかりのLeminoの-0.8%は相当深刻。
単独運営では厳しかったParaviがU-NEXT内のブランドとして内包されてからは
同サービスの強力な武器となっており、大手外資に対抗する意味でも国内サブスクのさらなる再編が望まれるところ。

*この手のまとめ記事は各サービスで配信中の作品からお薦めをピックアップする構成が多いが
 オリジナル作品を除き配信期限が設けられている場合が多く、読者の方がこの記事に触れた時にはもう消えている可能性が高い。
 よって当BLOGでは各社を利用してみた上での快適性、コンテンツの傾向、操作感覚などを中心にまとめている。




▼まずは機器を揃える


<Amazon>
発売中■Amazon:Fire TV Stick HD
発売中■Amazon:Fire TV Stick 4K
発売中■Amazon:Fire TV Stick 4K Max
<楽天全体>
発売中■ETC:Amazon Fire TV 関連商品一覧

スマートテレビではない、一般的なテレビやモニターをお持ちの家庭にお勧めしたいのがFire TV Stick。
USBメモリほどの大きさの端末をHDMI経由でテレビに接続するだけの簡単設計で
エントリーモデルのHD、上位版の4K、最上位版の4K Maxの3機種展開。
値段は張るが、4K Maxの快適さはHDを遥かに上回る。
日常生活において地上波よりサブスクを見ている時間が多いなら
ちょっと無理して4K MaxにしておくとQOLが上がること間違いなし。

【関連記事】第2世代 Chromecast が使えなくてQOL爆下がり中のあなたに

上位機種の4Kシリーズでは、Xboxゲームパスのゲームを本体なしで楽しむことができる。
サブスクの紹介からは逸れるため、興味のある方は上記のリンク先にてご確認を。




<Amazon>
発売中■ETC:Apple TV 4K 128GBストレージ搭載Wi‑Fi + Ethernetモデル(第3世代)
<楽天全体>
発売中■ETC:Apple TV 関連商品一覧

競合するFire TVやChromecastに比べて価格が高いため初期費用はかかるが
iOS端末ユーザーと親和性が最も高いのがApple TV。
iOS端末のミラーリングも簡単で、大画面で端末内の写真や動画を披露したい時にも役立つ。
立ち上がりの速さ、リモコンの快適さなど、価格分の優位性は十分持った端末。
Apple One加入者ならば、大画面でゲーム(Apple Arcade)を遊ぶことが出来るのも大きなメリット。
Apple Oneユーザーで予算が許すなら最優先で選びたい。




<Amazon>
発売中■ETC:Chromecast 関連商品一覧
発売中■ETC:Android TV 関連商品一覧(★4以上)
<楽天ブックス>
発売中■ETC:Chromecast 関連商品一覧
発売中■ETC:Android TV 関連商品一覧(★4以上)

Googleの端末を選びたいならこちら。
スマホやタブレットから映像を飛ばすタイプのChromecastは第3世代で終了し
現在はFire TV Stickと同じリモコン付きになった。
最新機種は「Google TV Streamer (4K)」で、動作やアプリ周りなど全てにおいてバージョンアップ。
ただ4,000円ほどで買えた時代と違い、16,000円という価格が難点。
これだけ払うならAndroidテレビを買った方が安いという気もする。

【関連記事】第2世代 Chromecast が使えなくてQOL爆下がり中のあなたに

最近、第2世代のChromecastでキャストできない不具合が発生し、完全解決までに4日ほどかかるトラブルがあった。
以前のモデルを所有している方は、早晩サポートが打ち切られる覚悟をして早めの乗り換えをお勧めしておきたい。
私的には、Googleの端末はFire TV Stickに寄せた仕様になった時点で特徴を失ってしまったように思う。




<Amazon>
発売中■ETC:Meta Quest 3 関連商品一覧
<楽天全体>
発売中■ETC:Meta Quest 3 関連商品一覧

手軽にVRを体験できるゲーム機だが、映像再生端末としても楽しめるのがMeta Quest 3。
ゴーグル型のVR機器のため単独鑑賞しか出来ないこと、長時間の作品の場合はバッテリー切れの心配があることなど
難点も多いが、没入度は予想以上。興味のある方は是非一度体験してみて欲しい。



▼各サービスの主な特徴

2025年4月現在、私が加入しているのはNetflix、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、
ディズニープラス、TELASA、FODプレミアム、Huluの7種類。
ParaviはU-NEXTと統合したので解約し、dTV(現Lemino)は退会、
Apple TV+はプリペイドカードに無料チケットが付いている時にのみ加入している。
Huluはディズニーとのセットプランが出来たためプラン変更して復活。
ネトフリとTELASAはauのネットフリックスプランに含まれていて、アマプラは年会費払いのため、
個別で契約して毎月支払っているのはU-NEXT、ディズニー&Hulu、FODの3種(4種)のみ。




