忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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今年末、GCが面白い(ドンキー編)

2004年10月24日 | 作品紹介(ゲーム)

■GC:「ドンキーコング ジャングルビート(単品)」

■GC:「ドンキーコング ジャングルビート(タルコンガ同梱版)」

「ドンキーコング ジャングルビート」は、
ナムコとの共同開発で発売された「ドンキーコンガ」に同梱されていた
「タルコンガ」をコントローラーに見立てたアクションゲーム。
任天堂東京が開発を手掛けた初めての作品でもある。
まず目を引いたのが、オープニングからタイトルが表示されるまでの間に
「走る」「跳ぶ」「叩く」など、一通りの操作を把握出来てしまうことだ。
独特の操作法を採用していながら、動作のひとつひとつが理に適っている上に
(タルコンガなので当たり前なのだが)使用するボタンは基本的にたったの二つ。
ドンキーというキャラクターとボタンを連打するという原始的な動作がぴったりマッチしている。
システムはSFC版「スーパードンキーコング」のようなアクションだが、
操作形態が変わっただけで全く新しい楽しさを生むことに成功している。
グラフィックもGCでは最高峰のレベルだと思う。

普通にプレイしているだけで充分楽しいが、
テクニックを駆使すれば華麗な魅せるプレイも可能だ。
「ヒットラーの復活」「アルマナの奇跡」「海腹川背」あたりのアクションが好きな
バリバリのゲームジジィ(←もちろん私を含む)にもお勧めしてみたい。

「グラフィックや容量がゲームを進化させるのではない。
 新しいアイディアと新しいデバイスがゲームを進化させるのだ」

DSの発表会で任天堂が流したVTR中に使われていた言葉だ。
FCで十字キー、64で3Dスティック、DSでタッチパネル、
ハードの進化と共にデバイスにもこだわってきた任天堂ならではの言葉と言える。
「ジャングルビート」は、そんな任天堂だからこそ生まれてきたソフトかも知れない。

タタコンのような専用コントローラーを
全く違うジャンルの作品に再利用するという考え方は、
複数の音ゲーを出していながらその都度専用コントローラーを用意させ、
後はアペンドディスクでお茶を濁すようなメーカーには予想もつかないだろう。

唯一難点を挙げるとすれば、
タルコンガ同梱版の6800円は仕方ないとして、単品でも5800円することだ。
タルコンガを所有しているユーザーのことを考えて4800円にして欲しかった。

*なお、開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 数分のプレイによる第一印象であることを断っておく。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ドンキーコング ジャングルビート
    機種:ゲームキューブ
  メーカー:任天堂 
   発売日:2004年12月16日
    価格:5800円(ソフト単品・税込)
       6800円(タルコンガ同梱版・税込)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント (8)
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