忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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その「困惑」は本心かポーズか

2005年06月17日 | 業界四方山話
PSPに成人向けソフト ソニー困惑

>SCEは「望ましいことではないが、発売を止める権限はない」と困惑している。

私が興味あるのは、何故「急に困惑し始めたのか」である。
(ちなみに日経ではSCEのコメントのみを伝えている。)
コメント欄で指摘していただいたように
この「困惑」という表現は引用元である毎日新聞独自の判断かとも思うが
いずれにせよ「望ましいことではない」と言ったことに変わりはなく、
参入メーカーに失礼ではないかという考えも変わらない。

アダルト投入を揶揄した記事を載せておいて
今度は「ソニー困惑」の記事を引っ張ってくる
YAHOO!のやり方もどうかと思うが、
暴力的なゲームソフトに対する風当たりが強まる中、
猥褻まで追加されては印象真っ黒である。
本心はどうあれ、
SCEとしてはこう言わざるを得なかったのかも知れない。

私はアダルトソフトのリリースは賛でも否でもない、
「どっちでもどうぞ、私は買いませんけど」という考えであり、
PSPのアダルトソフト投入自体に問題があるとは思っていない。
PCは持っていてもエロゲーは買わないという人が
世間的には圧倒多数であるのと同じである。
そもそも、PSPは「ゲーム機ではない」のではなかったのか。
SCEがPSPやPS3で「脱・ゲーム機」を目指しているのなら、
これぐらいのことで怯んでいては埒が明かないと思うが。

「ええ、出ますよ。マルチメディアマシンですから当然です」
ぐらい言ってみろ。

と、上の部分の言葉がどうもお気に召さない方もいたようだが、
「喧嘩番長」プレイ中の私としては
嶋大輔や山下真司のような雰囲気で読んで欲しかったのだが
字面通りにしか受け取られなかったようで残念だ。
コメント (70)
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