<U-NEXT>

<利用料>
月額2,189円
<オススメ度>
★★★★★

国内独自のサービスとして多くの会員を持つ古参サービスがU-NEXT。
月額は2,189円と今回紹介するサービスの中では高めだが、毎月1,200ポイント(1ポイント1円換算)が付与され
新作映画のレンタルやコミックの購入、劇場鑑賞の値引きなど様々なサービスに充てることが出来る。
ポイントを無駄にさえしなければ、月額は実質900円ほどでコスパはどこよりも高い。

私はU-NEXT内にチャンネルを持っているNHKオンデマンド(月額990円)の支払いに充てている。
NHKのドラマやドキュメンタリーはどれもクオリティが高いので価格分の価値は十分ある。
残った210円は、楽天Payで有料のポイントを買い足して新作のレンタルや有料配信で消化するのがお決まりのパターン。
ポイント消化の選択肢として定番になっている劇場鑑賞券の割引は、
2022年4月から最大手の東宝シネマズも加わり、イオンシネマ、MOVIX、ユナイテッドシネマ、
109シネマズなど国内映画館のほとんどの鑑賞チケットとの交換が可能になった。

2023年7月からは、競合相手であったParaviのコンテンツが加わり
TBSの持つ豊富な国内ドラマ資産、バラエティが大量に追加された。
さらに海外の大手であるHBO Max、Paramount+とのライセンス契約も強化され
国内コンテンツだけでなく、海外サービスの作品もまとめて楽しむことができるようになった。

各作品のページには、出演者はもちろん、監督、脚本、美術、撮影、音楽など
作品に関わったスタッフのデータが網羅されていて、
人物名をクリックするとどこからでも関連作品を引っ張ってくるのは便利。
出演者から、脚本家から、監督から、撮影や音楽まで、
あらゆる角度から関連作品を追うことが出来る優秀なデータベースを持っているのはU-NEXTだけ。
(酷いサブスクだと出演者の記載すら適当だったりする)

1契約で最大4つまでアカウントを作成可能(追加料金不要)で、
アカウントごとに視聴履歴やマイリストを管理できるのも便利。
ただし、年齢制限付きの作品はサブアカウントでは再生出来なかったり一部に難点もある。
iOS版アプリ内から登録した場合は月額料金が割高になってしまうため、新規登録はWeb経由がお勧め。
(*Webで登録してもiOSアプリで動画の視聴に問題はない)
支払いを楽天キャッシュで出来るのも、楽天ユーザーの私には有難い。

「結局サブスクはどこがいいの?」と迷っている方はとりあえずU-NEXTをお勧め。

唯一の懸念は、ユーザーの拡大が影響してか近年サーバートラブルの頻度が少し上がっていること。
扱う作品数が増えれば当然サーバー負担も大きくなり、視聴環境に乱れも生じる。
U-NEXTの場合、ライブ配信や視聴期限のある有料レンタルも行なっていることから
場合によっては取り返しのつかないトラブルに見舞われる可能性もある。
文句のつけようがないからこそ、サーバー管理は万全にしていただきたい。



Amazon プライムビデオ
★Amazon プライム会員 30日間無料(紹介キャンペーンリンク)

<利用料>
Amazonプライム年会費5,900円(月額換算は491円|広告カットは月額390円
<オススメ度>
★★★

ネット最大手のAmazonが提供する動画配信サービス。
新作映画を独占配信したり、準新作をBlu-ray発売前に有料で先行配信したりと
プライム会員向けの特典の域を超え、動画配信サービスとして単独で勝負できるだけの充実ぶりを誇る。
特にアニメの見逃しではdアニメやDMM TVと比較しても引けを取らない充実ぶり。
近年はサブチャンネルの拡充にも力を入れており、FODやTELASAなどの民放運営から
Paramount+のような外資系まで、個別に追加料金を払えばより多くのサービスをプライム内で管理できるようになった。

プライムの年会費は2023年9月に1,000円値上げされ5,900円になったが月額換算は491円とまだ安め。
しかし2025年4月8日から、有料会員でもコンテンツ再生前と本編の間に広告が挿入されるようになり
広告を止めるためには月額390円(年間4,680円)が必要になった。
私が試した35分ほどのコンテンツでは、最初に15秒CMが入り、本編途中にも30秒CMが1本入った。
地上波のテレビに比べればマシと思わなくもないが、もともと無かったサービスにCMが追加されるのは
やはり違和感が大きく、広告により没入度が阻害される不快感もある。
7社契約中の私は毎月390円追加で支払うほど アマプラに依存していないので、もう少し様子見。
評価は前回より★ひとつ下げることとした。



Netflix
<Netflix>

<利用料>
広告付きスタンダード:月額890円(フルHD画質)同時視聴可能数=2
スタンダード:月額1,590円(フルHD画質)同時視聴可能数=2
プレミアム:月額2,290円(UHD・4K)同時視聴可能数=4/空間オーディオ対応
<オススメ度>
★★★

毎年値上げしている印象のNetflixは今や広告付きの最安コースでも月額890円
スタンダードで1,590円、プレミアムは2,290円とついに2,000円台超え
スタンダードを例にとると、この3年ほどで1,200円→1,320円→1,480円→1,590円。
U-NEXTのようにポイントがつくわけでもなく2,000円はさすがに高く感じる。
2024年より離れた家族や友人とのアカウント共有も厳しく管理され
「友達と共有して楽しんで!」と社長自ら宣伝していた初期の面影はすっかり無くなってしまった。
これまではアプリをインストールした端末とChromecastさえあれば
実家でも旅先でもテレビでNetflixを視聴できたのだが、登録されていないテレビが検出されたとのメッセージが出て
追加でアカウントを登録せよと促される。百歩譲って友人間でのアカウント共有を取り締まるまでは理解するが
契約者である私まで自宅以外の場所での視聴を制限されるのは全く納得がいかない。
自営の方であれば店と自宅があろうし、仕事用に自宅とは別にもうひと部屋借りている人もいるはず。
それらの環境を一律に締め出し、同一人物でも使用する場所が違うならその都度契約しろはさすがにぼったくりだろう。

値上げのネガティブなイメージを跳ね返す武器として、
Netflixオリジナルの映画・ドラマにはハリウッドスターが続々出演し
日本オリジナルでも多くの実写ドラマ、映画、アニメが制作されているが
逆に言えばオリジナルコンテンツに興味のない人が選択する理由に乏しい。
(アニメの見逃しはアマプラも同等以上の規模で行なっているためネトフリである必要性が低い)
私の周りでも、ネトフリに関しては「見たいドラマが来た時だけ1ヶ月契約して
一気見したらまた辞める」という意見が多く、劇場鑑賞に近い感覚で利用している人が多いのではないか。



Hulu
<ディズニープラス>

<利用料 単独プラン>
スタンダード:月額1,140円(年額11,400円)
プレミアム:月額1,520円(年額15,200円)
<利用料 Huluとのセットプラン>
スタンダード セットプラン:1,690円(年契約なし)
プレミアム セットプラン:1,990円(年契約なし)
<オススメ度>
単独(ディズニー):★★★
単独(Hulu):★★★
セット:★★★☆


フォックスもマーベルも吸収し、地上波の見逃しやアニメ強化、
そして日本オリジナルコンテンツ制作など、サービス開始当初のディズニー専門サブスクから
総合エンタメサブスクへと変化してきているディズニープラス。
エミー賞を席巻した真田広之主演の大型時代劇「SHOGUN 将軍」。
人喰いの風習がある村に赴任してきた警察官の恐ろしい体験を描く柳楽優弥主演のドラマ「ガンニバル」、
宮藤官九郎脚本の「季節のない街」など、日本制作や日本人が出演するオリジナル作品は総じてクオリティが高い。

料金はアマプラ、ネトフリと同様に値上げの波が押し寄せており、
スタンダードを例にとると700円→990円→1,140円とぐんぐん上がっている。
一括支払いで2ヶ月分お得になる年額プランが廃止されていないのがまだ救い。

2023年7月からはHuluとのセットプランを開始しているが
ディズニープラスの値上げを受けてセットプランも2025年5月1日より価格が改定され
スタンダードセットプランは1,490円→1,690円、プレミアムセットプランは1,740円→1,990円にそれぞれ値上げされる。
Hulu単体契約の場合はPayPayやキャリア決済が利用できるのに対し、
セットプランの支払いはクレカ一択で、支払い面で選択できない方も多そう。

ディズニー作品やマーベル作品に興味がない方からすると優先度は高くない。
お子さんのいる家庭なら最優先だろうが、それ以外の層には意外とリーチしない気がする。
Huluはアプリの使い勝手は向上したものの、単独で他社サービスと互角に渡り合うほどの魅力はなく
ディズニープラスとセットになってようやく他社と横並びになるかどうかといったところ。




<FODプレミアム>

<利用料>
月額976円
<オススメ度>
★★★

2025年4月現在、会社の存続が危ぶまれる事態に陥っているフジテレビ運営の配信サービス。
基本的にフジのドラマ、映画、アニメ、バラエティがメインで、組織構成を反映して海外ドラマは韓国系が多め。
フジが放送権を持っているフィギュアなどはCMカットなしの生配信を行なっていたり
めざましライブなどの音楽イベントを無料で配信したりもしている。
「古畑任三郎」や「王様のレストラン」や「素顔のままで」など、往年のドラマが見られるのは嬉しい。
BGV的に何か流しておきたい時は大抵FODかU-NEXTで昔のドラマを流している。
利用頻度でいえばU-NEXT、FODが私の現在のツートップ。

サービス開始当初は「ヤヌスの鏡」や「東京ラブストーリー」など往年のヒットドラマを
若手キャストでリメイクすることを目玉にしていたが、U-NEXTを除く国内サブスクが総崩れだった
2024年に僅かながらシェアを伸ばした理由は何だろう。ちょっと良くわからない。
「テラスハウス」をNetflixと共同制作し、「東京ラブストーリー」はAmazonと共同制作し、
やることが風見鶏的で、八方美人的に振舞っていることが結果としてFODの魅力を削いでいるようにも思える。

FODの致命的な難点は、放送直後の見逃しを視聴する際に
なぜか有料契約のユーザーもTVerと同様に強制的に広告を見せられること。
これはどうしても納得がいかない。
TVerでフジの見逃しを選択するとFODに飛ばされる変てこりんなシステムのせいで
有料のFODユーザーまでが迷惑を被っている。
TVer経由のユーザーの広告量を倍にしてでも、有料ユーザーの広告は辞めるべき。

U-NEXTやpontaパス(旧auスマートパス)に対抗してか、FODも映画館との連携を2025年から開始。
毎週金曜日にTOHOシネマズの鑑賞料金が2,000円から1,200円になるFODフライデイを新設した。
800円値引きはauマンデイ(1,100円)には負けるものの、金曜日というのが大きなポイント。
金曜は多くの新作映画の公開日でもあり、公開初日から1,200円で映画が観られるのは嬉しい。
TOHOシネマズを良く利用している方は、月1本観るだけでも月額料金がほぼ相殺できる。




<TELASA>

<利用料>
月額990円
<オススメ度>
★☆

auとテレビ朝日の提供する動画サービスがTELASA。
私は現在、auのNetflixプランにおまけとしてTELASAも付いているのでたまたま利用できている。
2025年3月より、月額料金が618円から990円に値上げされた。
公式の発表では「音楽公演やスポーツ等のライブ配信を強化するため」と書かれているが
「そんなことはしなくて良いので600円のままが良かった」という人の方が多いのではないか。
TELASAはポジション的にはdアニメやDMM TVのようなニッチ向けのサービスであり
NetflixやAmazonプライムと肩を並べる料金を取れるようなコンテンツもなければシステムでもない。
仮に今後、auを辞めてUQモバイルやy.u mobile(U-NEXT運営)に乗り換えた場合に
Netflixは単独契約したとしても、TELASAは多分しない。

映画好きにとって唯一のメリットは、値上げ後から映画館での割引サービスを増強していること。

・毎年1回だけ映画を500円で鑑賞できる
・映画をいつでも1,400円で鑑賞できる

以上の2つの特典が受けられるのだが、
対象劇場が「全国のローソン・ユナイテッドシネマ/ユナイテッド・シネマ/シネプレックス」となっており
近畿で調べてみると大津、岸和田、橿原にしかなく、大阪市内の私にはメリットが薄そう。
うーん、良くこの内容で値上げしたな。auが手を引いた途端にどこかの大手サービスに吸収されそう。




<AppleTV+>

<利用料>
月額900円
<無料体験>
1ヶ月
<オススメ度>
★★(単体としての評価、Apple Oneなら★★★★)

Appleが提供する配信サービス。
初期ラインナップから社会派、ドキュメンタリー、キッズ向け、ホラーと
一通りのジャンルを揃えるも、コンテンツの少なさが改善される気配は2025年現在もない。
日本語字幕のつけ方がおかしいのもずっと直らないまま。
監督はアルフォンソ・キュアロンからスピルバーグまで、
出演者もトム・ホランドからビリー・アイリッシュまで
旬のスターから大御所まで抑えてはいるものの、このボリュームで他社と渡り合うのはちょっと厳しい。

Appleはゲーム、音楽、iCloudと全てを統合したサービス「Apple One」を
月額1,200円(個人プラン)で提供しており、AppleTV+もここに含まれているので
TV+単体の900円だと割高だが、MusicとArcade込み1,200円と考えればまぁ納得はできる。
Spotifyを利用中の方が乗り換える先としてはアリかもしれない。
繰り返すが、Apple TV+単独で900円は厳しい。


販売中★Apple ギフトカード(Appleのサービス全般の支払いに)

ちなみにアップルのギフトカードは楽天でも販売中。
楽天で買うとポイント還元が受けられるので、お買い物マラソンやスーパーSALEといった
買い回り店舗数で還元率がアップする機会に買い溜めしておくのがお勧め。




<Lemino>

<利用料>
月額990円
<オススメ度>
(無料プラン)

通信最大手のドコモが誇るサブスクリプションサービス「dTV」が
2023年4月より「Lemino」へと名称変更してシステムも大幅にリニューアル。
利用にはdアカウントが必須なため、始める前に少しの手間がかかるのは覚悟しておくこと。

月額料がdTVのほぼ倍額である990円に値上がりしたのと同時に、広告付きの無料プランも導入した。
一時はAmazonと蜜月だった吉本はパートナーをNTTに乗り換えるつもりなのか
吉本興業とLAPONEの協業で開催していた「PRODUCE 101」のシーズン3を独占配信したり
INIのバラエティやJO1の生配信ライブ、M-1放送直後の舞台裏バラエティをLemino独占コンテンツとして配信している。
2024年8月からは、JO1・INI・DXTEEN・ME:I、IS:SUEのLAPONE所属アーティストが登場する
オリジナルコンテンツがプレミアム会員向けに配信中(一部無料もあり)。

吉本が積極的なことを除けばコンテンツはまだまだこれからといったところで
リニューアルから2年経っても未だに画質が急に劣化したり配信の途中で止まったり
基本的な環境が整っていないのは致命的を通り越して呆れる。
少しずつでもマシになっていれば良いのだが、その気配すらないのはどういうことなのか。
無料プランのユーザーが視聴可能なコンテンツも少なく
「お!」と思ってクリックするとプレミアム誘導だらけで正直無料では使い物にならない。
プレミアム会員への導線の引き方を間違えている。

配信サービスはコンテンツ数より何より、まずは快適であるべき。
YouTubeやAbemaがあるのだから、無料だから落ちたり止まったりも仕方ないとは言わせない。
サービス開始から2年を迎えても未だにβ版のまま。
吉本(ラポネ)はさっさと見切りをつけてU-NEXTあたりに乗り換えて欲しい。
シェアの推移からしても、Leminoは泥舟。




新規登録受付中★DMMプレミアム アニメ・エンタメ見放題 今なら実質3ヶ月無料
新規登録受付中★DMM×DAZNホーダイ

<利用料>
月額550円(DAZNホーダイは3,480円)
<オススメ度>
・・・・・

DMM TVを見るためにはまずDMMプレミアムに加入、という段階で
既に初心者を遠ざけてしまっている気がするのだが、dTVが値上げしたこともあり月額550円は単独支払いで言えば最安値。
DAZNホーダイは2024年3月より月額で500円上がってしまったが、DAZNの単体契約よりも安い。
DMMの隠れた売りは大人向けのコンテンツ=FANZAも含まれていることで
そちら方面に期待している方ならば月額550円は超激安。(実はU-NEXTにもアダルトチャンネルあり)
アニメの配信サービスにおいてはdアニメを上回る国内最高を謳っていることから
『アニメかエロが好きならDMM』という選択肢はありそう。
私は未契約なので評価はつけずにおく。



★しのびんのほしいもの&いつか買うリスト


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2 コメント

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Unknown (sws2)
2025-04-10 18:39:00
火曜から始まったAmazonプライムの広告挿入
せめてAIを使用して視聴者の好みに合わせた広告を
挿入すればまだ我慢できるのですが全く興味が無い物や嫌いな物を挿入されると忍さんの仰るように
没入度が阻害されて不快感半端ないです。(怒)
それと自分なら広告停止に毎月390円払うならあと160円出してDMMTVに加入しますね。(苦笑)
返信する
sws2さん ()
2025-04-11 17:30:38
こんばんは。

>せめてAIを使用して視聴者の好みに合わせた広告を挿入すれば

レコメンドは視聴履歴から取っているわけですし
Amazonアカウントの購入履歴も追えば
CMの内容はまぁまぁ合ったものを出せそうなんですけどね。

>広告停止に毎月390円払うならあと160円出してDMMTVに加入しますね。(苦笑)

ほんとだ!(笑)
そう考えるとDMM TVは安いですね。
返信する

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